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【注目銘柄ダイジェスト】:ミスミGが大幅反発、ファーストリテが大幅反落

2024/4/3 16:27 FISCO
*16:27JST 【注目銘柄ダイジェスト】:ミスミGが大幅反発、ファーストリテが大幅反落 <7649> スギHD 2488 -17.5 伸び悩んで続落。前日に24年2月期の決算を発表している。営業利益は366億円で前期比15.7%増、上方修正済みでサプライズはないとみられる。一方、25年2月期は400億円で同9.2%増の見通し。380億円強のコンセンサスは上回っているが、中計数値に沿ったガイダンスとの見方もあり、ストレートにポジティブ視する動きは限定的のもよう。株価が高値圏にある中で出尽くし感が徐々に強まっている。 <9983> ファーストリテ 45410 -1570 大幅反落。前日に3月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比1.5%減と3カ月ぶりのマイナスに転じている。客単価が同6.7%上昇した一方、客数は同7.7%減少している。月を通して気温が低く推移したことで、春物商品の販売が伸び悩んだもよう。曜日の影響を考慮した場合は落ち込み幅がより大きくなる形にも。他の衣料品専門店各社との比較でもやや低調な数字と捉えられている。 <7868> 広済堂HD 667 +42 大幅反発。SBI証券では投資判断「買い」を継続で、目標株価を1020円にまで引き上げた。葬祭公益、情報、人材の見通しを下方修正する一方、葬祭収益、資産コンサルティングの見通しを上方修正しており、24年3月期は従来予想から下方修正したものの、25年3月期営業利益は従来の83.1億円から84.4億円に上方修正した。株価が年初来安値圏にあった中、リバウンドへの手掛かり材料につながる形へ。 <1605> INPEX 2400 +75.5 大幅続伸。前日のNY原油先物相場では、WTI5月物が前日比1.7%高の1バレル85.15ドルで取引を終え、一時は85.46ドルと2023年10月下旬以来の水準にまで上昇した。同社など石油関連株の買い手掛かり材料につながった。ウクライナによるロシア主要製油所への攻撃、シリアにあるイランの大使館がイスラエルによるとみられるミサイル攻撃を受けたことなど、地政学リスクの高まりが原油高の背景に。 <9697> カプコン 2760 +30.5 大幅反発。3月22日に発売を開始したシリーズ最新作の「ドラゴンズドグマ 2」が、全世界250万本を販売したと発表している。「ドラゴンズドグマ」シリーズは、ファンタジーの世界で自由な冒険が楽しめるオープンワールドアクションゲーム。12年に第1作を発売して以降、シリーズ累計販売本数1000万本を突破している。新作リリース後は株価の調整色が強まっていただけに、見直しの材料につながっている。 <3498> 霞ヶ関キャピタル 16290 -980 大幅続落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は19.9億円で前年同期比38.5%増と大幅増益になっている。物流関連市場、ホテル関連市場、ヘルスケア事業などで順調に事業が進捗しているもよう。ただ、第1四半期実績の6.5億円、同96.0%と比較して、水準自体は拡大しているものの、伸び率は鈍化。通期計画85億円、前期比91.3%増に対する進捗率も低く、一段の買い材料にはつながらなかったようだ。 <9022> JR東海 3722 +89 反発。静岡県の川勝平太知事が辞意を表明、新規採用職員向けの訓示で職業差別と取れる発言をして批判を浴びていた。同知事は2017年にリニア新幹線の着工反対を表明、その後も、水資源への影響や環境保全を理由に工事を認めない姿勢を貫いてきた。今回の辞意表明によって、リニア工事の転換点につながっていくとの思惑が先行しているようだ。今後は新たな知事のスタンスがどのようなものかが注目されることになる。 <7453> 良品計画 2475 +68.5 大幅反発。前日に3月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比16.1%増となり、4カ月ぶりの2ケタ成長となっている。客数が同8.1%増加したほか、客単価も同7.4%上昇へ。全分野が増収となり、とりわけ、生活や食品が2割強の増収となっている。新商品の効果や事前の在庫積み上げなどが奏効したようだ。他の衣料品各社との比較でも前年比好転度合いは大きくなっている。 <4633> サカタインクス 1592 +65 大幅続伸。野村證券では投資判断「バイ」、目標株価1900円でカバレッジを開始した。マイクロプラスチックの削減に向けたPETボトルからアルミ缶への需要シフトに伴うメタルインキの需要増、自社株取得などで、堅調なEPS拡大が見込まれること、PER水準は9倍弱と低位にとどまり、割安感が強いと判断することなどを好評価の背景としている。24年12月期営業利益は会社計画110億円を上回る121億円を予想。 <9962> ミスミG 2162 +114.5 大幅反発。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も2600円から2900円に引き上げている。2023年以降は中国市場の減速や期待値を下回る会社計画を背景に株価が大幅調整し、その結果PER、PBRともに過去最低水準。魅力的なビジネスモデルが健在しているなかで株価は過剰に下落した水準と判断、中国をはじめとする景況感回復とともに、株価は再度上昇するとみているようだ。
関連銘柄 10件
1605 東証プライム
2,262
7/26 15:00
+10(0.44%)
時価総額 3,136,641百万円
原油・ガス開発生産で国内最大手。世界20カ国以上で約70の石油・天然ガスプロジェクトを展開。水素・アンモニアなどネットゼロ分野を育成。アブダビでe-メタン製造事業の共同調査に参画。23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
3498 東証プライム
11,940
7/26 15:00
+420(3.65%)
時価総額 113,979百万円
物流施設開発やホテル開発、ヘルスケア施設開発等を行う不動産コンサルティング事業を展開。海外事業はドバイに注力。積極採用で組織体制を強化。稼働中のホテル客室数は540室超。熱海市でホテル開発用地を取得。 記:2024/05/08
4633 東証プライム
1,716
7/26 15:00
+1(0.06%)
時価総額 92,959百万円
1896年創業の印刷インキメーカー。各種印刷インキ、粉体トナーなどの機能性材料を手掛ける。アルミ缶用インキで世界トップシェア。総還元性向50%以上目指す。パッケージ分野中心に環境配慮型製品を積極展開。 記:2024/07/01
7453 東証プライム
2,754
7/26 15:00
-54(-1.92%)
時価総額 773,268百万円
生活雑貨や衣服、食品等の販売を行う「無印良品」を国内展開。西友のプライベートブランドとして1980年に誕生。海外では「MUJI」を展開。店舗数は国内外で1240店舗超。国内では生活雑貨中心に新商品を投入。 記:2024/05/17
7649 東証プライム
2,438.5
7/26 15:00
+24(0.99%)
時価総額 463,298百万円
ドラックストア大手の「スギ薬局」を中核とする持株会社。東海エリアが地盤。核店舗を中心としたドミナント出店が特徴。店舗数は1700店舗超。関東や中部、関西、北陸等への出店に注力。27.2期売上高1兆円目標。 記:2024/05/17
7868 東証プライム
540
7/26 15:00
-4(-0.74%)
時価総額 77,318百万円
火葬場や葬儀式場の運営、資産コンサルティングを手掛けるエンディング関連会社。情報ソリューション事業や人材サービス事業も展開。新式場開設や稼働率向上に加え、不動産仲介案件を計上し、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/27
9022 東証プライム
3,409
7/26 15:00
-31(-0.9%)
時価総額 3,511,270百万円
国鉄民営化で誕生した東海地盤の鉄道会社。東海道新幹線が収益の柱。ジェイアール名古屋タカシマヤ等の流通業、不動産業、ホテル業等も。東海道新幹線は個室を導入予定。台湾高鐵から技術コンサルティングを受託。 記:2024/06/04
9697 東証プライム
2,968
7/26 15:00
-22(-0.74%)
時価総額 1,581,977百万円
ゲームソフト大手。人気IPを多数保有。アミューズメント施設の運営や関連機器の開発も。24.3期3Q累計は昨年6月発売の「ストリートファイター」新作などが業績に貢献。施設運営や機器販売も伸びて増収宇増益に。 記:2024/04/11
9962 東証プライム
2,629
7/26 15:00
+81.5(3.2%)
時価総額 748,003百万円
FA・金型部品等を扱う商社「ミスミ」を中核とする持株会社。メーカー機能も持つ。顧客数は世界で32万社超。ECサイトの取り扱いメーカーは3000社超。新商品、新サービス開発など新事業政策の加速を図る。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
40,850
7/26 15:00
+720(1.79%)
時価総額 12,999,328百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10