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【注目銘柄ダイジェスト】ファーストリテが大幅反発、大東建は大幅反落

2017/10/13 18:40 FISCO
*18:40JST 【注目銘柄ダイジェスト】ファーストリテが大幅反発、大東建は大幅反落 <9983> ファーストリテ 36770 +1920 大幅反発。前日に前8月期の決算を発表。営業利益は1764億円で前期比38.6%増益、会社計画1750億円を上回り、市場コンセンサス並みの水準で着地した。海外ユニクロが大幅増益となりけん引役に。今期は2000億円で同13.4%増益の見通し。コンセンサス線上ではあるが、円安による粗利益率の低下なども懸念されていたことで安心感が強まる形に。海外事業の成長期待をあらためて織り込む動きになった。 <4452> 花王 6901 +233 続伸。野村証券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」、目標株価も6970円から8020円に引き上げている。足元では中国での子供用おむつの売上拡大が目覚ましく、中期的にもアジアの消費財の売上拡大、ビューティケア事業の収益性改善などが利益成長ドライバーになると判断している。株主還元の継続的な拡充も期待できるほか、環境や社会的課題の解決を経営目標に取り入れておりESGの観点からも高く評価と。 <3382> 7&iHD 4550 +123 反発。上半期の決算を発表、営業利益は約1945億円で前年同期比7.2%増益、会社計画の1908億円を上回る着地となった。そごう・西武、ニッセンHD、金融事業などが計画を上回ったもよう。ほぼ想定の範囲内の決算ではあるが、第1四半期の3.3%増益から増益率が高まるなど、安定した決算内容を見直す動きが優勢に。本日は株価の出遅れ感是正を目指す動きに。 <5406> 神戸鋼 805 -77 大幅反落。海外で生産する線材でも、品質データを書き換えて出荷していたことが明らかになったと伝わっている。データ改ざん問題は、アルミや銅製品のほか、鉄粉やターゲット材などでも確認されており、一段と広がりを見せる形に。信用失墜による中期的な業績への影響が懸念されるほか、ユーザーからのコスト負担要請の動きも見られ始めており、前日に見られたリバウンド狙いの動きなども手控えられる状況。 <7599> IDOM 765 +83 一時ストップ高。前日に発表した上半期決算がポジティブサプライズと受け止められた。営業利益は約25.3億円で前年同期比16.4%増益、従来予想の21億円を上回り、一転して2ケタ増益となった。小売り台数の上振れが背景となっているもよう。第1四半期の減益決算から上振れにはインパクトが強まる格好へ。収益モメンタムの好転による先行き期待も反映される状況に。 <1878> 大東建 20380 -650 大幅反落。ドイツ証券が投資判断を「ホールド」から「セル」に格下げしており、利食い売りのきっかけとなっている。なお、同証券では目標株価を17520円としている。上半期受注高は会社計画5.3%増に対して4.7%減となり、営業人員が減少していることで通期の計画達成は困難とみているもよう。PER水準が過去最高レベルにあるほか、コンセンサス予想が高いことなども格下げの背景としている。 <7240> NOK 2739 +155 大幅反発で7月18日の戻り高値水準を更新。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を新規に「買い」、目標株価を3100円としている。自動車電装化が加速する中、同社のFPC事業の中心はスマホから車載へとシフトし、営業利益は17.3期の398億円から22.3期には748億円へと拡大が見込まれるとしている。自動車セクター平均並みのバリュエーション上昇を期待として業界のトップピックに位置づけ。 <3073> DDHD 3330 +504 ストップ高。業績の上方修正が買い材料視された。上半期営業利益は従来予想の10億円から16億円に大幅上方修正、前年同期は5.6億円であった。売り上げの堅調推移に加えて、継続したコストダウン効果が表面化したもよう。第1四半期の進捗率から上振れは想定内だが、修正幅の大きさがサプライズに。また、据え置きの通期予想も今後上方修正される可能性は高いとの見方に。 <8095> イワキ 478 -74 大幅反落で下落率トップ。前日に第3四半期決算を発表、営業利益は11.8億円で前年同期比85.5%の大幅増益となっている。化学品事業の黒字転換が業績拡大の主因。ただ、上半期の前年同期比2.5倍に対して、6-8月期は同16.5%増益と増益幅は縮小している。足元では好決算期待が株価に反映されていたことから、短期的な材料出尽くしと受け止められたもよう。 <3376> オンリー 921 +87 一時ストップ高。前日に前8月期の決算を発表。営業利益は約5.7億円で前期比30.4%増益、従来予想の6.2億円には未達も、第3四半期までの前年同期比1.9%増からは増益率が拡大している。今8月期は7.7億円で前期比35.6%増益の見通し、首都圏での出店拡大などを見込んでいるもよう。一部季刊誌予想などを上回る水準にインパクトが先行。また、前期に続く今期4円の増配計画なども、評価を高める要因に。
関連銘柄 10件
1878 東証プライム
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時価総額 1,173,001百万円
建物賃貸国内最大手。賃貸住宅管理戸数、賃貸仲介件数などで業界トップ。一括借上の賃貸経営受託システムが強み。投資マンションの販売等も。中計では27.3期売上高2兆円目標。不動産開発事業の拡大等に注力。 記:2024/06/09
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時価総額 24,693百万円
ダイヤモンドダイニング、エスエルディー、湘南レーベル等を傘下に収める持株会社。飲食・アミューズメント事業、ホテル・不動産事業を展開。飲食事業では新規出店店舗が業績貢献。26.2期売上高400億円目標。 記:2024/10/20
3376 東証1部
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ビジネスウェアブランド「オンリー」が主軸のアパレル。オーダーメイドに強み。21.8期はコロナ長期化が痛手。経費削減も利益は水面下に。今年8月にMBOを発表。10月にTOB成立し、同社株は上場廃止の見通し。 記:2021/11/15
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+5(0.2%)
時価総額 6,649,431百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める持株会社。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。海外コンビニ事業は店舗網の拡大、オリジナル商品の強化等に注力。 記:2024/10/24
4452 東証プライム
6,562
11/26 15:30
+260(4.13%)
時価総額 3,057,236百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
5406 東証プライム
1,583
11/26 15:30
-33(-2.04%)
時価総額 627,416百万円
1905年創業の鉄鋼大手。鋳鍛鋼製品等の素形材、製鉄プラント等のエンジニアリング、油圧ショベル等の建設機械、電力事業等も手掛ける。等方圧加圧装置で世界トップシェア。鉄鋼部門では引き続き価格転嫁を推進。 記:2024/06/18
7240 東証プライム
2,290
11/26 15:30
+31.5(1.39%)
時価総額 396,488百万円
国内初のオイルシールメーカー。1941年創業。国内全自動車メーカーが同社製品を採用。オイルシールは国内トップシェア。シール製品「Oリング」などが主要製品。シール事業では中国系自動車メーカーへの拡販図る。 記:2024/08/20
7599 東証プライム
1,082
11/26 15:30
+5(0.46%)
時価総額 115,653百万円
中古車買取販売店「ガリバー」を展開。中古車の買取・小売のほか、中古車オークションでの卸売、自動車保険・車検・整備など付帯商品の販売等も。価格設定精度の向上、小売に伴う付帯収益の増加への取り組みに注力。 記:2024/08/06
491
11/26 15:30
±0(0%)
時価総額 20,019百万円
一般用医薬品や機能性食品、化粧品原料等の販売、OEM受託製造等を行うイワキが中核の持株会社。医薬品原料、表面処理薬品等も手掛ける。自社企画化粧品、輸入化粧品は販売順調。26.11期売上高640億円目標。 記:2024/10/26
9983 東証プライム
51,450
11/26 15:30
+720(1.42%)
時価総額 16,372,470百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25