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WSCOPE、MSOL、鎌倉新書など

2024/3/15 15:25 FISCO
<1605> INPEX 2206 +94大幅続伸。鉱業・石油セクターが業種別上昇率上位になるなど、本日は同社を始め石油関連株に人気が向かっている。原油相場の上昇が背景となっており、前日のNY原油相場で4月物WTI価格は1.9%高の81.26ドルにまで上昇、4カ月ぶりの高値水準ともなっている。IEAが発表した3月の石油市場リポートにおいて、2024年の石油需給見通しが前月までの供給過剰から一転して供給不足になるとの予測が示されている。 <4194> ビジョナル 8860 -330大幅続落。前日に上半期決算を発表、営業利益は97.9億円で前年同期比68.1%増となった。11-1月期は48.3億円で同2.3倍と増益率は拡大、30億円程度のコンセンサスも上回る。上半期は上振れたものの、広告宣伝費の下半期シフトにより、通期計画は160億円で据え置き、決算内容はポジティブとみられるが、本日は中小型グロース株の地合いが弱い中、通期予想据え置きもあって短期的な出尽くし感が先行。 <4666> パーク24 1687.5 -104.5大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は86.2億円で前年同期比2.4%増、会社計画の76億円は上振れたものの、95億円程度の市場コンセンサスには未達。モビリティや国内駐車場は会社計画上振れも、海外駐車場は豪州の回復遅延などにで下振れた。海外ではインフレによるコスト上昇の影響も大きかったようだ。今期のコンセンサスは会社計画を上回るため、微増益にとどまった決算をマイナス視。 <5032> ANYCOLOR 2451 -689一時ストップ安。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は90.4億円で前年同期比20.4%増となった。ただ、11-1月期は26億円で同20.0%減と減益に転じており、ネガティブな反応が優勢となった。NIJISANJI ENは前年同期に特定商材が大きく貢献した反動で減収、「にじさんじフェス」関連の費用が想定以上に大きかったことなどで利益率も悪化した。なお、売上高は会社計画通りの着地と。 <9025> 鴻池運輸 2058 +242急伸。従業員による不正行為発覚などで遅延していた第3四半期の決算を前日に発表、累計営業利益は133億円で前年同期比22.9%増となり、通期予想は従来の143億円から164億円、前期比23.8%増に上方修正している。空港関連で国際旅客便復便率が想定を上回ったほか、鉄鋼・エンジニアリング関連ではスポット作業を獲得できたもよう。業績上振れに伴い、年間配当金も従来計画の51円から62円にまで引き上げ。 <7033> MSOL 2345 -500ストップ安。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は3億円で前年同期比38.2%増と2ケタ増益スタートになっている。ただ、通期計画の35億円に対する進捗率は8.7%にとどまっており、ネガティブな反応が先行する形に。なお、今24年12月期は決算期変更のため14カ月決算となるが、23年11月から24年10月までの会社側見込み数値と比較しても、進捗率は10.1%の水準である。 <3856> エーバランス 2814 +500ストップ高比例配分。過年度決算の訂正とともに、遅れていた上半期の決算を前日に発表している。上半期営業利益は101億円で前年同期比2倍の水準となっている。第1四半期46.8億円に対して、10-12月期も53.7億円と高水準の利益計上が続く形に。売上高は減少も、セル工場稼働やVSUNの生産効率向上によるコスト低減が背景。通期計画158億円に対する高進捗からの業績上振れを意識する展開に。 <6619> WSCOPE 578 -150ストップ安。前日に24年1月期の決算を発表、営業利益は38.7億円で前期比50.6%減となり、従来計画の55億円を大きく下回る着地になっている。車載用電池向けセパレータの一部モデルにおける単価下落、電動工具の電池需要の落ち込み、新規事業であるイオン交換膜の売上計上ずれ込みなどが背景。25年1月期は40億円で同3.5%増と増益を見込むが、前期の従来計画水準を大きく下回っている。 <6184> 鎌倉新書 700 +100ストップ高。前日に24年1月期決算を発表、営業利益は8.2億円で前期比18.9%増となった。計画の8.6億円は下振れたものの、第3四半期までは減益であったため、ポジティブに捉える動きが先行。また、25年1月期は11億円、同34.8%増と増益率拡大予想となっている。さらに、中期計画を発表、数値目標としては27年1月期営業利益25億円などを掲げており、業績成長への期待があらためて高まる状況にも。 <4936> アクシージア 763 -95急落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は6.1億円で前年同期比33.6%減となり、通期予想は従来の24億円から7.4億円、前期比61.0%減にまで下方修正している。中国の経済成長鈍化や、ALPS 処理水放出に伴う日本化粧品回避の動きなどの影響を受け、化粧品の販売減少が続くことが予想されるとしている。また、シェア回復のための広告宣伝費を今後積極的に投下予定であるともしている。 《ST》
関連銘柄 10件
1605 東証プライム
2,008.5
11/1 15:00
-5(%)
時価総額 2,785,121百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
3856 東証スタンダード
899
11/1 15:00
-11(%)
時価総額 15,015百万円
太陽光パネル製造事業が主力。太陽光発電所の自社保有等を行うグリーンエネルギー事業、IT事業、光触媒事業も手掛ける。太陽光セル等の内製化図る。太陽光パネル製造事業ではグローバルサプライチェーンを強化。 記:2024/07/08
4194 東証プライム
8,078
11/1 15:00
-155(%)
時価総額 320,228百万円
会員制転職サイト「ビズリーチ」、採用管理や勤怠管理等の「ハーモス」を運営。国内最大級の求荷求車サービス「トラボックス」等も。ビズリーチの累計導入企業数は2万8900社超。ハーモスは売上が順調に拡大。 記:2024/05/10
4666 東証プライム
1,889
11/1 15:00
-22(%)
時価総額 323,110百万円
時間貸駐車場「タイムズパーキング」、月極駐車場の運営を行う。英国、豪州などにも進出。モビリティサービス「タイムズカー」の提供等も。国内タイムズパーキング件数は1.8万件超。モビリティ事業は会員数が順調増。 記:2024/10/07
4936 東証プライム
548
11/1 15:00
-14(%)
時価総額 13,792百万円
目元ケア、フェイスケアの基礎化粧品等の販売を行う。美容ドリンク等の美容サプリメントも。「AGTHEORY」、「AXXZIA」が主力ブランド。中国EC販売が柱。中計では26.7期売上高170億円目標。 記:2024/05/17
5032 東証プライム
2,163
11/1 15:00
-12(%)
時価総額 134,800百万円
VTuberグループ「にじさんじ」の運営が主力。英語圏におけるVTuberビジネス「NIJISANJI EN」等も手掛ける。29歳以下のユーザーが多い。ANYCOLOR ID数は119万アカウント超。 記:2024/05/12
6184 東証プライム
519
11/1 15:00
-4(%)
時価総額 20,229百万円
終活関連サイト運営会社。葬祭やお墓、仏壇、相続等のポータルサイトを運営。月刊「仏事」の出版等も行う。主力サイトが堅調。いい相続、いい介護事業等の順調な成長が寄与。提携自治体も拡大。 記:2024/05/21
6619 東証プライム
356
11/1 15:00
-4(%)
時価総額 19,630百万円
リチウムイオン二次電池用セパレータの製造、販売を行う。イオン交換膜事業等も手掛ける。売上構成比は車載向けが6割超。欧米、アジア地域のEV用電池メーカーなど新規顧客開拓図る。製品競争力の強化等にも注力。 記:2024/07/28
1,820
11/1 15:00
-95(%)
時価総額 30,545百万円
プロジェクト・マネジメント・オフィス(PMO)サービスが主力のマネジメント専門企業。マネジメントコンサル、プロジェクトマネジメント実行支援等を行う。支援実績は年間960件超。積極的な新規採用進める。 記:2024/05/08
9025 東証プライム
2,447
11/1 15:00
-64(%)
時価総額 139,362百万円
総合物流企業。1880年創業。食品、鉄鋼、化学など製造業向け請負、物流業務、流通加工業務、国際物流等を手掛ける。日本製鉄等が主要取引先。適正単価の収受、業務効率化進める。31.3期営業利益250億円目標。 記:2024/06/24