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【注目銘柄ダイジェスト】:三菱重が大幅反発、AGCが急落

2022/3/4 16:16 FISCO
*16:16JST 【注目銘柄ダイジェスト】:三菱重が大幅反発、AGCが急落 <4849> エン・ジャパン 2826 -10 小反落。いちよし証券はレーティングを「B」から「A」に引き上げ、フェアバリューを3700円としている。売上予想を引上げる一方で利益見通しは従来予想を据え置いているが、株価下落に伴って評価を引き上げた。今後もengage向け広告宣伝費が増加する見通しであるが、新規分野のHR-Techは売上、利益とも好調に推移しているとポジティブに捉えている。ただ、全般安に引きずられる形で、利食い売りが増えた。 <7205> 日野自 895 -155 急落。後場に入って急落する展開となっている。排ガスなどのデータを巡って不正の疑いがあるとして、本日午後4時から緊急記者会見を開くと発表している。国に提出した数値に不正があり、一部のエンジンで法律上の基準を満たしていない可能性があるようだ。信頼性の低下など、今後の事業展開に与える影響を警戒する動きが優勢に。 <4449> ギフティ 976 +77 大幅反発。マザーズ指数大幅安など中小型グロース株の軟調な動きが目立つなか底堅い動きに。SBI証券が投資判断を「売り」から「買い」に2段階格上げ、目標株価も2400円から2700円に引き上げた。株価調整が十分に進んだことに加えて、主力のgfB(giftee for Business)が好調、コロナ禍に起因するダウンサイドリスクが一定程度軽減、利益率を高め易い収益構造などを評価しているようだ。 <5201> AGC 4320 -465 急落。ロシア軍のウクライナ攻撃が激しさを増すなか、為替相場ではユーロ安の流れが強まっている。ユーロ・円も下落基調を辿り、一時は昨年2月以来となる127円割れまでユーロ安が進行している。同社などの欧州関連銘柄には、円高ユーロ安デメリット、欧州景気の先行き懸念が強まる状況のようだ。なお、同社にとっては、全体に占める欧州の売上高割合は2割程度の水準となっている。 <7752> リコー 1019 +39 大幅続伸。前日に中期経営計画の進捗説明会が開催されたもよう。「デジタルサービス親和性」を評価軸の1つとする方針を掲げるなど、デジタルサービス企業への変革を着実に実行していくようだ。23年3月期営業利益1000億円目標を据え置いたほか、株主還元においても総還元性向50%の目安を据え置き、継続的な増配や機動的な自己株取得実施への期待もあらためて高まる形になっている。 <7590> タカショー 655 -56 大幅反落。前日に22年1月期の決算を発表している。営業利益は14.7億円で前期比27.4%増益となったが、従来計画の15.1億円を下振れる着地に。また、23年1月期は15.7億円で同6.4%増益の見通し。連続増益の見通しであるが、前期、前々期との比較では増益率は鈍化見込みとなっている。ポジティブインパクトは限定的で出尽くし感も強まる形になり、地合いの悪化に押される状況へ。 <2929> ファーマF 1552 -91 伸び悩んで大幅反落。前日に上半期業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の11.1億円から20.3億円にまで引き上げた。前年同期は0.8億円の赤字であった。複数の新商品の販売が好調であったほか、ニューモ育毛剤のECプラットフォームなどでの海外販売も新規事業として売上増に貢献。ただ、第1四半期実績が15.8億円であったため、上方修正は織り込み済み、地合い悪化も重なって出尽くし感が優勢に。 <6778> アルチザ 1328 +186 急伸。前日に上半期決算を発表、営業利益は12.7億円で前年同期比88.0%増となり、従来の通期予想である9億円を大きく超過した。つれて、通期予想は14億円、前期比67.7%増にまで上方修正。主力のモバイルネットワークソリューションにおいて、5G向け製品及びテストサービスの追加受注などにより、国内における販売が予想を上回り堅調に推移しているもよう。高い進捗率から一段の上振れも期待できる状況に。 <7011> 三菱重 3648 +160 大幅反発で一時昨年来高値を更新。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に、目標株価も3900円から5600円に引き上げた。23年3月期は増益要因が豊富であり、コンセンサス水準は保守的過ぎるとみているもよう。同営業利益は2300億円を予想、市場予想を400億円強上回るとみている。石炭ガス化複合発電事業における追加費用の減少、民間航空機事業におけるB787の出荷機数の回復などを想定へ。 <4613> 関ペイント 1958 -167 大幅続落。野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に、目標株価も3700円から2400円に引き下げた。原材料価格の上昇などを考慮して業績予想を下方修正しているもよう。ドバイ原油が110ドル/バレルで推移すると、経常増益は難しくなるとみているようだ。1ドル/バレルの上昇は年間4億円の利益引き下げ要因として、23年3月期経常利益は、22年3月期見込385億円に対して369億円と見込む。
関連銘柄 10件
2929 東証プライム
951
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-18(-1.86%)
時価総額 27,654百万円
卵黄由来の機能性素材や化粧品、医薬品、抗体試薬の開発、製造等を行う。販売は通信販売と卸売。子会社にフューチャーラボ、明治薬品など。伊藤忠商事と資本業務提携。卵殻膜素材の開発・量産化などに取り組む。 記:2024/10/24
4449 東証プライム
1,323
11/22 15:30
+6(0.46%)
時価総額 38,991百万円
eギフトプラットフォーム事業が主力。カジュアルギフトサービス「giftee」、eGift Systemなどを手掛ける。地域通貨サービス等も。gifteeサービスの会員数は219万人超。会員数は順調増。 記:2024/07/08
4613 東証プライム
2,100.5
11/22 15:30
-23(-1.08%)
時価総額 392,665百万円
1918年創業の総合塗料メーカー。自動車、自動車補修向けで国内トップシェア。建築用塗料、船舶用塗料、家庭用塗料等も手掛ける。グローバル供給力などが強み。日本は商品ミックスの改善、原価低減などに取り組む。 記:2024/10/11
4849 東証プライム
2,042
11/22 15:30
+4(0.2%)
時価総額 101,520百万円
総合転職情報サイト「エン転職」、人材派遣会社の集合サイト「エン派遣」などを運営。人材紹介「エンエージェント」、インドでのIT人材派遣なども。engage、人財プラットフォームの育成などに取り組む。 記:2024/10/13
5201 東証プライム
4,623
11/22 15:30
+1(0.02%)
時価総額 1,005,202百万円
1907年創立の素材メーカー。建築ガラスや自動車用ガラス、塩化ビニル等の化学品、医薬品・農薬等を手掛ける。フロート板ガラス、自動車用ガラスなどで世界トップシェア。26.12期営業利益2300億円目標。 記:2024/10/07
6778 東証スタンダード
556
11/22 14:42
+5(0.91%)
時価総額 5,316百万円
通信計測器メーカー。基地局負荷試験機の開発・販売、通信インフラの保守、運用管理等を行う。通信事業者、通信機器メーカーが主要取引先。パケットキャプチャツール「etherExtractor」の販売等に注力。 記:2024/10/25
7011 東証プライム
2,309
11/22 15:30
-1(-0.04%)
時価総額 7,789,753百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7205 東証プライム
408.5
11/22 15:30
+1.1(0.27%)
時価総額 234,716百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。トヨタの連結子会社。国内販売台数が増加。海外低調も価格改定進める。 記:2024/07/25
7590 東証スタンダード
477
11/22 15:30
+2(0.42%)
時価総額 8,390百万円
環境エクステリア関連製品の企画・開発、ガーデン用品の輸出入販売などを行う。和歌山県海南市に本社。直販ECサイト「青山ガーデン」の運営等も手掛ける。海外事業では新商品の投入による販売強化などに取り組む。 記:2024/08/10
7752 東証プライム
1,647
11/22 15:30
+35(2.17%)
時価総額 966,771百万円
大手複合機メーカー。1936年創業。プリンターやオフィス機器消耗品、電子黒板、ITインフラ、ヘルスケア関連システム等も。海外売上高比率は6割超。25.3期はオフィスサービス事業の堅実な成長などを見込む。 記:2024/06/18