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【注目銘柄ダイジェスト】:ローランドDGが急伸、レーザーテックは続落

2021/8/10 16:49 FISCO
*16:49JST 【注目銘柄ダイジェスト】:ローランドDGが急伸、レーザーテックは続落 <6855> 電子材料 1934 +210急伸。前週末に22年3月期第1四半期(4-6月)決算を発表、営業利益は前年同期比42.1%増の11.42億円となり、上半期計画の16.00億円、同31.2%増に対して高進捗。20年10-12月が6.96億円、21年1-3月期は7.48億円と四半期比でもモメンタムが大きく拡大。半導体メーカーの設備投資が継続するなか、メモリーIC向け製品を中心に、プローブカードの需要が堅調に推移したことが背景。なお、いちよし証券では投資判断を「B」から「A」へ、フェアバリューを2400円から2700円へと引き上げている。 <7414> 小野建 1550 +177急伸。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は30.7億円で前年同期比4.5倍となり、上半期計画は従来の27.8億円から54.8億円に、通期では58.9億円から93.6億円、前期比43.7%増に上方修正している。鉄鋼市況の上昇に伴い、販売価格の上昇から在庫出荷分を中心に利益率が向上しているもよう。年間配当計画も従来の60円から92円にまで引き上げており、配当利回り妙味なども高まる形になっている。 <6789> ローランドDG 3155 +500急伸でストップ高。先週末に上半期半期決算を発表、営業利益は29.6億円となり、従来予想の21億円を大きく上振れる着地に。北米におけるサイン市場向けプリンターとデンタル加工機の販売が想定を上回り、増産体制整備による効果も顕在化したもよう。通期予想は40億円から54億円、前期比10倍超の水準にまで上方修正。また、上半期の配当金は従来の20円計画から40円に引き上げ、年間配当金は前期比50円増の60円としている。 <4680> ラウンドワン 1186 +103急伸。8月5日発表の第1四半期決算を受けた見直しの動きが続く形になっている。いちよし証券では、フェアバリューは1500円から1400円に引き下げているものの、レーティングは「B」から「A」に引き上げている。緊急事態宣言再発出の影響などで今期予想は下方修正しているものの、来期はワクチン接種の普及見込みなどで急回復を想定しており、株価調整は進んだとみているようだ。 <5713> 住友鉱 4195 -297急落。先週末に第1四半期決算を発表、税引前利益は599億円で前年同期比16.9倍の水準となり、上期計画は従来の730億円から1060億円に上方修正している。金属市況の上昇に加えて、MLCCや電気自動車向けなど材料事業も好調に推移。ただ、金属市況上昇に伴う業績上振れは想定線、通期の市場コンセンサスは会社計画を400億円程度上回る水準であり、目先の出尽くし感につながる形へ。なお、会社側では通期予想は据え置き。 <5922> 那須鉄 9880 +1500ストップ高買い気配。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は6.9億円で前年同期比58.8%増と大幅増益になり、上半期予想は従来の5.3億円から11.1億円に、通期では12.5億円から20億円にそれぞれ上方修正。原材料価格上昇の影響が想定よりも限定的であるほか、ETC設備工事などが順調に推移しているもよう。大幅減益見通しから一転して2ケタ増益見通しに転じており、サプライズが強まる形になっている。 <6062> チャームケア 1379 +300ストップ高買い気配。先週末に21年6月期の決算を発表、営業利益は20.1億円で前期単独比5.9%増益、期末配当金も9円から12円に引き上げ。22年6月期は29.3億円の見通しであり、会計基準変更を考慮した実質ベースでは同78.6%増になるもよう。年間配当金も15円に引き上げ計画。新規事業「ヘルスケア・デベロップメント事業」で売上高25億円程度の計上を見込んでいるようだ。 <9432> NTT 2852 +43続伸。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は4863億円で前年同期比2.3%減益、NTT東・西、NTTデータが増益となったが、ドコモの減益が響く形になった。ただ、ドコモも会社想定は上振れているもよう。決算サプライズは限定的な中、発行済み株式数の2.76%に当たる1億株、2500億円を上限とする自社株買いの実施を発表しており、期待感もあったとはいえ、ポジティブに反応する動きが先行している。 <5706> 三井金 3355 +270大幅高。先週末に第1四半期決算を発表、経常利益は212億円となり、前年同期比231億円の損益改善に。上半期計画は従来の190億円から340億円、通期では350億円から520億円、前期比1.6%増にまで上方修正している。在庫評価益の拡大に加えて、極薄銅箔の販売好調などが背景になっている。通期の市場コンセンサスは390億円、業績への警戒感から株価の低調推移が続いていたことからもインパクトが強まる形に。 <6920> レーザーテック 21470 -170大幅続落。前日に21年6月期の決算を発表、営業利益は261億円で前期比73.1%増益、市場予想を40億円近く上回っている。一方、22年6月期は270億円で同3.6%増にとどまる見通しで、400億円程度だった市場予想を大幅に下回る水準となっている。ACTISの売上計上本格化による初期ロットのコスト高が利益率の押し下げ要因となるもよう。高い収益成長への期待が高かっただけに、踊り場入りに失望感が優勢となる展開に。
関連銘柄 10件
4680 東証プライム
691
5/1 15:00
-6(-0.86%)
時価総額 198,012百万円
屋内型複合レジャー施設を全国展開。海外は米国を軸に中国開拓にも取り組む。売上は2Q、4Qに偏重する傾向。日本はカラオケ、スポッチャの売上が伸びる。米国はカラオケ中心に売上増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/11
5706 東証プライム
4,859
5/1 15:00
-109(-2.19%)
時価総額 278,562百万円
亜鉛に強い非鉄大手。機能材料の極薄銅箔で世界首位。自動車ドア周り製品でもシェア高い。24.3期3Q累計は自動車関連が好調も金属の在庫評価影響で営業益足踏み。営業外の受取配当金拡大。通期では増収増益を計画。 記:2024/03/09
5713 東証プライム
5,218
5/1 15:00
-96(-1.81%)
時価総額 1,517,467百万円
大手非鉄。銅、ニッケル、金を手掛け、事業連携による材料調達や製品開発に特徴。大電流・大面積仕様にも応用可能なプリンテッドエレクトロニクス用の厚膜導電性インクを開発。車載用電池材料の増販で、3Q累計は増収。 記:2024/02/23
5922 東証スタンダード
10,630
5/1 13:04
-100(-0.93%)
時価総額 12,756百万円
電力や通信向けを主力に、鉄塔や鉄骨、架空線材料、地中線材料、鉄管柱等を提供する。表面処理やメンテナンス等も行う。電力鉄塔に強みを持つ。今期3Q累計は交通インフラが伸長した。2月に通期予想を上方修正した。 記:2024/03/07
1,484
5/1 15:00
-23(-1.53%)
時価総額 48,545百万円
首都圏・近畿圏の都心部で介護付有料老人ホームを展開。高齢者施設の開発・販売も。24.6期上期は既存ホームが高稼働を維持。新設ホームも貢献し、増収増益に。入発・販売は下期集中予定。通期最高業績・増配を計画。 記:2024/02/14
5,560
5/1 15:00
-10(-0.18%)
時価総額 70,367百万円
広告・看板用インクジェットプリンタ大手。カッティングマシンや3Dモデリングマシン、歯科用ミリングマシン等も。海外売上比率が高い。欧州はサイン市場向け低溶剤プリンター等の販売が堅調。23.12期通期は増収。 記:2024/04/16
6855 東証スタンダード
2,616
5/1 15:00
+18(0.69%)
時価総額 33,027百万円
半導体検査部品と電子管部品を手掛けるプローブカードメーカー。半導体製造の前工程で使われるプローブカードを中心に、陰極やフィラメント等の電子管部品も展開。海外向け主力製品の需要停滞で、3Q累計は足踏み。 記:2024/02/09
6920 東証プライム
39,750
5/1 15:00
+5,150(14.88%)
時価総額 3,747,868百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
7414 東証プライム
1,826
5/1 15:00
-24(-1.3%)
時価総額 43,147百万円
鉄鋼商社。鉄鋼流通業界でトップシェア。鉄鋼製品の提供に加え、建築用資材や土木用資材の販売、鉄骨工事や杭工事などを展開。短納期化に定評。京阪神エリアでの鉄筋加工販売を強化。鋼板の数量増で、3Q累計は増収。 記:2024/02/25
9432 東証プライム
170.5
5/1 15:00
-0.3(-0.18%)
時価総額 15,438,829百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14