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【ザイ連携】12月決算の上方修正期待銘柄(概要)

2015/5/21 13:56 FISCO
*13:56JST 【ザイ連携】12月決算の上方修正期待銘柄(概要)   投資戦略の1つとして、業績上方修正を狙うというものがあります。そこで問題になるのが、通期の業績上方修正を狙うのか、中間期の上方修正を狙うのかということになるでしょう。 通期決算は同時に新たな業績予想も発表されますが、期初ということもあって保守的な数値であることが多い状況です。通期業績の着地が上方修正となったのに、新たな業績予想が保守的であるため株価が伸び悩むというのは良くある話です。 一方、中間期であれば次期の新たな業績予想を気にすることなく、上方修正が素直に好感される可能性が高まると言えます。 雑誌「ダイヤモンド・ザイ2015年7月号」が発売された5月21日以降であれば、6月下旬から7月中旬に中間期決算発表を迎える「11月決算企業」から銘柄を探すことが望ましいと考えます。 また、それ以降は、7月下旬から8月中旬に中間期決算発表を迎える「12月決算企業」から銘柄を探すことになります。 今回は、「12月決算銘柄」の該当企業をFISCOアプリに掲載しました。 なお、今回のような企画は毎月、ザイ本誌の発売時期に掲載する予定です。 ■四半期毎に25%がメド、フィスコアプリで簡単検索 フィスコアプリの優れた機能の1つとして、四半期業績の通期業績予想に対する達成率をスクリーニングできる機能があります。第1四半期決算の経常利益が、対通期予想に対して25%以上の進捗率であれば、上方修正の可能性が高まると言えます。単純化すればですが、第1四半期の達成率が30%であれば、30%*4四半期で120%の達成率が期待できるという考え方です。 なお、今回はザイ本誌より条件を厳しくして、第1四半期の通期経常利益予想に対する達成率30%以上でスクリーニングをかけました。 ■高ROEは既に上昇、今後の改善期待に注目 経済産業省による2014年8月の「伊藤レポート」では、「グローバルな投資家との対話では8%を上回るROEを最低ラインとし、より高い水準を目指すべき」と提言されました。ここ最近話題になっているROEは、このような提言が背景にあります。それでは単純にROEの高い企業を買えば良いかと言うとそうではありません。日本株の急激な上昇もあって、既に高ROE銘柄は買われているケースが少なくないためです。つまり、高いROEは株価に織り込み済みで、むしろ、提言による圧力などもあって、今後ROEの改善が想定される10%以下で企業を抽出したほうが賢いでしょう。 ■フィスコアプリのスクリーニング条件 ・最低投資金額20万円以下 ・12月決算銘柄 ・1Q経常利益の対通期予想進捗率が30%以上 ・ROE10%以下 →ぜひ、FISCOアプリで実際にスクリーニングしてみてください。