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米株安を嫌気も押し目狙いのスタンスに

2024/4/3 8:19 FISCO
*08:19JST 米株安を嫌気も押し目狙いのスタンスに  3日の日本株市場は、米株安の流れを受けて、神経質な相場展開になりそうだ。2日の米国市場は、NYダウが396ドル安、ナスダックは156ポイント安だった。前週末に米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長がハト派姿勢を弱めたことや前日発表された経済指標が強い内容だったことを受け、FRBによる利下げへの期待が後退、長期金利は今年の最高水準に上昇した。また、米原油先物相場が一時、昨年10月下旬以来の高値をつけたことがインフレ懸念につながった。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比250円安の39670円。円相場は1ドル151円50銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売りが先行することになりそうだ。日経平均株価は25日線水準での底堅さは見られていたが、同線を下回ってくることから、利益確定の売りや持ち高調整の売りが入りやすいだろう。米国市場の下落を受けて指数インパクトの大きい値がさハイテク株の一角なども売られやすく、調整を強めてくる可能性がある。  ただし、3月半ばの調整場面において、25日線水準での底堅さが意識されていた。そのため、押し目待ち狙いの買い意欲も強そうであり、まずは売り一巡後の底堅さを見極めることになりそうだ。もっとも、米国では再び経済指標の結果に反応しやすい需給状況になっている。今週は週末には米雇用統計の発表を控えていることもあり、経済指標の結果を見極めたいところであり、積極的な売買は手控えられやすいと考えられる。  物色の流れとしては、NY原油先物相場の上昇を手掛かりに、資源株などに値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。また、昨日日経平均を支えていた東エレク<8035>、レーザーテック<6920>などの半導体関連は利食い先行ながらも、25日線辺りでの底堅さがみられるようであれば、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。 《AK》
関連銘柄 2件
6920 東証プライム
24,560
9/20 15:00
+1,120(%)
時価総額 2,315,664百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
8035 東証プライム
24,245
9/20 15:00
+1,225(%)
時価総額 11,434,742百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07