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【注目銘柄ダイジェスト】: 大平洋金が急伸、セレスは急落

2021/11/11 16:53 FISCO
*16:53JST 【注目銘柄ダイジェスト】: 大平洋金が急伸、セレスは急落 <3696> セレス 2404 -454 急落で下落率トップ。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は22.4億円で前年同期比79.6%増益となり、通期予想の20億円を上回る着地になった。ポイントサイトやDX化支援を手掛けるゆめみの好調がけん引したモバイル事業の拡大に加えて、投資有価証券の売却によりフィナンシャル事業も伸長。ただ、7-9月期は前四半期比で減益となるなどサプライズは乏しく、先行投資強化を見込んで通期予想を据え置いていることから、目先の出尽くし感が優勢に。 <9375> 近鉄エクス 2909 +270 急伸。前日に上半期決算を発表、営業利益は247億円で前年同期比89.9%増益となり、通期予想は従来の317億円から500億円、前期比46.3%増に上方修正、一転して大幅増益の見通しとした。世界経済の回復に伴う旺盛な輸送需要の顕在化、航空・海上貨物輸送スペースの供給不足を背景とした運賃原価及び販売価格の上昇などが業績上振れの背景に。年間配当金も従来予想・前期実績の50円から100円にまで引き上げ。 <8515> アイフル 390 +28 急伸。前日に上半期決算を発表、営業利益は99.3億円で前年同期比5.9%増益となり、第1四半期の同9.8%減から一転増益に転じた。従来予想の90億円を上回る着地にもなっている。また、通期予想は従来の237億円から241億円、前期比37.5%増に上方修正。貸倒関連費用やポイント引当金などの減少による営業費用の減少予想を反映した。順調な収益改善をポジティブに評価する動きが先行。 <5541> 大平洋金 2377 +347 急伸。旧村上ファンド系の投資会社シティインデックスイレブンスが5.36%の株式を保有する大株主に浮上している。今後の買い増しなど需給思惑のほか、株主還元強化などへつながる可能性が意識されているもよう。また、前日に上半期決算を発表、営業利益は9.5億円、前年同期比10億円超の損益改善となっているが、こちらは先に上方修正を発表済みであり、特にインパクトはないとみられる。 <4323> 日シス技術 2717 +500 急伸。前日に上半期決算を発表、営業利益は9.9億円で前年同期比9.7億円の損益改善となった。第1四半期に続き7-9月期も順調な収益拡大が続く形になっている。通期予想13.3億円、前期比9.3%増は据え置いたが、進捗率は74.6%にまで達している。金融機関向け情報系統合システム「BankNeo」ライセンスの販売好調、ASEANビジネスの業績回復などを主因に、ソフトウェア事業の収益改善が進んでいるようだ。 <4911> 資生堂 7298 -291 大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は32億円で前年同期比73.7%減益となっている。マーケティング費用の強化、中国でのロックダウンによる店舗閉鎖などが影響のようだ。通期計画は従来の270億円から320億円、前期比2.1倍に上方修正しているが、コンセンサスは450億円程度の水準である。7-9月期の収益失速に伴い、コンセンサスの切り下がりが想定される状況のもよう。 <7532> パンパシHD 2169 -230 大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は161億円で前年同期比30.7%減益となり、計画比で30億円程度下振れたもよう。市場予想は50億円程度下回っている。8月単月の売上減少、ユニーの利益率低下などが下振れの背景とみられる。足元の売上回復などを映して通期予想の850億円、前期比4.5%増は据え置いているが、食品メーカーの値上げの影響などユニーの先行き懸念が台頭する形に。 <9424> 日本通信 238 +31 急伸。スマホに電子証明書を搭載する「my電子証明書」に関して、子会社のmy FinTechが電子署名法に基づく認定を取得したと発表している。スマホに搭載する電子証明書は今回の「my電子証明書」が初めてとなるもよう。会社側では、中長期の売上及び利益に対して極めて大きな影響を与えるともコメントしており、今後の業容拡大期待が急速に高まる状況となっているようだ。 <6284> ASB機械 3140 -700 ストップ安売り気配。前日に21年9月期の決算を発表、営業利益は87.4億円で前年同期比80.1%増益、第3四半期決算時に上方修正した水準での着地に。一方、22年9月期は54億円で同38.2%減益の見通し。短期的には、コロナ禍での経済活動縮小などの影響を受けて、一部顧客に設備投資意欲の減退の動きが見られるとしている。収益続伸期待は高かったとみられ、想定外の大幅減益見通しにネガティブサプライズ。 <7862> トッパンフォー 1322 +300 ストップ高買い気配。親会社の凸版印刷が、持株会社体制を見据えて同社のTOBを実施すると発表、同社では賛同の意見を表明しており、TOB価格にサヤ寄せする動きとなっている。完全子会社化を企図しており、TOB終了後に同社は上場廃止となる。TOB価格は1550円で前日終値比51.7%のアップ率となっている。TOB期間は11月11日から12月23日まで。
関連銘柄 10件
3696 東証プライム
1,718
4/25 14:54
+43(2.57%)
時価総額 20,403百万円
ポイントサイト「モッピー」を運営。サイト経由で得る広告収入が収益源。ビットバンク社を通じ、三井住友トラストHDとデジタルアセットの保管管理事業参入へ向けた設立準備会社を設立。23.12期は大幅経常増益。 記:2024/02/10
4323 東証プライム
1,691
4/25 14:54
-51(-2.93%)
時価総額 41,999百万円
システム開発会社。システムの受託開発に加え、パッケージソフトやビッグデータビジネスも展開する。大学や金融向けパッケージソフトに強みを持つ。今期3Q累計はシステム受託開発や医療ビッグデータが堅調だった。 記:2024/04/15
4911 東証プライム
4,208
4/25 14:54
-59(-1.38%)
時価総額 1,683,200百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
5541 東証プライム
1,290
4/25 14:53
-12(-0.92%)
時価総額 25,254百万円
ステンレス原料のフェロニッケルを精錬。ガス生産や廃棄物リサイクルも。日本製鉄系列。24・3期上期は販売数量減に加えて販価も下落。棚卸資産の簿価切り下げ額計上に伴う売上原価増も利益の重石に。持分投資益縮小。 記:2024/01/18
4,860
4/25 14:54
-15(-0.31%)
時価総額 74,596百万円
プラスチックボトル生産機メーカー。世界130カ国以上に射出延伸ブロー成形機や金型を販売。金型は売上伸長。ストレッチブロー成形機や部品その他も売上増。為替差損の減少等により、24.9期1Qは大幅経常増益。 記:2024/04/09
3,735
4/25 14:54
-94(-2.45%)
時価総額 2,369,491百万円
大手ディスカウントストア。「ドン・キホーテ」を中心に、総合スーパーの「アピタ」や「ピアゴ」を運営。MEGAドン・キホーテUNYへの転換を推進。免税売上に注力。国内と北米の好調で、中間期は大幅営業増益。 記:2024/03/24
1,550
2/24 15:00
+1(0.06%)
時価総額 178,250百万円
ビジネスフォームやDPSで国内首位。BPOやカード・ICタグも。22.3期上期は決済関連が拡大。BPOも好調続く。親会社の凸版印刷がTOB発表。TOB価格1550円。TOB成立ならば同社株は上場廃止に。  記:2021/11/18
8515 東証プライム
454
4/25 14:54
-27(-5.61%)
時価総額 220,017百万円
大手消費者金融会社。無担保ローンや事業者ローンの提供が主力。カードローンやキャッシングローン、事業サポート等の融資に関するサービスを提供。今期3Q累計は営業貸付金利息等が増加も、広告宣伝費等が増加した。 記:2024/02/12
9375 東証プライム
4,170
8/25 15:00
-5(-0.12%)
時価総額 300,240百万円
国際フォワーディング大手。近鉄グループの物流会社。海外拠点網を活かした国際輸送に強み。近鉄グループHDが完全子会社化視野に1株4175円でTOB、実現なら上場廃止へ。取扱物量増で、22.3期は利益急伸。 記:2022/06/27
9424 東証プライム
199
4/25 14:54
+1(0.51%)
時価総額 32,837百万円
国内初のMVNO会社。モバイル通信サービス、SI会社や金融機関等向けモバイルソリューションを展開。日本通信SIMは個人、法人ともに契約回線数が伸びる。特別利益を計上。24.3期3Qは大幅最終増益。 記:2024/02/23