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ノバレーゼ、T&KTOKA、エーバランスなど

2023/8/18 15:25 FISCO
<6857> アドバンテス 18480 +280大幅反発。同社のほか、レーザーテックや東エレクなど、半導体製造装置関連は総じて買い優勢の展開に。半導体製造装置世界最大手の米アプライドマテリアルズが前日に5-7月期の決算を発表、売上高は1%減の64億2500万ドルで、市場予想を上回った。また、8-10月期売上高見通しは61.1億ドル-69.1億ドルとし、こちらも市場予想を上回った。株価時間外取引で一時約2%上昇、国内関連銘柄に好影響を与えた。 <3073> DDグループ 1478 +62大幅反発。前日に7月の月次動向を発表。既存店売上高は前年同月比29.4%増となり、5月の同21.4%増、6月の同16.2%増から増収率は拡大した。客数が同21.2%増加し、客単価も同6.7%上昇した。飲食事業が同33.3%増、アミューズメント事業が同18.8%増と、ともに2ケタ成長を継続。7月までの5カ月間累計で全社売上高は前年同期比24.9%増となっており、一段の業績上振れも意識された。 <4553> 東和薬品 2418 +127大幅続伸。厚生労働省ではジェネリック医薬品について金額ベースの普及目標を新設すると伝わった。23年度中にも定めるもよう。数量面での政府目標「シェア80%」に対し、22年9月時点の後発薬のシェアは79%とほぼ目標に達した一方、売上金額ベースでは21年時点で41%にとどまっている。金額を重視した使用促進策に転換することで、ジェネリック薬の一段の市場拡大が期待された。サワイグループも買い優勢に。 <8999> グランディ 582 +10続伸。発行済み株式数の5.9%に当たる180万株を上限とする自己株式の取得実施を発表。本日の立会外取引によって買付の委託を行い、取得金額は上限で10億円強となるもよう。創業者からの保有株一部売却打診に対し、当社株式需給への短期的な影響を緩和し既存株主への影響を軽減するとともに、将来の機動的な資本政策遂行などの観点を取得目的としている。直接的な需給インパクトは限定的も1株当たりの価値向上に。 <7011> 三菱重 7576 +125反発。みずほ証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も5200円から10000円に引き上げている。脱炭素や防衛といった社会の変革が求められる領域で継続的に主要な役割を果たしていく存在と評価。また、短期的には民間航空機の本格的な回復に伴い、関連事業の業績回復も期待できるとしている。息の長い話題を有していることで、株価は上昇しているものの、さらなる再評価が進んでいくと判断のようだ。 <9160> ノバレーゼ 382 +25大幅反発。前日に決算説明会が開催されているもよう。14日に上半期決算を発表し、大幅減益決算が嫌気されてその後の株価は急落する状況になっていたが、説明会を受けて見直しの動きが進んでいるもよう。とりわけ、23年12月末を基準日として株主優待制度を導入予定としており、材料視されているもようだ。新規開業施設の本格稼働や単価アップ、一般飲食の販促強化などで通期増収増益を目指すともしている。 <4636> T&KTOKA 1361 +300ストップ高比例配分。投資会社ベインキャピタル系のBCA-74が全株式の取得を目的としてTOBを実施すると発表している。同社ではTOBに対する賛同の意見を表明している。TOB価格は1400円で前日終値に対して32%のプレミアムとなっており、TOB価格にサヤ寄せを目指す動きとなっている。24年1月上旬をめどにTOBの開始が計画されているもよう。 <3405> クラレ 1537.5 +50.5大幅反発。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価も1460円から1880円に引き上げた。中核事業のビニルアセテートが堅調推移見込める中、光学用ポパールフィルムの需要回復、「エパール」の安定的な利益成長も期待できるとしている。また、市場では、同社の活性炭事業の成長性を過小評価しているとも指摘。今期以降の業績予想をそれぞれコンセンサス上振れ水準に上方修正。 <5191> 住友理工 960 +41大幅続伸。東海東京証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も650円から1250円にまで引き上げている。各国拠点揃っての全社的な回復に対する確信が得られる時期が到来したと見ているもよう。増産やコスト高も落ち着いているほか、顧客による価格改定も進捗しており、収益への下方圧力が今後緩和していく見込みとしている。来期、再来期も2ケタの利益成長を見込んでいる。 <3856> エーバランス 6920 +1000ストップ高比例配分。23年6月期の決算発表を8月21日に延期する予定と14日に発表していたが、前日には発表日を18日に前倒しすると発表している。決算数値の確定に時間を要していることを発表延期の要因としていたが、想定よりも早く精査が完了したもよう。決算発表延期を発表した後、短期間で株価は一時35%の下落となっていたことで、過度な警戒感後退によるリバウンドの動きが優勢に。 《ST》
関連銘柄 10件
3073 東証プライム
1,416
12/24 15:30
+4(%)
時価総額 26,132百万円
ダイヤモンドダイニング、エスエルディー、湘南レーベル等を傘下に収める持株会社。飲食・アミューズメント事業、ホテル・不動産事業を展開。飲食事業では新規出店店舗が業績貢献。26.2期売上高400億円目標。 記:2024/10/20
3405 東証プライム
2,238
12/24 15:30
+3.5(%)
時価総額 794,186百万円
化学メーカー大手。1926年創業。ポバール樹脂などビニルアセテート部門が柱。光学用ポバールフィルム、ガスバリア材「エバール」などで世界トップシェア。米国における活性炭製造設備等の早期安定稼働を図る。 記:2024/07/29
3856 東証スタンダード
658
12/24 15:30
-2(%)
時価総額 11,799百万円
太陽光パネル製造事業が主力。太陽光発電所の自社保有等を行うグリーンエネルギー事業、IT事業、光触媒事業も手掛ける。太陽光セル等の内製化図る。太陽光パネル製造事業ではグローバルサプライチェーンを強化。 記:2024/07/08
4553 東証プライム
3,220
12/24 15:30
+150(%)
時価総額 165,882百万円
大手ジェネリック医薬品メーカー。大阪府門真市に本社。循環器、神経系の製品構成比率が高い。生産能力は140億錠。ラインナップ数は740品目超。販売体制の最適化図る。26年度中に年間生産能力175億錠目指す。 記:2024/11/11
4636 東証プライム
1,405
4/24 15:00
±0(%)
時価総額 31,843百万円
UVインキ国内トップ。パウダーレスインキやEB硬化型インキ、機械製品、機能性樹脂製品も展開。大手と双璧の技術力に強み。電子線硬化型インキにも注力。電気・電子材料や土木・建築用途が伸長し3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/29
5191 東証プライム
1,634
12/24 15:30
-36(%)
時価総額 170,006百万円
防振ゴムやホース等の自動車用部品が主力。1929年創業。住友電工傘下。自動車用防振ゴムは世界トップシェア。自動車用ホースは国内トップシェア。生産性改善は進展。自動車用品は電動化などの新製品開発に注力。 記:2024/11/08
6857 東証プライム
8,935
12/24 15:30
-65(%)
時価総額 6,845,470百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
7011 東証プライム
2,216
12/24 15:30
-10.5(%)
時価総額 7,476,004百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
8999 東証プライム
572
12/24 15:30
+2(%)
時価総額 17,631百万円
用地を仕入れて分譲住宅を建築・販売。中古住宅販売やリフォームにも注力。地盤の北関東から南関東に進出。不動産販売は伸び悩む。建設費の高騰も重し。不動産賃貸が好調。賃貸オフィス等の高稼働、パーキング事業も堅調。 記:2024/08/21
9160 東証スタンダード
336
12/24 15:30
-3(%)
時価総額 8,400百万円
婚礼プロデュース、婚礼衣裳のレンタル・販売、婚礼会場でのレストラン営業などを行う。リゾート型ゲストハウスなどを自社運営。TKPと資本業務提携。25年春、静岡市駿河区に貸し切り型婚礼施設を開業予定。 記:2024/08/02