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【注目銘柄ダイジェスト】:ニトリHDが大幅続伸、三井不が大幅続落

2022/12/21 16:23 FISCO
*16:23JST 【注目銘柄ダイジェスト】:ニトリHDが大幅続伸、三井不が大幅続落 <3482> ロードスター 1596 +29 大幅反発。配当方針の変更、並びに配当計画の引き上げを発表している。これまで15%を目安としていた配当性向を17%に引き上げることを決定、それに伴い、22年12月期末配当金も従来計画の43.5円から50円に引き上げ、前期比18円の増配となる。配当利回りも3%を超える水準にまで高まるほか、11月17日に従来の40.5円から43.5円に引き上げたばかりであるため、インパクトも大きくなっているようだ。 <8233> 高島屋 1673 -9 続落。第3四半期累計営業損益は210億円前後の黒字となり、同期としては3年ぶりの黒字になったとの観測報道が伝わっている。前年同期は10億円の赤字で、コロナ前の3年前の水準202億円も上回った公算とされている。旅行支援や水際対策緩和などが追い風となって都心部で客足が回復しているようだ。通期255億円の上振れも視野に入るとされているが、コンセンサスは会社計画を上回っており、インパクトは限定的に。 <4348> インフォコム 2030 +64 大幅反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断「オーバーウェイト」を継続し、目標株価を4600円から4800円に引き上げている。22年9月末の電子コミック四半期別有料会員数は7四半期ぶりにピークを更新、顧客獲得策の奏功やマンガ海賊版サイト影響の軽減などを背景に、今後も増加トレンドが続くと予想している。事業環境の好転を背景に、株価は新たな上昇トレンドに入るとみているもよう。 <4716> 日本オラクル 8130 +240 大幅反発。前日に上半期決算を発表、営業利益は347億円で前年同期比1.8%増益、第1四半期の同4.7%減から増益に転換する形になっている。クラウドサービスが順調に増加したほか、これまで低調であったクラウド&オンプレミスライセンスも大型案件の獲得などで増収となった。なお、売上高、EPSなどの通期計画は据え置いている。 <3391> ツルハHD 9470 +330 大幅反発。前日に上半期決算を発表、営業利益は247億円で前年同期比8.8%%増となり、従来計画の219億円を上振れる着地に。市場コンセンサスも上回ったとみられる。好採算の医薬品の販売が好調だったほか、販管費の抑制が想定以上に進む格好となったようだ。通期計画の427億円、前期比5.3%増は据え置いているが、上振れ余地なども広がったとみられている。 <4776> CYBOZU 2425 +99 大幅反発。リコーとの資本提携を発表している。リコーを処分予定先とする第三者割当を実施、自己株式の処分で普通株式1,740,100株を割り当てる。この結果、リコーは3.65%の株式を保有する第6位株主となる。一定の希薄化にはつながるものの、リコーとの提携・協力関係の強化をポジティブに評価する動きが優勢に。なお、今回の調達資金はサーバー機材の購入費用や米国での拡大投資などに充当する計画。 <8801> 三井不 2348 -93.5 大幅続落。不動産セクターは前日に業種別下落率のトップとなっていたが、本日も輸送用機器に続くワーストパフォーマンスとなる状況に。日銀の金融政策修正によるデメリットの大きい業界と捉えられている。借入依存度が高く、金利上昇によるバランスシートの悪化が警戒されるほか、金利上昇に伴う不動産需要の低下、不動産価格の下落など先行きファンダメンタルズへの懸念も強まる方向に。 <9843> ニトリHD 16430 +495 大幅続伸。日銀の金融政策の修正を受けた円相場の上昇を背景に、円高メリット銘柄の一つとして買い優勢の流れが続いた。今年の急速な円安進行に伴い、連続最高益更新の基調変化なども警戒されつつあったが、こうした警戒感の後退につながった。なお、前日に伝わっていた会長インタビューの報道では、「来年中には1ドル=120円と円高に転じ、110円台もありうる。為替相場はそれほど心配をしていない」と示されていた。 <7203> トヨタ自 1808 -37 大幅続落。輸送用機器セクターが業種別下落率のトップ、自動車関連株の下げが目立つ展開になっている。日銀の金融政策の修正を受けて前日から為替市場ではドル安・円高が進行、相対的に円高デメリットが大きいとみられている自動車関連株の売り材料に。ドル・円相場は日銀発表前の137円台半ばから急落しており、前日の米国時間には一時130円台半ばまで下落、8月上旬以来約4カ月ぶりの130円台となっている。 <8306> 三菱UFJ 850.5 +32.1 大幅続伸。前日に日銀が想定外の上限金利引き上げを発表、銀行株は後場から買い優勢の展開となったが、本日も上昇率上位には銀行株がランクインする状況に。来年初めには黒田総裁の任期が切れて日銀総裁の交代があり、さらなる金融政策の変更が想定されるなかで、銀行株には持たざるリスクも強まる展開となっているようだ。実質的に政策変更のメリットが大きい地銀株より、流動性の強いメガバンクにまずは資金が向かっている。
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3391 東証プライム
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時価総額 400,561百万円
ツルハ、くすりの福太郎、レデイ薬局などを傘下に収める持株会社。北海道札幌市に本社。グループ店舗数は2600店舗超。ウエルシアHDと経営統合に向けて協議。不採算店舗の積極閉店などで利益率の改善を図る。 記:2024/08/23
3482 東証プライム
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不動産投資事業等のコーポレートファンディング事業が主力。アセットマネジメント事業、クラウドファンディング事業も。配当性向17%目安。自己保有資産残高は増加傾向。クラウドファンディング事業は案件組成が順調。 記:2024/10/28
4348 東証プライム
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時価総額 347,904百万円
国内最大級の電子コミック配信サービス「めちゃコミック」の運営を行う。医療機関向けパッケージ・サービスなどのITサービスも。ヘルスケア事業は順調。米投資ファンドがTOB実施、成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2024/07/26
4716 東証スタンダード
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+345(2.34%)
時価総額 1,932,282百万円
米オラクル社の日本法人。クラウドサービス、ライセンスサポートが柱。ハードウェアの販売、導入支援等も手掛ける。データベース管理システムに強み。アライアンス強化推進。東京・大阪データセンターの利用量は順調増。 記:2024/10/29
4776 東証プライム
2,063
11/22 15:30
+8(0.39%)
時価総額 108,840百万円
業務アプリ構築クラウドサービス「kintone」、中小企業向けグループウェア「サイボウズOffice」などを提供。クラウドサービスの契約社数は6.4万社超。新規顧客獲得、グローバル展開などに注力。 記:2024/10/13
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(-0.37%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8233 東証プライム
1,201.5
11/22 15:30
-2.5(-0.21%)
時価総額 393,677百万円
大手百貨店。日本橋、新宿、大阪、京都などに大型店を有す。海外はシンガポール、ベトナム、タイなどで店舗展開。商業開発業や建装業、金融業等も。27.2期営業利益600億円目標。事業ポートフォリオの最適化図る。 記:2024/10/24
1,825
11/22 15:30
+19(1.05%)
時価総額 24,239,641百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
8801 東証プライム
1,257
11/22 15:30
+11.5(0.92%)
時価総額 3,534,336百万円
大手総合デベロッパー。オフィスビル、商業施設等の賃貸が主力。連結子会社に三井不動産レジデンシャル、三井不動産リアルティ、東京ドームなど。データセンター事業の強化図る。27.3期純利益2700億円以上目標。 記:2024/08/30
9843 東証プライム
18,025
11/22 15:30
+710(4.1%)
時価総額 2,062,835百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13