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日東精工、FPG、大紀アルミなど

2023/9/28 15:38 FISCO
<4465> ニイタカ 2087 +116大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は2.9億円で前年同期比19.2%減となった。ただ、原材料価格上昇の影響などで、前期の四半期ベースの営業利益は3.6億円、2.5億円、1.5億円、1億円と縮小傾向が続いたため、目先のボトムアウトが意識される状況となったようだ。据え置きの通期計画に対する進捗率は28.8%と順調、株価も安値圏にあったことで、見直しの動きへとつながったようだ。 <9716> 乃村工芸 944 +42大幅続伸。前日に業績予想の上方修正を発表。上半期営業利益は従来予想の12.5億円から22億円に通期では41億円から43億円に引き上げた。都市再開発に伴う大型商業施設の施工を手掛けた複合商業施設市場や、ホテル等の新装・改装を多数手掛けた余暇施設市場における売上が堅調に推移したもよう。実質下半期下方修正の通期予想は保守的で、一段の上振れも想定できるとの見方に。 <6082> ライドオンE 1033 +31大幅続伸。前日に業績予想の上方修正を行った。上半期営業利益は従来予想の0.3億円から2.8億円に、通期では6.2億円から9.1億円に引き上げた。価格改定効果などによって、店舗の原価率及び人件費率などが改善しているもよう。株価が安値圏にある中で、見直しの動きが優勢となったようだ。なお、プライム適合基準未達によりスタンダード市場への選択申請を行っている。 <6905> コーセル 1252 +54大幅反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断「バイ」を継続し、目標株価を1700円から1900円に引き上げた。半導体部品等の調達状況改善、部品実装及び組立能力の拡充による供給能力の増強、新製品開発能力の強化及び地域別市場深耕戦略などで中長期的な成長性が高まっていると評価。24年5月期営業益は会社計画53.9億円を上回る69億円と予想、26年5月期には成長が再加速すると見込む。 <5110> 住友ゴム 1677.5 +39大幅続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も1250円から2100円に引き上げている。構造改革進行などでタイヤ業界の不安要素を吸収可能と見ているもよう。米国工場も25年の収支均衡の確度が高まりつつあると判断しているようだ。株価は上昇してきているが、市場コンセンサスを上回る利益成長期待を考慮すると依然評価不足との見方。 <7148> FPG 1341 -145大幅反落。9月末の配当権利落ち日を迎えて処分売りの動きが優勢となった。同社は9月末一括配当で、9月末の株主に対して65.6円の配当を計画している。前日終値をベースにすると、配当利回りは4.4%の水準で、足元では権利取りの動きなども強まっていたようだ。また、1000株以上を1年以上保有する株主には2000円分のクオカードを贈呈する株主優待も行っているが、優待制度は今期を最後に廃止する方針。 <5702> 大紀アルミ 1321 -159急落。前日に業績予想の下方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の42億円から24億円、前年同期比77.7%減に、通期では103.7億円から38.1億円、前期比72.3%減に減額。マージン縮小による粗利益率の低下が主因のもよう。下半期も海外拠点を中心にマージンの縮小傾向が続くとみているようだ。想定以上に大幅な下方修正幅がネガティブなインパクトにつながっている。 <5957> 日東精工 597 +45大幅高。資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応策を発表。財務戦略として、中期経営計画期間を対象に1株あたり18円を下限とした配当維持または増配を行う累進配当の導入、余剰資金の変動に応じた機動的な自己株式取得の実施などを掲げ、株主還元策の一層の拡充期待などが高まった。なお、2月14日公表の中期計画では、26年3月期営業益51.6億円、ROE9.0%以上などの数値目標を掲げた。 <7545> 西松屋チェ 1614 +41大幅反発。前日に上半期決算を発表、営業利益は67.4億円で前年同期比0.6%増となり、従来計画の70億円を下回る着地になっている。ただ、月次動向から売上高の下振れは想定されており、下振れ決算もあく抜け感につながる形のようだ。第1四半期の同5.4%減からは増益に転じてもいる。また、中間期末配当金は13円計画から14円に引き上げ、22.7万株、3億円を上限とする自社株買いの実施も発表している。 <3677> システム情報 894 +131ストップ高比例配分。前日にMBOの実施を発表している。投資会社であるベインキャピタル系の合同会社BCJ-75が1株930円でTOBを実施する。TOB価格は前日終値に対して21.9%のプレミアムとなっている。TOB期間は9月28日から11月10日まで。株式の非公開化を目的としており、TOB完了後は上場廃止となる見込み。TOB価格への完全サヤ寄せを目指す動きとなっている。 《ST》
関連銘柄 10件
3677 東証プライム
926
2/6 15:00
±0(%)
時価総額 21,920百万円
ソフトウェアの受託開発が主力。品質・開発管理に強み。昨年9月にMBO実施とTOB開始(TOB価格930円)を発表。非上場化で人材・組織基盤の強化などを遂行へ。TOB成立し、同社株は2月7日付で上場廃止に。 記:2024/01/14
4465 東証スタンダード
2,002
12/20 15:30
-18(%)
時価総額 11,898百万円
業務用洗剤や固形燃料、除菌剤等を手掛けるケミカル事業が主力。乳酸菌発酵食品等のヘルスケア事業も展開。固形燃料で国内トップシェア。ケミカル事業では感染対策用製品を拡販。新製品開発、新業態開拓などに注力。 記:2024/10/24
5110 東証プライム
1,756.5
12/20 15:30
+4.5(%)
時価総額 462,035百万円
1909年創業の大手タイヤメーカー。兵庫県神戸市に本社。「DUNLOP」ブランドなどを展開。ゴルフクラブ等のスポーツ用品、制振ダンパー等の産業品も手掛ける。高機能商品の開発・増販等で競争力の強化を図る。 記:2024/10/14
5702 東証プライム
1,021
12/20 15:30
-14(%)
時価総額 44,545百万円
1922年創業のアルミニウム二次合金メーカー。合金事業や原料事業、ダイカスト事業等を展開。生産量は世界トップクラス。大手自動車メーカーなどが主要取引先。新生産システムの構築、原料の自力回収力の強化図る。 記:2024/10/24
5957 東証プライム
615
12/20 15:30
-7(%)
時価総額 24,591百万円
工業用ファスナーが主力。1938年設立。京都府綾部市に本社。自動ねじ締め機や搬送コンベア、流体計測機器等も手掛ける。地盤調査機「ジオカルテ」で高シェア。CASE関連向け高付加価値製品の拡販などに取り組む。 記:2024/11/12
997
12/20 15:30
-2(%)
時価総額 10,886百万円
宅配寿司首位。宅配寿司「銀のさら」、宅配御膳「釜寅」等の運営を行うライドオンエクスプレスを中核とする持株会社。FC含む店舗数は760店舗超。25.3期は増益計画。不採算店舗等の整理による収益改善見込む。 記:2024/07/02
6905 東証プライム
1,091
12/20 15:30
-44(%)
時価総額 44,934百万円
電源、ノイズフィルタメーカー。富山県富山市に本社。ユニット電源、オンボード電源、ノイズフィルタ等の製造・販売を行う。標準電源で国内シェアトップクラス。訪問営業による拡販、重点顧客への提案活動等に注力。 記:2024/10/05
7148 東証プライム
2,749
12/20 15:30
-31(%)
時価総額 234,776百万円
独立系金融サービス企業。航空機や船舶、コンテナを対象とするリースファンドの組成、不動産小口化商品の販売等を行う。リースファンド好調。不動産小口化商品も伸長。海外不動産の組成も。配当性向50%目安。 記:2024/10/18
7545 東証プライム
2,236
12/20 15:30
-9(%)
時価総額 155,601百万円
ベビー用品や子供衣料、マタニティグッズ、育児用品等の専門店を全国展開。出店はロードサイド中心。低価格PB商品の開発に注力。1120店舗展開。オンラインストアは売上堅調。海外向け卸売も拡大。IT化で効率化。 記:2024/10/04
9716 東証プライム
847
12/20 15:30
-14(%)
時価総額 101,553百万円
ディスプレイ業界最大手。1892年創業。取引顧客数は2900社超。年間プロジェクト受託数は1万5000件超。東京ミッドタウン日比谷などで実績。大型プロジェクトが進行中。26.2期営業利益85.8億円目標。 記:2024/10/29