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半導体株の動向を睨みながらの相場展開

2023/10/18 8:33 FISCO
*08:33JST 半導体株の動向を睨みながらの相場展開  18日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が見込まれる。17日の米国市場はNYダウが13ドル高、ナスダックは34ポイント安だった。9月の小売売上高の伸びが予想を大幅に上回り、強い消費が確認されたことから利上げ長期化への懸念から売りが先行した。ただし、インフレ加速ながらも強い個人消費に対して景気敏感株などが買われ、NYダウはプラスに転じた。一方で、長期金利の上昇や米政府による対中輸出規制が嫌気され、ハイテク株の下げが重荷となった。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比70円高の32110円。円相場は1ドル149円70銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、小じっかりで始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時31820円まで下げる場面も見られたが、その後は切り返しており、32000円を上回って終えたことから、節目の32000円処での底堅さは意識されそうだ。ただし、米政府の対中規制によってエヌビディアが大きく売られるなど、米国では半導体関連株の下げが目立っていた。そのため、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が重荷となる可能性がある。  昨日の日経平均は32000円を挟んだもみ合いとなったが、本日も同水準でのこう着になりそうだ。そのため、アドバンテスト<6857>や東エレク<8035>などの動向を見極めつつ、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。日経平均は25日線が32190円、75日線が32400円辺りに位置しており、両線が心理的な抵抗線として意識されそうであり、値がさハイテク株の弱い値動きが目立つようだと、戻り待ち狙いの売り仕掛け的な動きが警戒されそうだ。  そのため、物色としてはややTOPIX型に向かいやすいほか、米長金利の上昇や円相場が円安傾向を見せていることから、金融や輸出関連などに向かわせよう。そのほか、決算を手掛かりとした個別対応になりそうである。昨夕決算を発表したところでは、松屋R&D<7317>、電算<3640>、ホープ<6195>、ハピネット<7552>辺りに個人主体の資金が向かいそうだ。 《AK》
関連銘柄 6件
3640 東証スタンダード
1,405
10/4 15:00
-1(%)
時価総額 8,201百万円
総合行政情報システムや電子カルテシステムを提供。情報処理・通信サービスも。長野県地盤。筆頭株主の一部株式放出でTOPPAN子会社が第2位株主に。24.3期3Q累計は公共分野が冴えず。研究開発費増も重石に。 記:2024/04/12
6195 東証グロース
220
10/4 15:00
-16(%)
時価総額 3,178百万円
自治体に特化したサービスを展開。広告事業、行政マガジン「ジチタイワークス」の発行等を行うジチタイワークス事業が柱。企業版ふるさと納税支援事業等も。27.3期売上41億円目標。既存事業の新商材開発等を図る。 記:2024/07/26
6857 東証プライム
6,974
10/4 15:00
+109(%)
時価総額 5,343,263百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7317 東証グロース
683
10/4 15:00
-1(%)
時価総額 14,437百万円
血圧計腕帯や医療用綿棒自動機等のメディカルヘルスケア事業、縫製自動機やエアバッグ等のセイフティシステム事業を展開。血圧計センサー用腕帯で世界トップシェア。メディカルヘルスケア事業では工程自動化を推進。 記:2024/08/20
7552 東証プライム
4,105
10/4 15:00
-10(%)
時価総額 98,725百万円
大手玩具卸。映像や音楽、ビデオゲーム、アミューズメント関連の商材を扱う。バンダイナムコが大株主。映像音楽事業は収益伸長。好調な自社企画グッズの販売等が寄与。特別利益計上。24.3期3Qは大幅最終増益。 記:2024/04/16
8035 東証プライム
25,355
10/4 15:00
-405(%)
時価総額 11,958,255百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07