マーケット
5/14 15:15
38,356.06
+176.60
39,431.51
-81.33
暗号資産
FISCO BTC Index
5/14 18:40:23
9,682,118
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

【注目銘柄ダイジェスト】:ゼンショーHDが大幅続伸、ニトリHDが大幅続落

2023/11/13 16:26 FISCO
*16:26JST 【注目銘柄ダイジェスト】:ゼンショーHDが大幅続伸、ニトリHDが大幅続落 <9517> イーレックス 633 -102 急落。先週末に上半期決算を発表、営業損益は107億円の赤字で前年同期比215億円の損益悪化となり、通期予想は従来の77億円の黒字から一転、213億円の赤字に下方修正した。JEPXのスポット価格が想定より低迷したことで、調達電源とのマージンが悪化、糸魚川発電所の稼働率抑制なども響いた。年間配当金は従来計画の22円から未定に変更。中計修正で25年3月期営業利益も77億円から47.8億円に減額。 <7532> パンパシHD 3221 +215 大幅反発。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は329億円で前年同期比37.8%増となり、市場予想を50億円程度上振れる着地になっている。通期予想の1110億円、前期比5.5%増は据え置いているものの、上半期は計画を100億円程度上振れたようだ。GMSの粗利改善効果が大きくなっているほか、経費抑制も効いているもよう。10月の既存店売上も好調を持続、業績上振れを織り込む動きが強まっている。 <5706> 三井金 4208 +397 急伸。先週末に上半期の決算を発表、経常利益は169億円で前年同期比50.4%減となったが、従来予想の40億円は大きく上回っている。つれて、通期予想は従来の200億円から330億円、前期比65.9%増に上方修正。円安効果に加えて、自動車関連製品の増加、開発費用の減少などが要因となるもよう。大幅な業績上振れ好感に加えて、生成AI向け電解銅箔の拡大期待なども高まる状況になっているようだ。 <5110> 住友ゴム 1816.5 +233 急騰。先週末に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は246億円で100億円強の市場コンセンサスを大幅に上回っている。米国での価格効果などによりタイヤ事業の回復が加速化する形に。通期予想は従来の410億円から460億円、前期比3.1倍に上方修正しているが、構造改革費用など追加のコスト増も織り込んでおり、事業利益は500億円計画から630億円に大幅上方修正されている。 <5707> 東邦鉛 1170 -400 ストップ安比例配分。先週末に上半期決算を発表、経常損益は22.3億円の赤字となり前年同期比では62.9億円の損益悪化、従来予想の13億円の赤字から赤字幅は拡大。通期予想も10億円の黒字予想から一転、36.3億円の赤字見通しとした。亜鉛価格の下振れやラスプ鉱山の品位低下、持分損益の下振れなどが背景に。ラスプ鉱山の減損計上などで、通期最終損益は300億円の赤字見通しに。年間配当金は無配計画に修正。 <7550> ゼンショーHD 8889 +804 大幅続伸。先週末に上半期決算を発表、営業利益は254億円で前年同期比3.1倍となり、従来計画の202億円を大幅に上振れた。つれて、通期予想は従来の401億円から510億円にまで上方修正した。経済活動の正常化に伴って、すき家、はま寿司、レストラン事業、ファストフード事業はなどが好調に推移するようだ。また、年間配当金も従来計画の40円から50円に引き上げ、前期比26円の増配となる。 <9843> ニトリHD 14875 -1140 大幅続落。先週末に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は222億円で300億円程度の市場予想を下振れ。上半期は552億円となって従来計画の641億円を下振れている。為替の円安が下振れの主因となっているもよう。通期計画1451億円(前期は13カ月決算で1401億円)は据え置いているが、ドル・円相場の高止まりが続く中で、下振れ懸念があらためて強まる状況になっているようだ。 <4911> 資生堂 4185 -700 急落。先週末に第3四半期の決算を発表、7-9月期コア営業利益は88億円で前年同期比53.0%減となり、通期予想は従来の600億円から350億円、前期比31.8%減に下方修正している。にトラベルリテール事業、中国事業などが実質ベースで下振れのもよう。流通在庫調整のほか、中国における景況感の悪化や日本製品買い控えの影響などが背景。市場予想はほぼ従来会社計画線上であったとみられる。 <8035> 東エレク 22575 +385 大幅続伸。前日に第2四半期決算を発表、営業利益は961億円で前年同期比58.7%減となり、1000億円レベルの市場コンセンサスはやや下振れ。一方、通期予想は従来の3930億円から4010億円、前期比35.1%減に上方修正。中国市場が想定以上に好調なもよう。通期上方修正値は市場予想に未達であるものの、先週末のSOX指数が大幅高となったことも支援となり、あく抜け感優勢の流れにつながっているようだ。 <9783> ベネッセHD 2348 +440 ストップ高比例配分。MBOの実施を発表している。欧州の投資ファンドEQTと組んでTOBを実施する。TOB価格は2600円で先週末終値に比べて36.3%のプレミアムとなり、TOB価格にサヤ寄せの動きとなっている。主力の通信教育「進研ゼミ」の不振が続いており、株式非公開化で立て直しを図る方針。なお、今回のMBOは国内では最大規模となるようだ。
関連銘柄 10件
4911 東証プライム
4,810
5/14 15:00
+154(3.31%)
時価総額 1,924,000百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
5110 東証プライム
1,844.5
5/14 15:00
-52(-2.74%)
時価総額 485,183百万円
大手タイヤメーカー。自動車やトラック等向けのタイヤの製造、販売に加え、ゴルフ用品やテニス用品、スポーツ事務の運営等も行う。23年12月期はタイヤの売上が1兆円超となった。スポーツの利益は過去最高となった。 記:2024/04/16
5706 東証プライム
4,905
5/14 15:00
-102(-2.04%)
時価総額 281,199百万円
亜鉛に強い非鉄大手。機能材料の極薄銅箔で世界首位。自動車ドア周り製品でもシェア高い。24.3期3Q累計は自動車関連が好調も金属の在庫評価影響で営業益足踏み。営業外の受取配当金拡大。通期では増収増益を計画。 記:2024/03/09
5707 東証プライム
998
5/14 15:00
-77(-7.16%)
時価総額 13,559百万円
亜鉛国内3位、鉛で国内トップの大手非鉄。亜鉛や鉛の製錬に加え、豪州での資源開発、電子部品、リサイクルを展開。製錬事業部門では鉛が増収。販売価格の上昇等が寄与。24.3期3Q累計は資源事業部門が増収。 記:2024/02/26
3,709
5/14 15:00
-21(-0.56%)
時価総額 2,352,997百万円
大手ディスカウントストア。「ドン・キホーテ」を中心に、総合スーパーの「アピタ」や「ピアゴ」を運営。MEGAドン・キホーテUNYへの転換を推進。免税売上に注力。国内と北米の好調で、中間期は大幅営業増益。 記:2024/03/24
6,184
5/14 15:00
+61(1%)
時価総額 957,673百万円
外食最大手。牛丼の「すき家」を軸に、寿司の「はま寿司」、ステーキビッグボーイ」のメキシカンの「エルトリート」などを展開。4月より新ポイントサービスを開始。コロナ禍から外食需要が回復し、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/10
8035 東証プライム
34,590
5/14 15:00
-50(-0.14%)
時価総額 16,313,785百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9517 東証プライム
785
5/14 15:00
-108(-12.09%)
時価総額 46,575百万円
相対や取引所を通じて調達した電力を小売販売。自社でバイオマス発電所も。24.3期3Qは割高調達電力の販売が増えて逆ザヤに。大口需要の停滞も響く。年内の稼働を目標にベトナムでバイオマス原料の新工場を建設へ。 記:2024/04/08
2,591
5/14 15:00
+1(0.04%)
時価総額 265,850百万円
通信教育講座で国内首位。老人ホームでも国内首位級。学習塾なども。昨年11月に欧州の投資ファンドと組んでMBOを行うと発表。3月にMBOの一貫として実施したTOBが成立し、同社株は5月17日付で上場廃止に。 記:2024/04/11
9843 東証プライム
21,395
5/14 15:00
+410(1.95%)
時価総額 2,448,508百万円
家具・インテリア最大手。企画、製造、物流、販売の一貫体制を構築。商品の8割超を自社開発し、9割超を海外調達。富士通の配送最適化技術を活用した配送ルート作成の運用を開始。業容好調で3Q累計は増収・増益。 記:2024/02/09