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【注目銘柄ダイジェスト】任天堂が続伸、ファナックは上値重い

2019/2/25 17:38 FISCO
*17:38JST 【注目銘柄ダイジェスト】任天堂が続伸、ファナックは上値重い <7974> 任天堂 30320 +290 続伸。京都銀行など5行が保有株を売り出すと発表、売出株数は計242万8700株で、発行済み株式数の2%程度に相当する。また、オーバーアロットメントによる上限36万4300株の売出も実施。一方、需給悪化の緩和に向けて、発行済み株式数の0.83%に当たる100万株、330億円を上限とする自社株買いの実施も発表、5年ぶりの自社株買いとなる。一株当たりの価値向上を評価する動きに。 <3938> LINE 4060 +50 買い先行。今12月期営業損益が300億円前後の赤字になりそうだとの観測が報じられた。前期は161億円の黒字であり、営業赤字は16年の上場以来で初めて。スマホ決済を中心とした新規事業での先行投資が膨らむもよう。ただ、投資は今期がピークとなり、21.12期には戦略事業として営業黒字の確保を目指すとされる。また、投資負担拡大による今期営業赤字転落を予想する声も多かったため、あく抜けに。 <9509> 北海電力 728 -82 急落。原子力規制委員会では、北海道電力泊原子力発電所の再稼働に向けた安全審査において、原発敷地内を通る断層が活断層であることを「否定できない」との見解を示したと伝わっている。北海道電力では敷地内の断層を活断層でないとする証明を試みてきたが、根拠が乏しいとされているもよう。泊原発再稼働に対する不透明感が改めて強まる状況にも。 <6770> アルプスアル 2303 -17 反落。野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価も2600円から2500円に引き下げている。車載モジュールの収益性改善が、想定以上に時間を要する可能性が出てきたことを格下げの背景としている。車載モジュールの新規案件の一部は、ソフトウェア制御がこなれない量産当初は開発費用が嵩む可能性として、短期的に収益改善は期待しにくいと考えているもよう。 <3612> ワールド 2160 +153 急反発。野村証券が投資判断「バイ」、目標株価3000円で新規カバレッジを行っていることが買い材料視されている。野村證券では、決算発表を重ねることで収益力や事業戦略の実現可能性が株式市場で認知され、低位な水準にあるバリュエーションが見直されるとみているもよう。今期から3年間のコア営業利益増益率は年率3.2%を予想、優先株式償還による配当支払い減少で、純利益は同年率15%での成長とみている。 <6186> 一蔵 615 -67 一時ストップ安。先週末に業績予想の下方修正を発表、株価急騰の反動も加わり、下げ幅は大きくなっている。今期営業利益は8.3億円から5.2億円に、最終利益は4.7億円から1.1億円に下方修正。ウエディング事業における施行単価の下落に加えて、新規基幹システムの開発プロジェクト断念によって特別損失も計上する見通しに。 <5698> エンビプロHD 675 +100 ストップ高。グループ会社のエコネコルが出願していた「焼却灰からの貴金属回収方法及び装置」について特許を取得したと発表、期待材料視される展開になっている。出願日は16年2月8日で、登録日は19年1月18日となっている。事業の中心となっている資源リサイクル事業における、今後の事業展開に対して優位性が高まっていくとの見方が先行へ。 <6376> 日機装 1267 +72 急伸。みずほ証券では投資判断「買い」を継続で、目標株価を1400円から1530円に引き上げている。医療部門がようやく低迷から脱する兆しが見えてきたと考えられること、足元の油価回復などを評価しているもよう。インダストリアル事業の見通しは若干引き下げながら、透析機器は2020年に新製品の発売が予定されているもようであり、医療機器事業の見通しを上方修正している。 <6954> ファナック 19330 -125 上値重い。先週末にはゴールドマン・サックス証券の格下げが観測されていたが、ドイツ証券でも投資判断を「ホールド」から「セル」に格下げ、目標株価も18000円から14000円に引き下げている。来期の低調な業績を株価は織り込んでいないとの判断。長期的な投資による固定費増加が短期的な利益創出を阻むとし、来期営業利益率は20%まで下がると予想しているようだ。 <9062> 日通 6390 -260 大幅続落。先週末発表の中期計画が引き続きネガティブ視されている。中間目標となる22.3期営業利益は830億円を予想、今期会社計画770億円との比較では、増益幅は限定的とみられているようだ。同一賃金・同一動労への対応などの費用が、22.3期には今期見込み比で180億円増となり、負担になるとみられている。一方、ROE目標や総還元性向目標などを受け、自社株買い継続への期待は高まったとの見方も。
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時価総額 66,443百万円
国内総合ファッション大手。UNTITLEDやINDIVI等のブランドを展開。百貨店・SCが主販路。ナルミヤ・インターナショナル等を傘下に持つ。ブランド事業ではOMO活動の強化等で店頭、ECの売上増を図る。 記:2024/06/07
3938 東証1部
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時価総額 1,304,330百万円
国内最大のメッセンジャーアプリ「LINE」を運営。広告収入に次ぐ収益の柱として金融サービスに力注ぐ。来年3月にヤフーとの統合を予定。20.12期3Q累計は子会社の売却と増資に伴う一時利益計上で営業黒字に。 記:2020/11/24
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時価総額 13,112百万円
金属・廃棄物リサイクル等の資源循環事業、資源の国際流通等のグローバルトレーディング事業が柱。リチウムイオン電池リサイクル事業等も。グローバルトレーディング事業は堅調。28.6期売上高800億円目標。 記:2024/06/18
6186 東証スタンダード
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時価総額 2,306百万円
着物の販売・レンタル等を行う和装事業が主力。着物・和服・反物の通販サイト「いち利モール」の運営、ウエディング事業等も。成人式のある下期に収益偏重。和装事業では催事開催、広告宣伝の強化で受注獲得図る。 記:2024/10/06
6376 東証プライム
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時価総額 68,968百万円
産業用ポンプ・システム等のインダストリアル事業、血液透析関連製品等のメディカル事業、航空宇宙事業を展開。ジェットエンジンナセル部品「カスケード」で世界トップシェア。産業用ポンプ・システムは収益性回復傾向。 記:2024/07/26
6770 東証プライム
1,540.5
11/22 15:30
+7(0.46%)
時価総額 337,802百万円
電子部品のアルプス電気、カーナビのアルパインが経営統合。スイッチや可変抵抗器などコンポーネント事業が主力。タクトスイッチは業界トップクラスのシェア。海外売上高比率が高い。車載用電子部品の拡大等に注力。 記:2024/06/15
6954 東証プライム
4,114
11/22 15:30
+13(0.32%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7974 東証プライム
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時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9062 東証1部
6,910
12/28 15:00
-10(-0.14%)
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総合物流最大手。トラック・海上・鉄道等の運輸事業を展開。国内首位の倉庫面積、引っ越しでもトップ級。セルビアで日系フォワーダーとして初の支店開設。全セグメント好調により、中間期(決算期変更)は大幅増収増益。 記:2021/11/13
9509 東証プライム
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時価総額 181,104百万円
北海道を管轄する電力会社。原発停止で火力と他社受電が柱に。ガス小売等も手掛ける。連結子会社に北海道電力ネットワーク、北海電気工事など。販売電力量は足踏みを見込む。石狩湾新港発電所は30年度に運転開始予定。 記:2024/06/09