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【注目銘柄ダイジェスト】リコーが急落、キリン、日東電工は大幅反発

2016/5/2 18:51 FISCO
*18:51JST 【注目銘柄ダイジェスト】リコーが急落、キリン、日東電工は大幅反発 <2503> キリンHD 1728.5 +137.0 大幅反発。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は254億円で前年同期比3.5%減、上半期は同18.9%減の見通しであり、想定以上に底堅い決算との見方になっているようだ。市場予想も2割程度の減益が見込まれていた。キリンビバの収益改善に加えて、構造改革効果も想定以上に表面化との見方に。今後もキリンビールの販売回復効果などが顕在化していくとみられ、業績上振れ期待は高まる方向に。 <5214> 電気硝子 487 -98 大幅続落で年初来安値を一気に更新している。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は52億円で前年同期比13%増益となったが、上半期は100億円から90億円に、通期では220億円から190億円に下方修正している。液晶用基板ガラスの出荷が想定を下回る見込みであること、建築・耐熱・医療用ガラスも低調な滑り出しとなったことなどが下方修正の背景。 <7897> ホクシン 132 +13 急伸。先週末に決算を発表、前期営業利益は3.3億円で前期比2.1倍となり、今期は4.5億円で同36%増益の見通しとなっている。順調な業績回復の継続を評価する流れに。今期の四季報予想は3.4億円程度であった。また、前期末配当金を従来の2円から3円に引き上げるとも発表している。 <8316> 三井住友FG 3280.0 -133.0 大幅続落。先週末は日銀決定会合の結果が現状維持となったことを嫌気、急速に売りが優勢となったが、本日は地合いの悪化を受けてさらなる下値模索の展開に。また、先週末には、16年3月期純利益は6000億円台半ばから後半の水準となり、前期比1割程度の減益になったもようとの観測報道が伝わっている。市場コンセンサスの7300億円程度を下回っていることもマイナス視へ。 <6988> 日東電工 6578 +542 大幅反発。先週末に発表した決算では、前期営業利益は1024億円で前期比4%減益、今期は900億円で同12%減益の見通しになっている。今期の市場コンセンサス1040億円程度を大きく下回る格好になっているが、液晶市場の調整や円高の進行もあって、織り込み済みの範囲内とも受け止められる形のようだ。核酸医薬事業の展開期待も高いことで、目先の悪材料出尽し感が先行している。 <7752> リコー 956 -178 急落。先週末に発表した決算内容が嫌気されている。前期営業利益は1023億円で前期比12%減益、従来予想の1160億円を下回った。今期は770億円で同25%の減益見通しに。市場予想はそれぞれ、1100億円、1000億円水準であった。今期は10円増配を計画しているものの、消耗品の売上も足元では伸び悩みなど、業績計画は保守的と捉えられないとい った見方もあるようだ。 <9437> ドコモ 2723.5 +126.5 反発。先週末に決算を発表、実績営業利益は7830億円で前期比22.5%増益、今期は9100億円で同16.2%増益の見通し。減価償却方法の変更などはあるものの、今期見通しは市場コンセンサスを400億円強上回っている。足元の好業績に加えて、今期の10円増配計画、上限1925億円の自社株買い実施計画など、積極的な株主還元策なども評価材料視されている。野村證券やSMBC日興証券などが目標株価を引き上げ。 <6981> 村田製 12835 -1960 大幅反落。先週末に決算を発表している。今期営業利益は2400億円で同13%減益の見通しとしている。市場コンセンサス比で今期見通しは400億円強の下振れとなっている。アップルの減産や円高の進行の加えて、業績予想に保守的な傾向も強いことから、想定の範囲内とも受け止められるが、足元での急激な円高進行を受けて、一段のコンセンサス切り下がりが想定される格好になっているもよう。
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2503 東証プライム
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時価総額 2,018,569百万円
ビール2強の一角をなす酒類メーカー。清涼飲料も。傘下にワインのメルシャンや医薬品の協和キリン。海外は米国と豪州が柱。24.12期は酒類、飲料の増販を想定。昨夏買収の豪州サプリ会社も上乗せ。増収増益を計画。 記:2024/04/10
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薄型パネルディスプレイ用ガラスや電子デバイス用ガラス、ガラスファイバ、建築用ガラス等を手掛ける。FPD用ガラス、自動車部品用ガラス繊維で高シェア。中期経営計画では26.12期売上高4000億円目指す。 記:2024/04/29
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大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
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1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
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大手複合機メーカー。1936年創業。プリンターやオフィス機器消耗品、電子黒板、ITインフラ、ヘルスケア関連システム等も。海外売上高比率は6割超。25.3期はオフィスサービス事業の堅実な成長などを見込む。 記:2024/06/18
7897 東証スタンダード
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時価総額 3,036百万円
MDF(中質繊維板)メーカー。1931年創業。MDF「スターウッド」、高強度高耐水MDF「構造用スターウッド」を展開。LIXILなどが主要取引先。建材用途、フロアー基材用途、構造用途が主力。効率生産推進。 記:2024/08/22
3,089
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時価総額 12,122,879百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
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時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03