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【注目銘柄ダイジェスト】:リードが大幅上昇、テルモは大幅続落

2020/11/20 16:55 FISCO
*16:55JST 【注目銘柄ダイジェスト】:リードが大幅上昇、テルモは大幅続落 <4543> テルモ 4064 -179 大幅続落。大和証券では業績予想を下方修正し、目標株価を5200円から5060円に引き下げている。脳動脈瘤治療デバイス「WEB」など新製品拡販に想定以上の時間を要していること、心臓カテーテル製品における競争激化を反映したことが下方修正の要因としているようだ。また、中国では薬剤溶出型ステントが今年から入札制度の対象となっており、来年はPTCAバルーンカテーテルが対象となる見込みとも指摘している。 <6982> リード 429 +80 ストップ高。一部報道では、自動車用外装部品において、熱に伴う収縮変化を防ぐアニール処理を行わず品質を維持できる技術を確立したと伝わっている。材料メーカーと開発した収縮変化に強い材料を用いることで、アニール処理の工程を短縮し、部品費を15-30%削減できるようだ。来年度中にも適用部品の量産を開始する予定とされており、業績寄与への期待が先行する状況とみられる。 <3109> シキボウ 1083 +75 大幅反発。抗ウイルス加工「フルテクト」を施した機能素材が、新型コロナウイルスに対しても抗ウイルス効果があるとの試験結果を得たと発表している。コロナウイルスに対する抗ウイルス効果はこれまでも確認されていたが、今回は新型コロナへの効果も確認された形。生地に含侵させる薬剤に関しての安全性も確認されているようだ。足元でコロナ感染者数の拡大傾向が強まる中、今後の展開への期待が高まっている。 <8725> MS&AD 3169 -145 大幅反落。前日に上半期の決算を発表、純利益は966億円で前年同期比40.9%減益、通期予想は従来の1300億円から1400億円に上方修正。修正幅は他社比較でも相対的に大きくなっている。また、発行済み株式数の1.77%に当たる1000万株、200億円を上限とする自社株買いも発表している。ただ、コロナ関連費用の見通し引き上げ幅は大きく、短期的な上昇ピッチが速まっていたなかで、利食い売り優勢の動きとなっている。米長期金利低下も逆風に。 <6727> ワコム 788 +68 大幅反発。野村證券では投資判断「バイ」継続で、目標株価を950円から1200円にまで引き上げている。オンライン教育やテレワークの普及によって、デジタルペン市場は一般ユーザー向けへも広がっていくと考えられるほか、グローバルIT大手やパートナー企業との連携・協業を通じて、中長期的に高い利益成長が続くと予想している。21年3月期営業利益は会社計画90億円を上回る110億円、前期比ほぼ倍増の水準を予想。 <6770> アルプスアル 1370 +15 もみ合い。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「アンダーウェイト」に格下げしている。目標株価も1500円から1200円に引き下げている。スマホ用カメラアクチュエータの利益予想を引き下げたことで業績予想を下方修正、今期営業利益は130億円を予想で、市場コンセンサスの188億円を下回るとみている。アルパインとの経営統合効果が出るまでには要時間ともしているようだ。 <7161> じもとHD 1029 -23 大幅続伸。SBIホールディングスが同社との資本提携方針を固めたと報じられている。第三者割当増資を引き受けて40億円規模を出資、出資比率は2割弱となる見通しのようだ。SBIでは「地銀連合構想」を進めているが、今回の提携で出資地銀は合計7行となる。フィンテックや資産運用高度化などの今後の展開を期待する動きが優勢に。 <2809> キユーピー 2343 +123 大幅反発。前日に20年11月期の業績上方修正を発表している。営業利益は従来予想の240億円から275億円にまで増額、コスト低減の取り組み強化、海外での想定以上の利益回復などが上振れの背景としている。250億円程度の市場予想も上回る水準となっている。業務用主体のタマゴ事業の回復などは鈍いとみられていたなか、順調な収益確認を評価する動きが先行しているようだ。 <3655> ブレインパッド 4000 +205 大幅反発。伊藤忠との資本・業務提携を発表している。伊藤忠が発行済み株式の3%に当たる約10億円を出資し、共同開発体制の強化を図っていくことを計画している。伊藤忠は食品流通の分野で商品の売れ行きや季節要因を分析し、需要予測や在庫の圧縮につなげているが、今回の出資でデータ分析機能をさらに強化する方針。同社にとっても主要顧客とのさらなる関係強化、データ開発力強化につながっていくと期待される形に。 <5486> 日立金 1535 +138 大幅反発。約53%を出資する親会社の日立製作所が、同社株の売却に向けて入札手続きに入ったと報じられている。ベインキャピタルやKKRなど複数の大手投資ファンドが応札を検討しているもよう。月内を期限に応札希望者を募って候補を絞り込み、その後に2次入札に進むようだ。これまでも日立製作所はグループ再編の動きを進めており、もともと次の再編候補と位置付けられていたが、あらためてプレミアム付与を期待の動きが優勢に。
関連銘柄 10件
2809 東証プライム
3,185
4/30 9:59
+25(0.79%)
時価総額 450,678百万円
マヨネーズ、ドレッシングで国内首位。医薬も。傘下にアヲハタ。価格改定効果等で業務用は売上増。フルーツソリューションは食品メーカー向け販売が増加。23.11期通期は増収。24.11期は増収増益見通し。 記:2024/03/04
3109 東証プライム
1,038
4/30 9:56
+1(0.1%)
時価総額 12,260百万円
繊維中心の素材メーカー。化成品も手掛け、現在は産業材や保有資産活用の不動産賃貸が収益源。中東民族衣装用生地など輸出衣料も展開。悪臭を良い香りに変える臭気対策剤「デオマジック」を拡販。3Q累計は営業増益。 記:2024/02/09
3655 東証プライム
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時価総額 27,118百万円
AIを活用したビッグデータ分析サービスやデジタルマーケティングサービスを提供。関連ソフトの開発も。プロフェッショナルサービス事業は有償稼働率が回復傾向。プロダクト事業は収益伸長。24.6期2Qは2桁増益。 記:2024/02/11
4543 東証プライム
2,715.5
4/30 9:59
+105(4.02%)
時価総額 4,047,988百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
5486 東証プライム
2,177
12/28 15:00
-3(-0.14%)
時価総額 933,724百万円
高機能材料メーカー。高級特殊鋼、希土類磁石、素形材製品が柱。23.3期1Qは需要回復。通期でも収益好転を見込む。米国ファンドが遅延していたTOBを開始。TOB価格は2181円。TOB成立ならば上場廃止に。 記:2022/10/15
6727 東証プライム
599
4/30 9:59
+3(0.5%)
時価総額 98,563百万円
描画用ペンタブレットで世界首位。韓国サムスン社など向け電子ペンOEMも。24.3期3Q累計は自社ブランド品の需要が戻らず。だがOEMが回復。経費削減や円安なども寄与して増収増益に。営業外に為替差益を計上。 記:2024/04/11
6770 東証プライム
1,398
4/30 9:59
+19(1.38%)
時価総額 306,555百万円
電子部品のアルプスとカーナビのアルパインが経営統合して発足。センサ・コミュニケーション事業を成長領域に位置付け。モジュール・システム事業は増収。インフォテインメントの新製品等が貢献。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/10
6982 東証スタンダード
617
4/30 9:34
-3(-0.48%)
時価総額 1,625百万円
自動車部品メーカー。バンパーやスポイラーに強み。SUBARUグループ向け売上比率が高い。情報通信機ラック等の自社品も。自動車用部品は受注増。駐輪部門は官公庁など大口案件が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/22
7161 東証スタンダード
558
4/30 0:00
±0(0%)
時価総額 14,977百万円
金融グループ会社。きらやか銀行と仙台銀行を中核に、預金や貸出等の銀行業務、リース、カード等の金融サービスを提供。中小企業等貸出金は増加。貸出金利息、その他経常収益は堅調。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/23
2,807.5
4/30 9:59
+32.5(1.17%)
時価総額 4,515,061百万円
3メガ損保の一角。三井住友海上、あいおい、ニッセイ同和が前身。国内損保を軸に、国内生保、海外保険等を展開。保険引受収益、資産運用収益ともに増加。24.3期3Q累計は収益伸長。通期利益予想を上方修正。 記:2024/04/13