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【注目銘柄ダイジェスト】大東建託、三井不動産が大幅続伸、トクヤマは年初来高値更新

2016/10/18 18:17 FISCO
*18:17JST 【注目銘柄ダイジェスト】大東建託、三井不動産が大幅続伸、トクヤマは年初来高値更新 <2127> 日M&A 3355 +235 大幅反発。前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の37億円から55.9億円、前年同期比58.5%増益に増額している。案件成約数の大幅な増加が背景に。また、受注残は豊富ともされていることで、据え置きの通期予想の上振れなども期待される形のようだ。第1四半期は同20.9%増益であったため、想定以上の業績上触れと捉えられる形のようだ。 <1860> 戸田建設 551 -22 大幅反落。前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の65億円から120億円にまで増額、前年同期比では一転して9%増益となる。国内工事の採算改善に伴う完成工事総利益の増加などが背景に。ただ、第1四半期実績は前年同期比53%増益の67億円と上半期予想を超過していたことで、大幅な上振れは想定線と捉えられている。昨日まで株価も一段高となっていた。 <9602> 東宝 3085 -90 大幅続落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は前年同期比0.3%増の244億円、通期予想は330億円から470億円に引き上げている。上方修正値は市場予想も上回る水準となっている。ただ、上半期業績は167億円から244億円に先に上方修正しており、「シン・ゴジラ」、「君の名は。」の連続大ヒットも明らかになっていることで、コンセンサスは一段と切り上がっていたと見られる。 <1878> 大東建託 17110 +930 大幅続伸。前日に業績予想の上方修正を発表、上半期営業利益は610億円から719.5億円、通期では1070億円から1180億円に上方修正している。建設事業の工事採算向上などが業績上振れの主因に。また、年間配当金予想は477円から526円に引き上げへ。野村證券では、想定を上回る上方修正と評価、目標株価を従来の17900円から19500円に引き上げている。 <4043> トクヤマ 513 +30 大幅続伸で年初来高値更新。8月のポリシリコンの平均単価は7月比4%の上昇となったもよう。足元、太陽電池向けポリシリコンのスポット平均価格は1kg当たり12.74ドルと前週比0.71%上昇、20週ぶりに前週比で増加に転じているようだ。クレディ・スイス証券では、メーカー平均のキャッシュコストを下回る13ドルを割り込だことで上昇に転じたと指摘。市況底打ち期待を反映の動きに。 <9449> GMOインタ 1356 +62 大幅反発。いちよし証券ではレーティング「A」を継続で、フェアバリューを2200円から2400円に引き上げている。新ドメイン「.shop」の販売が開始されたことを受けて業績予想を上方修正している。また、ストック収入の拡大が期待されることで、中期的な利益成長が続くとの見方にも変化はないとしている。7月の立ち上がりは、商標権者向けとして過去最高の登録数を記録のもよう。 <8801> 三井不動産 2168.5 +44 大幅続伸。マッコーリー証券では投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を2900円としている。株価は年初来29%、ピーク時からは47%の下落となっているが、今後は利益増大でNAVディスカウントは拡大するとしており、さらに、自社株買いや著名物件のGPIFへの売却などのカタリストが出れば、投資家センチメントも反転すると考えているもよう。 <9101> 日本郵船 203 0 上値重い。社長のインタビュー報道が伝わっている。海運市況の低迷で18.3期まで厳しい業績が続くとの見解を示しており、ネガティブ視される格好のようだ。減損損失など特別損失の計上を発表で、18.3期以降の業績回復期待が高まりつつあっただけに、失望感につながる形のようだ。市況低迷時に契約した案件の影響が今後も残るもようだ。
関連銘柄 8件
1860 東証プライム
979.9
11/22 15:30
+3(0.31%)
時価総額 316,172百万円
1881年創業のゼネコン準大手。建築事業が主力。土木事業、海外事業、浮体式洋上風力発電事業等も。丸の内オアゾ、さいたま合同庁舎などで施工実績。海外事業などへの成長投資で事業ポートフォリオの強化を図る。 記:2024/10/07
1878 東証プライム
17,280
11/22 15:30
+30(0.17%)
時価総額 1,190,920百万円
建物賃貸国内最大手。賃貸住宅管理戸数、賃貸仲介件数などで業界トップ。一括借上の賃貸経営受託システムが強み。投資マンションの販売等も。中計では27.3期売上高2兆円目標。不動産開発事業の拡大等に注力。 記:2024/06/09
628.1
11/22 15:30
-3.7(-0.59%)
時価総額 211,629百万円
M&A仲介国内最大手の日本M&Aセンターを中核とする持株会社。M&A仲介のほか、PMI支援、上場支援、MBO支援等も手掛ける。M&A成約支援実績は7000件以上。ミッドキャップ企業向け受託体制を強化。 記:2024/08/22
4043 東証プライム
2,734
11/22 15:30
+86(3.25%)
時価総額 197,089百万円
1918年創立の総合化学メーカー。苛性ソーダ、ソーダ灰等の製造・販売を行う化成品が主力。セメント、多結晶シリコン、医療診断システム等も手掛ける。電子先端材料等を成長事業に位置付け。化成品等の効率化進める。 記:2024/10/08
8801 東証プライム
1,257
11/22 15:30
+11.5(0.92%)
時価総額 3,534,336百万円
大手総合デベロッパー。オフィスビル、商業施設等の賃貸が主力。連結子会社に三井不動産レジデンシャル、三井不動産リアルティ、東京ドームなど。データセンター事業の強化図る。27.3期純利益2700億円以上目標。 記:2024/08/30
9101 東証プライム
4,975
11/22 15:30
-62(-1.23%)
時価総額 2,293,475百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。配当性向30%目安。25.3期は最終増益見通し。 記:2024/07/04
2,576.5
11/22 15:30
+47(1.86%)
時価総額 281,295百万円
クラウド・ホスティング、決済関連サービス等のインターネットインフラ事業が主力。インターネット金融事業、インターネット広告・メディア事業等も。総還元性向50%目標。電子印鑑の契約社数は増加傾向続く。 記:2024/09/01
9602 東証プライム
6,019
11/22 15:30
+29(0.48%)
時価総額 1,122,489百万円
国内最大の映画製作・配給会社。劇場用映画の製作・配給、「TOHOシネマズ」の運営等を行う映画事業が主力。演劇事業や不動産事業等も手掛ける。アニメは海外営業収入が成長。不動産事業はM&A効果が売上貢献。 記:2024/10/29