マーケット
9/6 15:15
36,391.47
-265.62
40,345.41
-410.34
暗号資産
FISCO BTC Index
9/8 9:02:37
7,722,593
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

【注目銘柄ダイジェスト】:東宝が急伸、レーザーテックが大幅続落

2024/7/17 16:21 FISCO
*16:21JST 【注目銘柄ダイジェスト】:東宝が急伸、レーザーテックが大幅続落 <4880> セルソース 1588 +176 急伸。東京都から「卵子凍結に係る対象者向けオンライン説明会運営業務」を受託したと発表している。同社では卵子凍結保管受託サービス「卵子凍結あんしんバンク」を提供しており、卵子凍結を検討している個人や、福利厚生として関連制度を導入する企業向けに卵子凍結・保管に関する説明会を数多く実施してきた経験があるもよう。業績寄与並びに市場拡大への期待などが先行しているようだ。 <6814> 古野電気 2256 -176 伸び悩んで大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は26.3億円で前年同期比80.7%となり、上半期予想は従来の30億円から45億円に、通期では55億円から65億円に上方修正した。日本、欧州、アジアを中心に販売が好調、円安効果も寄与。年間配当金も従来計画の35円から40円に増額。ただ、ガイダンス受けて急落する前の株価水準を上回っていたこともあり、上振れは織り込み済みと捉えられた。 <7388> FPパートナー 3200 +65 反発。前日に上半期決算を発表、営業益は26.9億円で前年同期比0.2%減となり、従来予想の30.4億円から下振れた。通期予想は67.3億円を据え置いたが、6月の生保新規契約好調などが直近で買い材料視されていた中、上半期下振れをマイナス視する見方が優勢となった。一方、自社株買い発表が下支えとなり切り返す流れとなっている。なお、6月に伝わった一部報道による今後の大きな業績への影響はないと。 <9602> 東宝 5079 +543 急伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は246億円で前年同期比34.1%増となり、据え置きの通期予想550億円、前期比7.2%減に対して、想定以上に好スタートとなる形に。業績上振れを意識して見直しの動きにつながっているようだ。映画営業事業において「ハイキュー!!」や「名探偵コナン」などヒット作が多かったほか、映像事業も多面的展開によって好調に推移しているもよう。 <6920> レーザーテック 31740 -1660 大幅続落、4月23日の安値を割り込んだ。本日は同社のほか、東エレクやディスコなど主力の半導体製造装置銘柄が総じて売られた。前日の米SOX指数は0.5%程度の上昇となったが、台湾TSMCが時間外取引で下落し、引きずられる形にもなったようだ。トランプ前米大統領が、台湾防衛の責務が米国にあるのか疑問を呈したことに反応のもよう。また、本日の蘭ASMLの決算発表を見極めたいとするムードも。 <6301> コマツ 5066 +179 大幅続伸。前日の米国市場ではキャタピラーが4.3%の上昇となっており、同社や日立建機、ヤマシンフィルタなど、国内建機銘柄の連想買いを誘う形になっているようだ。キャタピラーはトランプ関連の代表銘柄とも位置付けられており、過去には製品に対する称賛がなされているほか、財政刺激策の拡大に伴うインフラ整備需要の増加が期待されている。国内関連銘柄にとっても米国市場での売上増加が連想される展開のようだ。 <1801> 大成建 6443 +212 大幅反発。大和証券では投資判断を「3」から「2」へ格上げ、目標株価も5100円から7200円に引き上げている。大型不採算案件は他社よりも長く抱える見通しだが、24年度の業績見通しは比較的良好であり、総還元性向100%を上限とする自己株式取得の方針も魅力としている。なお、大手ゼネコン全般において、24年度以降は短期業績の乱れが収束し、国内建築を中心に利益回復が本格化すると見ているようだ。 <7177> GMO-FH 696 -113 急落。前日に貸倒引当金繰入額の追加計上及び上半期の決算速報値を発表している。タイの子会社において、貸倒引当金繰入額45億円を販売費及び一般管理費に計上するもよう。それに伴い、上半期営業利益は49.2億円で前年同期比37.9%減、純利益は13.9億円で同61.3%減となったようだ。第1四半期はともに2ケタの増益であった。なお、売上収益も店頭FXの収益性低下で伸び悩んでいる。 <2207> 名糖産 2080 +100 大幅続伸で高値更新。6月26日には、保有するC&Fロジ株の公開買付への応募、それに伴う特別利益の計上見込みを発表していたが、TOB成立を受けて、33.6億円の有価証券売却益を計上することを正式に発表している。それに伴い、25年3月期純利益は従来予想の14億円から40億円にまで上方修正。ちなみに売却益は6月発表時の水準となっている。純利益拡大による株主還元拡大などを思惑視する動きも先行のもよう。 <6769> ザイン 1946 +276 急騰。前日に上半期の業績上方修正を発表している。営業損益は従来予想の2.7億円の赤字から1億円の赤字に、経常損益は2.7億円の赤字から1.6億円の黒字予想に引き上げ。LSI事業において主に中国市場を中心に需要の回復が見られ、計画を上回る製品出荷となっているようだ。営業外では、円安進行によって為替差益2.5億円を計上のもよう。通期業績の上振れなども意識される形に。
関連銘柄 10件
1801 東証プライム
6,507
9/6 15:00
-110(-1.66%)
時価総額 1,306,625百万円
1873年創業の大手ゼネコン。建築事業の売上比率が高い。新国立競技場などで施工実績。クアラルンプール国際空港など海外でも実績多数。リニューアル、エンジニアリング事業関連プロジェクトなどに経営資源を配分。 記:2024/08/09
2207 東証プライム
1,873
9/6 15:00
-10(-0.53%)
時価総額 32,337百万円
チョコレート菓子や冷菓、粉末飲料を製造・販売。酵素や薬品も。24.3期3Q累計は製造コスト高に対応した内容量変更・価格改定の効果が発現。受託商品も伸びて収益急改善。今年1月にさつまいも菓子メーカーを買収。 記:2024/04/12
4880 東証プライム
1,416
9/6 15:00
-62(-4.19%)
時価総額 26,458百万円
再生医療が柱のバイオベンチャー。変形性膝関節症治療向け脂肪・血液由来の組織・細胞加工受託サービスが主力。エクソソーム製剤の事業化にも注力。化粧品原料や卵子凍結保管受託サービスを強化育成。1Qは増収確保。 記:2024/03/29
6301 東証プライム
3,685
9/6 15:00
-68(-1.81%)
時価総額 3,586,043百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6769 東証スタンダード
1,237
9/6 15:00
+20(1.64%)
時価総額 15,265百万円
半導体ファブレスメーカー。高速インターフェイスLSIやカメラソリューション、通信モジュール等を展開。23.12期通期はAIOT事業が黒字転換。大口向け出荷が順調。AIサーバー等データサーバー事業に参入。 記:2024/04/16
6814 東証プライム
1,657
9/6 15:00
-50(-2.93%)
時価総額 52,850百万円
船舶用電子機器の総合メーカー。魚群探知機、船舶用レーダー、統合航海システム等で高シェア。ETC車載器、GPS受信機、気象観測システム等も。舶用事業では製品ラインナップの強化で新興国漁業市場の開拓図る。 記:2024/05/08
6920 東証プライム
23,315
9/6 15:00
-420(-1.77%)
時価総額 2,198,278百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
628
9/6 15:00
+3(0.48%)
時価総額 74,047百万円
金融サービス会社。個人投資家向けにFXや株式、先物・オプション、CFD等の金融取引サービスを提供する。傘下にGMOクリック証券等。暗号資産も扱う。FXで最大手。海外展開も。FXなど口座数伸び堅調。 記:2024/07/25
7388 東証プライム
2,805
9/6 15:00
-58(-2.03%)
時価総額 64,515百万円
無料FP相談サイト「マネードクター」、来店型店舗「マネードクタープレミア」を運営。30〜40代の顧客に生命保険や損害保険を販売。保有契約件数は151万件超と順調に増加。26.11期売上高480億円目標。 記:2024/05/17
9602 東証プライム
5,849
9/6 15:00
+4(0.07%)
時価総額 1,090,786百万円
国内最大の映画製作・配給会社。劇場用映画の製作・配給、「TOHOシネマズ」の運営等を行う映画事業が主力。演劇事業や不動産事業等も手掛ける。配当性向は30%以上目安。アニメを成長ドライバーに位置付け。 記:2024/05/16