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【注目銘柄ダイジェスト】:荏原製が大幅続伸、オープンHが大幅続落

2023/11/15 16:42 FISCO
*16:42JST 【注目銘柄ダイジェスト】:荏原製が大幅続伸、オープンHが大幅続落 <5019> 出光興産 4101 +634 急伸。前日に上半期決算を発表、経常利益は2265億円で前年同期比40.6%減となったが、通期予想は従来の1500億円から2700億円に上方修正した。市場予想は2100億円程度の水準であった。在庫影響のほか、燃料油のマージン拡大なども背景に。また、発行済み株式数の5.3%に当たる7500万株、350億円を上限とする自社株買いの実施、増配(分割考慮前ベースで120円から160円)なども併せて発表。 <4449> ギフティ 1725 +295 急騰。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は12.6億円で前年同期比3.6倍となり、通期予想は従来の8.1億円から11億円、前期比3倍に上方修正している。giftee for Businessサービス及び地域通貨サービスが好調に推移しているほか、販管費の下振れなども業績上振れ要因となるようだ。3月以降株価の調整基調が続いていたこともあり、高い収益成長を見直す動きにつながっている。 <6238> フリュー 1335 -169 急落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は24.3億円で前年同期比53.2%増となり、通期予想は従来の25億円から33億円、前期比54.6%増に上方修正している。クレーンゲーム景品などが売上増に大きく貢献。ただ、第1四半期実績の13.2億円、前年同期比93.4%増、その後の月次動向などから業績上振れにサプライズは限定的なもよう。当面の出尽くし感が優勢の展開となる形に。 <4324> 電通グループ 4027 -385 大幅続落。前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は269億円で前年同期比9.0%増となったが、コンセンサスを100億円強下回る水準にとどまっている。海外オーガニック成長率などが低調のようだ。通期予想は従来の1265億円から784億円、前期比33.3%減と一転減益予想に下方修正。上半期決算時に続く下方修正となっている。想定以上の業績悪化にネガティブなインパクトが先行しているようだ。 <5105> TOYO 2620 +263 急伸。前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は237億円で前年同期比4.4倍と急拡大、165億円程度の市場予想も大幅に上振れている。通期予想は従来の600億円から650億円、前期比47.6%増に上方修正しているが、極めて保守的な見通しとも捉えられているようだ。円安効果やWLTRの販売回復などが上振れの主因とみられる。年間配当金も従来計画の78円から90円に引き上げられている。 <5333> 日本ガイシ 1813.5 -109 大幅反落。本日、MSCIの定期見直しが発表となっており、新規採用がゼロ、除外が10銘柄となっている。同社も除外銘柄となっており、目先の需給悪化が懸念される状況になっているもよう。一部試算では9.5日分の売買マイナスインパクトが想定されているもよう。比較的除外銘柄は市場想定通りであったが、同社はやや見方が二分されていたようだ。同社のほかに除外銘柄では、本日は京王電鉄なども下げが目立っている。 <3288> オープンH 4585 -405 大幅続落。前日に23年9月期の決算を発表、営業利益は1423億円で前期比19.2%増となり、従来計画の1410億円並みの水準で着地。一方、24年9月期は1240億円で同12.9%減と2ケタ減益の見通し。上場以降は連続増益基調が続いてきていただけにネガティブな反応が先行している。戸建て・マンションの販売減に伴う粗利の減少を見込んでいるもよう。 <8252> 丸井G 2277 -172 大幅反落。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は108億円で前年同期比27.7%減となり、150億円強の市場コンセンサスを大きく下振れている。一過性のポイント費用なども想定比下振れの要因に。通期予想は従来の455億円から420億円、前期比8.3%増に下方修正。フィンテックの見通しを引き下げているもよう。440億円程度の市場予想を下回る水準までの下方修正をネガティブ視へ。 <6361> 荏原製 7960 +704 大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は232億円で前年同期比49.8%増と大幅増益基調が続き、第3四半期累計では570億円、同33.5%増となっている。据え置きの通期予想710億円、前期比0.6%増に対する進捗値は高く、上振れ期待なども優勢となっているようだ。受注に関しても、エネルギー事業の受注計画を上方修正のほか、精密・電子事業も前四半期比58%増と改善している。 <2412> ベネ・ワン 1443 +300 ストップ高比例配分。エムスリーが連結子会社化を目指してTOBを実施すると発表。発行済み株式数の55%を買付上限としており、現在51%を保有しているパソナグループはTOBへの応募契約を締結している。TOB価格は1600円で前日終値比40%のプレミアムとなっており、同価格にサヤ寄せを目指す動きが先行したほか、エムスリー傘下入りに伴う業容拡大への期待もある。なお、パソナグループも本日はストップ高に。
関連銘柄 10件
2412 東証プライム
2,165
5/13 15:00
-1(-0.05%)
時価総額 344,649百万円
福利厚生代行サービスが柱。健診・保健指導代行や購買・清算代行も。会員数は961万人。ヘルスケアサービスの拡大図る。取引増で、24.3期3Qはヘルスケア(健診・指導等)が堅調。第一生命HDがTOB実施。 記:2024/03/04
3288 東証プライム
4,897
5/13 15:00
+8(0.16%)
時価総額 590,030百万円
住宅メーカー。東京23区内や神奈川県を中心に、関東や愛知、福岡で事業展開。戸建の分譲や建築請負、仲介に強み。マンションや収益不動産等も手掛ける。今期1Qは都心部の戸建関連やファミリーマンションがけん引。 記:2024/04/10
4324 東証プライム
4,218
5/13 15:00
-33(-0.78%)
時価総額 1,216,513百万円
国内最大の広告代理店。メディア確保力や広告企画力、コンサルティングなどに強み。配当性向は35%目標。日本はCT&T領域が引き続き好調。米州はM&Aや円安効果などで収益堅調。23.12期通期は増収。 記:2024/02/25
4449 東証プライム
1,234
5/13 15:00
+12(0.98%)
時価総額 35,576百万円
各種eギフトサービスの企画開発、運営等を手掛ける。法人向けが主力。地域通貨サービス等も。gifteeサービスの会員数は214万人。法人向けは大型案件受注で売上伸長。23.12期通期は大幅増収増益。 記:2024/02/25
5019 東証プライム
1,065.5
5/13 15:00
-1(-0.09%)
時価総額 1,586,875百万円
石油元売りで国内2位。19年に昭和シェル石油と統合。石化製品や資源・再エネ開発なども。24.3期3Q累計は在庫評価影響の縮小や電力用石炭の市況軟化で足踏み。マレーシアで独自エンプラ製造装置の商業運転開始。 記:2024/03/09
5105 東証プライム
2,880.5
5/13 15:00
-41.5(-1.42%)
時価総額 443,917百万円
国内4位のタイヤメーカー。乗用車用タイヤを主力に、トラックやバス向けのタイヤを展開。SUV用タイヤ等に強み。北米市場で市販用タイヤは販売量が増加。23.12期通期は大幅増益。24.12期は営業増益計画。 記:2024/02/25
5333 東証プライム
2,105
5/13 15:00
+10.5(0.5%)
時価総額 667,980百万円
ガイシで世界首位。自動車排ガス浄化用セラミックスやNAS電池なども。24.3期3Q累計は自動車関連が堅調も半導体装置関連が足踏み。30年度迄にパワー半導体向け絶縁放熱回路基板の生産能力を2.5倍に増強へ。 記:2024/03/11
6238 東証プライム
1,220
5/13 15:00
+5(0.41%)
時価総額 34,521百万円
プリントシール機を開発・販売。スマホ向けシール画像取得・閲覧サービスでも稼ぐ。24.3期上期はクレーンゲーム景品や高価格帯ホビーの販売が好調。画像取得・閲覧サービスも堅調で増収増益に。通期計画を上方修正。 記:2024/01/18
6361 東証プライム
13,555
5/13 15:00
+150(1.12%)
時価総額 1,247,900百万円
ポンプメーカー最大手。風水力機械や浄水・排水等の環境装置を製造。半導体研磨装置やガス化溶融炉でも有力。CMP装置は世界2位。ごみ処理施設・エネルギープラントの受注500件を達成し、23.12期は増収増益。 記:2024/03/30
8252 東証プライム
2,384.5
5/13 15:00
-9(-0.38%)
時価総額 497,550百万円
首都圏でファッションビルを運営。「エポスカード」などフィンテック領域が収益源。従来の百貨店型から不動産賃貸契約のショッピングセンター型に転換。フィンテックが3四半期ぶりに増益となり、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/28