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【注目銘柄ダイジェスト】鹿島が反落、KLabは急伸

2017/8/8 18:20 FISCO
*18:20JST 【注目銘柄ダイジェスト】鹿島が反落、KLabは急伸 <9984> ソフトバンクG 8938 -85 もみ合い。第1四半期決算の営業利益は前年同期比50.1%増益の4792億円。Vision FundがNVIDIA株式価値増加により1052億円の利益を計上、想定を大幅に上回る決算に。好調なスプリントの決算を背景に、評価益を除いたベースでも、市場想定線は上回ったとみられる。ただ、国内通信事業は減益であったとみられるほか、焦点の米国携帯再編も具体的な話は聞かれず、積極的な上値追いの展開とはならず。 <6740> JDI 198 -1 伸び悩んでもみ合い。4000人規模の人員削減を含む構造改革案をまとめ、外部資本を受け入れる検討に入ったと報じられた。構造改革による収益力の強化や資金支援による当面の財務懸念後退などはポジティブだが、抜本改革は想定されていたため、大きなインパクトには繋がらず。スマホ向け液晶需要の先行き懸念なども払拭しきれず、期待視する動きは限定的。なお、大幅な特損計上に関しては織り込み済みの範囲内と。 <6674> GSユアサ 562 +45 大幅続伸。走行距離を2倍に伸ばす新型電池の量産を2020年にも開始すると報じられている。走行距離はガソリン車に近づくこととなり、電気自動車普及のネックとされていた充電設備の少なさに対する懸念は後退することになる。欧州を中心に市場拡大が想定され、リチウムイオン電池関連は足元で人気化が目立っていた中、相対的に同社の出遅れ感は目立っており、今後の出遅れ修正を期待する流れが強まる形に。 <6727> ワコム 444 +40 大幅続伸。前日に第1四半期の決算を発表している。営業損益は1.4億円の赤字となり、前年同期比では13億円超の損益改善となった。上半期計画4.7億円の赤字からみて、想定比でも赤字幅は縮小したとみられる。タブレット・ノートPC向けの売上高が51億円と、前年同期比約倍増しており、市場の期待を大きく上回る形になった。顧客の新モデル向けの売上構成比が上昇したことで利益率も改善したもよう。 <3656> KLab 2022 +287 急伸で一時上昇率トップ。通期予想の上方修正がポジティブインパクトに。営業利益の予想レンジは従来の6-29億円に対して、22-40億円に引き上げている。6月13日にリリースした『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』の売上が期初想定よりも順調に推移、下半期もこの傾向を維持できると想定したことが業績上振れの主因。第1四半期好決算から上振れ期待はあったが、想定以上の上限レンジ引き上げとなる格好。 <6773> パイオニア 204 -13 大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業損益は2億円の赤字となった。市場コンセンサスは収支均衡ライン、誤差の範囲内ではあるが、やや下振れる格好になっている。売上高は会社計画比未達で、会社側で通期売上高予想は下方修正している。米国向けカーエレOEMの下振れが背景。全般的にカーエレ業界は環境が良好と捉えられるだけに、相対的な業績停滞をマイナス視する動きが優勢に。 <1812> 鹿島 1017 -14 反落。昨日はポジティブサプライズ決算を受けて後場に買い進まれたが、本日は利益確定売りが優勢に。第1四半期営業利益は439億円で45%増益、減益がコンセンサスであったなか、想定外の大幅増益になった。粗利益率の上昇が背景となっている。ただ、保守的な通期予想が第1四半期コンセンサスの切り下がりにつながっていたみられるほか、受注高は上振れといえ減少傾向にあり、ピークアウトは接近しているとの見方にも。 <4064> カーバイド 212 +21 大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は9.2億円で前年同期比70%増と大幅増益を達成、上半期予想は従来の9億円から12億円に上方修正している。欧州向け再帰反射シートの増販や国内工事案件の完工が増加したこと、原材料価格の低位安定などが寄与する格好になっている。据え置きの通期予想上振れ期待なども先行へ。材料性が強く、個人投資家の関心が高まりやすいことなども追い風。 <5631> 日製鋼所 2209 +368 大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は前年同期比32%増の47億円となり、通期計画は125億円から140億円に上方修正している。フィルムシート製造装置、成形機など産業機械事業の受注が好調であり、操業度が想定比で大きく改善している。前回の連想から決算でのネガティブインパクト懸念が残り、株価の出遅れ感も強かった印象であり、上方修正に対する反応は強まる格好になっている。 <6376> 日機装 1025 -126 大幅反落。前日に発表した第2四半期決算内容が嫌気されている。4-6月期は2億円の営業損失となり、前年同期比では15億円の損益悪化となった。会社計画も10億円ほど下回っている。買収関連費用5.4億円を除いても想定を下振れる形に。LNGポンプでの品質不適合継続、透析関連事業の不振などが響いており、通期計画の下振れ懸念が強まる状況となっているもよう。
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1840年創業のゼネコン大手。国内初の超高層ビル「霞が関ビル」を手掛けるなど超高層ビルに強み。六本木ヒルズ森タワーなどで実績。スエズ運河橋など海外でも実績。不動産開発事業など成長領域の拡大に注力。 記:2024/10/10
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電子・機能製品、フィルム・シート製品が柱の総合化学メーカー。1935年設立。半導体フォトレジスト用添加剤、ナンバープレート用反射シートなどで世界トップシェア。戦略市場分野の新製品比率の向上などに取り組む。 記:2024/10/08
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電池専業メーカー。日本電池、ユアサコーポレーションが経営統合して誕生。京都府京都市に本社。オートバイ用バッテリーで世界トップシェア。26.3期売上高6000億円以上目標。BEV用電池の開発などに注力。 記:2024/08/06
6727 東証プライム
712
11/27 15:30
-5(-0.7%)
時価総額 103,952百万円
ペン・センサーシステムの提供等を行うテクノロジーソリューション事業が主力。ディスプレイ製品、ペンタブレット製品なども。高いブランド力が強み。ブランド製品事業では商品ポートフォリオの刷新など構造改革図る。 記:2024/10/06
6740 東証プライム
19
11/27 15:30
±0(0%)
時価総額 73,727百万円
ディスプレイデバイスメーカー。自動車用ディスプレイの車載向けが主力。スマートウォッチやVR機器等の民生機器用ディスプレイ、医療用モニター等も。eLEAP、HMO、メタバースなどを成長ドライバーに位置付け。 記:2024/10/20
6773 東証1部
65
3/26 15:00
±0(0%)
時価総額 125,017百万円
カーナビ等カーエレクトロニクス事業が主力。家電AV機器事業から撤退。車載関連ビジネスの成長等に注力。地図事業を強化。香港投資ファンドの完全子会社化により、同社株は上場廃止予定。19.3期2Qは業績苦戦。 記:2019/01/21
9984 東証プライム
8,981
11/27 15:30
+137(1.55%)
時価総額 13,202,025百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17