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【注目銘柄ダイジェスト】:レーザーテックが大幅続伸、日本オラクルが大幅反落

2024/3/21 16:28 FISCO
*16:28JST 【注目銘柄ダイジェスト】:レーザーテックが大幅続伸、日本オラクルが大幅反落 <6920> レーザーテック 43060 +1340 大幅続伸。注目されたFOMCでは年内3回の利下げ見通しが維持されており、安心感から米国株式市場は上昇、前日にはSOX指数も反発に転じている。さらに、半導体大手のマイクロンが決算発表を行っており、3-5月期の売上高見通しは64-68億ドルとし、市場予想の60億ドル程度を上回る形に。マイクロン株は時間外取引で一時15%の上昇となっており、同社など国内半導体関連株の支援材料につながる。 <3863> 日本紙 1204 +21 大幅続伸。未定としていた配当予想を公表、24年3月期期末配当金は10円としている。2期ぶりの復配となる。来期以降の業績動向なども踏まえて、復配に向けた環境が整ったと判断しているようだ。会社側では従来から復配の可能性を示唆していたことから、サプライズは限定的とみられるものの、第3四半期決算発表時には下方修正を行っていたため、無配継続への懸念が残っていたと考えられる。 <8524> 北洋銀行 458 +22 大幅反発。株主優待制度の導入を発表している。1年以上株式を保有している2500株以上の株主を対象に、3000円相当の優待品を贈呈する。保有期間5年以上では6000円相当となるもよう。優待品は地域振興のための北海道の特産品となるようだ。なお、銀行株は全般、一昨日は日銀決定会合の決算発表を受けて出尽くし感からの売りがやや優勢となっていたが、本日は総じて買い先行の動きになっている。 <6356> 日ギア 638 +55 大幅反発。一昨日に業績予想の上方修正を発表している。24年3月期営業利益は14.6億円から21億円、前期比2.2倍の水準まで大幅上方修正。歯車装置事業の補修用部品、原子力発電所向けの売上増や工事事業の売上が予想以上に好調なもよう。業績上振れは確実視されていたとみられるが、修正幅は想定以上の大きさに。また、年間配当金も従来計画の6円から8円に引き上げている。 <4716> 日本オラクル 11965 -440 大幅反落。一昨日に第3四半期決算を発表。12-2月期営業益は194億円で前年同期比8.3%増となり、第1四半期の14.4%増、第2四半期の7.0%増に引き続き順調な推移となった。クラウドサービス収入が拡大のほか、料金値上げ反映でライセンスサポートなども増収率が高まる。ただ、一昨日にかけて株価は一段高となるなど、安定した業績拡大期待は十分織り込まれており、出尽くし感が先行する展開になった。 <8367> 南都銀 3095 +227 大幅続伸。一昨日に業績・配当予想の上方修正を発表している。24年3月期純利益は従来予想の110億円から120億円、前期比2.5倍の水準にまで引き上げ。想定に比べて貸出金利息および役務取引等利益などが上振れ、与信関連費用などが下振れるもよう。業績上振れに伴って期末配当金は従来計画の64円から74円に引き上げ、年間配当金は前期比1円増の114円としている。 <9412> スカパーJ 1049 +90 大幅続伸。米軍との連携拡大に向けた協議を進めると、米倉社長が明らかにしたと伝わっている。衛星を使った宇宙状況監視で協力、今後は安全保障分野を収益の柱に育てていく方針のようだ。先にホワイトハウスで宇宙政策を担当する幹部と面会し意見を交換しているもよう。同社では静止衛星を17基保有し、インド太平洋地域をカバーする静止衛星数では世界最多。同社の衛星を米軍が活用できるようにしていく計画のようだ。 <1375> 雪国まいたけ 1136 +80 大幅反発。業績予想の上方修正を発表。24年3月期営業利益は従来予想の16.2億円から29.6億円にまで引き上げ、一転しての2ケタ増益見通しとしている。適切な単価水準への引き上げが奏効したほか、ユーティリティ関連費用も想定以上に抑制できている。上振れ期待は高かったとみられるが、修正幅は想定以上との見方に。なお、配当金については最終的な確定利益をベースとして増配金額を決定するとしている。 <1815> 鉄建 2832 +252 大幅続伸。一昨日に24年3月期の増配を発表している。期末一括配当の年間配当金は、従来計画の80円から100円に引き上げ。前期比でも20円の増配となる。具体的な資本政策や株主還元方針は「次期中期経営計画」において公表するが、検討内容を踏まえて、今期から株主還元の充実を図っていくとしている。一昨日終値ベースでの配当利回りは3.9%の水準となる。 <5017> 富士石油 464 +80 ストップ高。出光興産が住友化学の保有する同社株を市場外で取得予定と伝わった。これにより、出光興産の出資比率は6.67%から13.22%に上昇し、同社の筆頭株主となる。今回の株式異動に伴う資本関係の強化を踏まえ、出光興産との既存燃料油事業の競争力強化及び2050年のカーボンニュートラル時代を見据えた取り組みの協業深化に関する協議を進めていく。今後の一段の株式取得など再編思惑も先行する形に。
関連銘柄 10件
1375 東証プライム
984
4/26 15:00
+9(0.92%)
時価総額 39,272百万円
キノコ大手。まいたけは国内首位。マッシュルームやエリンギ、ぶなしめじも手掛け、キノコ加工品も展開。新規事業として、代替肉の早期事業化に向け試作品開発を推進。エリンギとぶなしめじ好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/02/29
1815 東証プライム
2,865
4/26 15:00
-14(-0.49%)
時価総額 44,892百万円
鉄道関連の土木・建築工事に強み。JR東日本系列。一般土木・建築工事も。24.3期3Q累計は建築工事の価格改定に遅れ。円安響き海外工事の採算も低下。ただ昨年末受注残は22年末比17%増と2697億円と豊富。 記:2024/04/15
3863 東証プライム
1,092
4/26 15:00
-5(-0.46%)
時価総額 126,950百万円
大手製紙メーカー。新聞用紙や印刷用紙、情報用紙に加え、家庭紙や包装紙、段ボール等を製造、販売。家庭用の「スコッティ」等のブランドを持つ。今期3Q累計はお価格改定やコストダウンにより増収、利益は大幅改善。 記:2024/02/10
4716 東証スタンダード
11,785
4/26 15:00
+125(1.07%)
時価総額 1,511,579百万円
企業向けソフト世界大手・米オラクル社の日本法人。2000年代初頭に築いたデータベースで膨大な顧客基盤を構築。ライセンスサポートは高い契約更新率維持。クラウドサービスは売上好調。24.5期2Qは2桁増益。 記:2024/02/02
5017 東証プライム
470
4/26 15:00
+10(2.17%)
時価総額 36,746百万円
石油開発のアラビア石油と石油精製の富士石油が統合。開発からは撤退し、現在は千葉県で精製を行う。24.3期上期は袖ケ浦製油所で小規模定修を実施。だが在庫影響や利幅悪化が想定よりも小幅に。通期計画を上方修正。 記:2024/01/17
6356 東証スタンダード
640
4/26 15:00
-17(-2.59%)
時価総額 9,139百万円
歯車製品メーカー。バルブアクチュエータやジャッキ昇降装置等の歯車装置、自動車や建機、鉄道等向けの精密歯車を提供する。原発向けバルブアクチュエータに強み。今期3Q累計はバルブアクチュエータや歯車が増加した。 記:2024/03/07
6920 東証プライム
34,080
4/26 15:00
+720(2.16%)
時価総額 3,213,267百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
8367 東証プライム
3,045
4/26 15:00
+48(1.6%)
時価総額 100,564百万円
奈良県地盤の地銀。資金量約5.7兆円で、県内で圧倒的なシェア。銀行業務を中心に、信用保証やリースなどの金融サービスを手掛け、隣接の大阪府にも経営資源を投入。中小企業取引に注力。リース好調で3Q累計は増収。 記:2024/02/28
8524 東証プライム
457
4/26 15:00
+5(1.11%)
時価総額 182,370百万円
北海道地盤の第二地銀。傘下に証券会社やリース会社など。連結自己資本比率は11.43%。総資産は12兆8809億円。貸出金利息、有価証券利息配当金は増加。24.3期3Qは増収。株主優待制度を導入へ。 記:2024/03/30
940
4/26 15:00
+11(1.18%)
時価総額 279,560百万円
衛星を用いた有料多チャンネルプラットフォームを展開。アジア随一、世界有数の通信衛星保有企業。大手通信会社等が主要顧客。FTTH事業収入は増加。契約世帯数の増加等が寄与。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/02/23