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【注目銘柄ダイジェスト】ソニー、村田製作所、九州電力が大幅続落、日成ビルドは大幅続伸

2016/4/18 17:59 FISCO
*17:59JST 【注目銘柄ダイジェスト】ソニー、村田製作所、九州電力が大幅続落、日成ビルドは大幅続伸 <1916> 日成ビルド 416 +26 大幅続伸で年初来高値を更新。熊本地震の発生以降、避難所には住民が殺到してパンク状態になっていると伝わっている。収用人員を大幅に上回り、避難所に入れない人も多くなっているようだ。仮設住宅の建設などが早急に必要とされる状況にあり、同分野の大手と位置づけられる同社への関心の高まりにもつながっている。 <6758> ソニー 2736 -199 大幅続落。アップルのiPhone減産継続が報道されており、カメラ用画像センサーへの影響懸念が強まる格好になっているもよう。また、画像センサーに関しては、熊本地震による生産への影響なども警戒視されているもよう。主力生産拠点の稼働を14日から停止しているが、工場内の様子は十分に確認できておらず、生産再開のめどはたっていないもよう。また、東海東京証券では投資判断を格下げ、同社の為替感応度は複雑であるが、トータルすると円高はマイナス影響としている。 <6981> 村田製作所 13395 -820 大幅続落。週末の報道では、米アップルはiPhone減産を4-6月期にも継続させると伝わっている。1-3月期に続いて前年同期比3割程度の減産を継続するもようだ。アップルは米国市場で一時2%超の下落となっている。アップル向けが売上の2割程度を占めているとみられる同社にも、収益の圧迫要因につながっていくとの見方が優勢に。アルプスや太陽誘電など、他の電子部品各社でも下げの目立つものが散見される。 <1605> 国際帝石 830.1 -26.1 大幅続落。原油市況が時間外取引で急落、原油関連株として売り圧力が強まる状況になっているもよう。注目された主要産油国の原油増産凍結に向けた会合は合意に至らなかった。サウジアラビアなど湾岸諸国では、イランを含む全OPEC加盟国が参加しない合意には同意しない姿勢を改めて示したことで、協議は暗礁に乗り上げる格好になったもようだ。先週にかけては楽観的な見方が強まっていたことで、ネガティブなサプライズが強まる状況のようだ。 <9508> 九州電力 1088 -94 大幅続落。熊本県地震の影響で送電線などの電力インフラにも被害が出ていると見られ、今後のコスト増などが想定される状況となっている。また、熊本県内における停電の影響で電力料金収入の減少なども見込まれる格好に。また、こうした大地震の発生は、原発再稼働の反対意見を強めさせることにもつながり、電力株全般にネガティブな影響も懸念されている。 <6472> NTN 327 -27 急落。野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げしている。円高や産業機械・補修向け事業の停滞を見込んで業績予想を減額修正しているほか、4月に新たなリスク要因に浮上した欧州のカルテル事件に絡んだPeugeotによる民事訴訟の提起などを格下げの背景としている。17.3期営業利益は前期比14%減の420億円を予想しているもよう。 <6506> 安川電機 1265 -91 売り優勢。今週20日に決算発表を控える中、本日はモルガン・スタンレーMUFG証券が投資判断を「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」に格下げしており、警戒感が強まる格好になっているようだ。設備投資の減速などでACサーボモータやインバータの需要環境は厳しく、為替の影響も業績の重しになっていると指摘。ロボットも勢いに陰りが出てきており、今年度業績は営業減益に留まる可能性が高いとみている。17.3期営業利益は300億円を予想。 <8630> 損保ジャパン興亜 2979.5 -172.5 急落。本日は保険セクターが業種別下落率のトップになっている。熊本地震の影響による保険金支払いの可能性などが意識されているもよう。家計地震保険は損失が発生しない構造であるが、法人地震保険は損失発生の可能性があり、工場の稼働停止に伴う逸失利益の補填などが警戒される格好に。ゴールドマン・サックス証券(GS)では、熊本県の収入保険料ベースのトップシェアは同社であると指摘。
関連銘柄 8件
1605 東証プライム
1,976
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-42.5(-2.11%)
時価総額 2,488,053百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
1916 東証1部
1,110
9/25 15:00
-8(-0.72%)
時価総額 39,468百万円
店舗や事務所、仮設住宅向けプレハブハウスの建築やレンタルが主力。立体駐車場の工事請負や運用・管理も行う。自走式駐車場は国内首位級。コンビニの不動産開発も手掛ける。19.3期1Qはシステム建築が堅調に推移。 記:2018/08/14
6472 東証プライム
245.4
11/26 15:30
-2.4(-0.97%)
時価総額 130,667百万円
大手ベアリングメーカー。1918年創業。ハブベアリング、ドライブシャフトで世界シェアトップクラス。ロボット用モジュール等も手掛ける。27.3期売上高8300億円目標。アフターマーケットビジネスの拡大図る。 記:2024/06/29
6506 東証プライム
4,121
11/26 15:30
-51(-1.22%)
時価総額 1,099,029百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども手掛ける。欧州地域のロボット生産体制を強化。販売力の強化にも取り組む。 記:2024/10/25
6758 東証プライム
2,983
11/26 15:30
+5.5(0.18%)
時価総額 18,623,161百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6981 東証プライム
2,525.5
11/26 15:30
-38(-1.48%)
時価総額 5,027,293百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
8630 東証プライム
3,895
11/26 15:30
-54(-1.37%)
時価総額 1,285,973百万円
大手損害保険会社の損害保険ジャパンを中核とする持株会社。セゾン自動車火災保険、SOMPOひまわり生命保険、SOMPOケアなども傘下に持つ。自動車保険が主力。海外保険事業では地域、事業領域の拡大を図る。 記:2024/08/30
9508 東証プライム
1,373.5
11/26 15:30
+6(0.44%)
時価総額 651,292百万円
九州地盤の電力会社。発電事業のほか、送配電事業、ICTサービス事業、都市開発事業等を手掛ける。グループ会社に九電工など。洋上風力・バイオマス発電の開発を推進。26.3期経常利益1250億円目指す。 記:2024/06/04