マーケット
11/1 15:15
38,053.67
-1,027.58
42,052.19
+288.73
暗号資産
FISCO BTC Index
11/3 4:38:25
10,637,050
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

米大型テック株の予想を上回る決算が支援材料

2024/10/30 8:46 FISCO
*08:46JST 米大型テック株の予想を上回る決算が支援材料  30日の日本株市場は、こう着ながら買い優勢の相場展開になりそうだ。29日の米国市場はNYダウが154ドル安、ナスダックは145ポイント高だった。9月の米雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が予想以上に減少し、労働市場の冷え込みや景気減速を警戒した売りが先行した。ナスダックは主要ハイテク企業決算への期待を受けた買いが押し上げ、終日堅調に推移し最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比200円高の39170円。円相場は1ドル153円20銭台で推移している。  日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い優勢の展開から始まりそうだ。米国では景気減速への警戒から景気敏感株が売られたほか、住宅指標の弱さを受けて、住宅関連が弱かった。一方で、ハイテク株は決算期待からの先回り買いから堅調推移となった。また、アルファベットは取引終了後に7~9月期決算を発表しており、決算評価から時間外取引で買われている。足もとでは大型テック株の予想を上回る決算が相次いでおり、東京市場においては指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうだ。  日経平均株価は衆議院選挙で与党の過半数割れを受けて売りが先行したものの、その後の急速な切り返しをみせており、昨日も300円近い上昇となり、高値で引けていた。急ピッチの上昇に対する過熱感は警戒されやすいところであるが、直近2日間の上昇については、政治リスクを織り込む形で積み上がっていた売りポジションを買い戻す動きと考えられる。米大統領選挙を控えているほか、決算発表が本格化するなかで積極的な買いは手控えられていると考えられ、2日間で1000円近く上昇したものの、大きく買いに傾いている需給状況ではないだろう。  引き続き積極的な買いは限られるものの、米ハイテク企業の好決算が続いているなか、ややリスク選好に向かわせやすいところである。そのため、足もとで調整が続いていたハイテク株などには、押し目狙いの買いが入りやすいと考えられる。また、決算については先回り的な動きは限られていることもあり、結果を受けたアク抜けの動きが強まりやすいとみられる。  なお、昨夕決算を発表したところでは、KIMOTO<7908>、イチカワ<3513>、四国電力<9507>、日電子<6951>、カバー<5253>、田岡化学工業<4113>、日化学産<4094>、NEC<6701>、FFE&C<1775>、ムサシ<7521>、亀田菓<2220>、タカラトミー<7867>などが注目される。 《AK》
関連銘柄 12件
1775 東証スタンダード
6,510
11/1 15:00
+1,000(%)
時価総額 58,766百万円
富士電機E&C、古河総合設備、富士電機総設が統合した総合設備企業。プラントや送電設備、電気設備、情報通信、空調設備等の設計や施工を行う。クリーンエネルギー関連等にリソース注ぐ。価格転嫁を促進等も図る。 記:2024/05/10
2220 東証プライム
4,320
11/1 15:00
-115(%)
時価総額 96,418百万円
国内最大の米菓メーカー。「亀田の柿の種」や「ハッピーターン」で知名度。長期保存食や植物性代替肉なども手掛ける。31.3期売上高1400億円目標。国内米菓事業ではミライベイカの構成比率の上昇を図る。 記:2024/06/03
3513 東証スタンダード
1,573
11/1 15:00
-15(%)
時価総額 7,813百万円
抄紙用フエルトやスレート用フエルト、抄紙用ベルト、工業用フエルト等の製造・販売を行う。シュープレス用ベルトで高シェア。王子製紙などが主要取引先。生産体制の最適化で抄紙用フエルトのコスト競争力の強化図る。 記:2024/06/11
4094 東証スタンダード
1,420
11/1 15:00
-18(%)
時価総額 29,366百万円
無機金属化合物、有機金属化合物の開発・製造等を行う薬品事業が主力。防火通気見切縁や外装・エクステリア製品等を手掛ける建材事業も。薬品事業は低コスト体質化推進。建材事業は住宅建材以外への取り組みを強化。 記:2024/08/01
4113 東証スタンダード
919
11/1 15:00
-31(%)
時価総額 13,270百万円
医・農薬中間体や電子材料等の精密化学品、加工樹脂やワニス等の樹脂添加剤が柱。1919年創業。接着剤やゴム薬品の機能材、化学分析受託事業も手掛ける。注力する光学樹脂レンズ用モノマーは高機能化などを進める。 記:2024/10/09
5253 東証グロース
2,094
11/1 15:00
+176(%)
時価総額 127,994百万円
VTuberプロダクション「ホロライブプロダクション」を運営。在籍VTuber数は80超。知名度やファンコミュニティに強み。音楽起点の商品、サービスを拡充。ロサンゼルス・ドジャースとコラボ企画を実施。 記:2024/08/13
6701 東証プライム
12,655
11/1 15:00
-580(%)
時価総額 3,452,917百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6951 東証プライム
5,685
11/1 15:00
-131(%)
時価総額 292,965百万円
電子光学機器、分析機器、計測検査機器を手掛ける理科学機器メーカー。1949年設立。電子顕微鏡で世界トップシェア。産業機器、医用機器なども展開。理科学・計測機器事業は電子顕微鏡を中心に引き合い順調。 記:2024/10/14
7521 東証スタンダード
1,676
11/1 15:00
-10(%)
時価総額 13,324百万円
情報・印刷・産業システム機材が主力。1946年創業。金融汎用・選挙システム機材、紙・紙加工品等も。選挙システム機材で国内トップシェア。業務用ろ過フィルターは販売順調。デジタル非破壊検査機器の販売等に注力。 記:2024/09/02
7867 東証プライム
4,098
11/1 15:00
+35(%)
時価総額 389,273百万円
大手玩具メーカー。1924年創業。トミカ、プラレール、リカちゃんなど人気商品多数。アジア、米国など海外でも事業展開。持分法適用関連会社にタツノコプロ。ヒット商品の創出力が強み。年齢軸の拡大等に取り組む。 記:2024/10/08
7908 東証スタンダード
311
11/1 15:00
+9(%)
時価総額 17,034百万円
ハードコートフィルムや導電性フィルム、光制御フィルムなど機能性フィルム製品の開発・製造を行う。建設・土木業界向けサービス等のデジタルツイン事業も。自社製AR、BIM自動化、点群自動化の開発などを進める。 記:2024/07/28
9507 東証プライム
1,348
11/1 15:00
-25(%)
時価総額 279,748百万円
四国地盤の電力会社。原子力発電、火力発電が軸。情報通信事業、建設・エンジニアリング事業、アグリ事業等も。電化住宅契約数は順調に増加。26.3期経常利益400億円以上目標。再生可能エネルギーは新規開発推進。 記:2024/05/16