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【注目銘柄ダイジェスト】カーバイド、新生銀行が急伸、小野薬品は大幅高

2016/4/12 17:44 FISCO
*17:44JST 【注目銘柄ダイジェスト】カーバイド、新生銀行が急伸、小野薬品は大幅高 <4064> カーバイド 169 +27 急伸で上昇率トップ。「ファインテック ジャパン」において、リフレクターで映像を反射させて空中に像を映す“空中ディスプレイ”を出展、先週7日にはVR関連としてのテーマ性が高まり急伸する展開となっていた。その後は利食い売りが優勢となっていたが、本日はバンダイナムコがVR体感施設を公開と伝わったことで、あらためて同社を含め関連銘柄への期待感が高まる状況となっているもよう。 <5938> LIXIL 2169 -21 売り先行。通期業績予想を下方修正、営業利益は620億円から570億円に、最終損益は50億円の黒字から200億円の赤字に修正している。国内新築需要の見通し下振れが営業利益の下振れ要因につながったほか、国内外における退職給付債務、不採算事業の減損損失、中国ビル事業の損失などが特損計上されているもよう。一過性要因のウェイトが高いものの、IFRS移行に伴う影響なども見極めにくく、悪材料出尽しとはなっていないようだ。 <4578> 大塚HD 4200 +325 大幅反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も4200円から5200円に引き上げているもよう。2017年以降には4つのアルツハイマー新薬の結果が集中するが、これら新薬を除いても、2ケタ成長が十分可能なほど新製品が充実していると評価。17.12期の予想PER23倍水準は割安と考えているもよう。 <4185> JSR 1409 -95 急落。前日に通期業績予想の下方修正を発表、営業利益は410億円の従来予想から340億円に減額修正している。円高の進行やフラットパネル・ディスプレイ材料などの多角化事業減速が業績下振れの背景に。下振れは想定されていたものの、市場予想は380億円程度であったとみられる。1-3月期営業利益は前年同期比41%の大幅減益となっており、17.3期業績コンセンサスなども切り下がる状況に。 <4528> 小野薬品 5383 +247 大幅高。がん免疫薬「オプジーボ」の今期売上高は前期比6倍の1260億円になる見通しと前日に発表している。市場想定との比較でサプライズは限定的だが、腎細胞がんの適応拡大が含まれていないほか、競合薬発売の影響を大きくみており、かなり保守的な予想との見方が強まっている。また、薬価改定を踏まえてのガイダンスリスクも強く意識されていたことで、買い安心感にもつながっているようだ。野村證券では、5-6 月のポジティブイベントにも注目として、目標株価を5200円から6700円に引き上げている。 <8303> 新生銀 145 +10 急伸。本日は銀行セクターが業種別上昇率トップになっている。イタリアの銀行株が大幅に上昇したことも安心感を誘い、全般的なショートカバーの流れに乗っているようだ。同社に関しては、個人向け無担保ローン事業を強化するなどの報道も伝わっている。ノンバンク事業のウェイトの高さが、マイナス金利の状況下における期待材料につながってきてもいるもよう。 <3654> ヒトコミュ 2181 -55 反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は15.1億円で前年同期比49%増益、従来予想の13.7億円を上振れる着地に。第1四半期決算時に上半期の業績予想を上方修正して、株価は急伸した経緯があるが、今回も通期予想は据え置きとしていることで、短期的な出尽し感が先行する格好になっているようだ。 <2670> ABCマート 7130 +140 切り返す。前日に前2月期の決算を発表、営業利益は415億円で前期比5%増益、従来計画の407億円を上回った。一方、今2月期営業利益は427億円で同3%増益の見通し。こちらは市場予想を15億円以上下回っていると見られる。為替円高のプラスメリットが大きいほか、3月の既存店売上高も順調スタートになっていることから、見通しは保守的と捉えられているもよう。業績見通しを嫌気する動きは限定的にとどまる。
関連銘柄 8件
2670 東証プライム
3,017
10/4 15:00
+63.5(2.15%)
時価総額 747,067百万円
ABCマートを運営する靴小売大手。ナイキ、アディダスなどのブランドと強固な関係を構築。オッシュマンズ・ジャパン等を傘下に収める。グループ店舗数は1480店舗超。複合業態店舗の出店拡大を積極的に進める。 記:2024/05/06
1,628
2/25 15:00
+12(0.74%)
時価総額 29,141百万円
アウトソーシング事業が主力の人材サービス会社。大手通信事業者から受注したブロードバンドサービスの販売支援受託売上が伸長。18.8期はEC子会社連結寄与で売上大幅増、一部案件で採算性悪化し利益は微増の落着。 記:2018/12/24
4064 東証プライム
1,721
10/4 15:00
-2(-0.12%)
時価総額 16,189百万円
機能化学品や機能樹脂、電子材料の電子・機能製品と、フィルムやステッカー、再帰反射シートのフィルム・シート製品が柱。建材や産業プラントも手がける。今期3Q累計は半導体や電子部品向け製品、建材関連が足踏み。 記:2024/04/13
4185 東証プライム
4,335
6/24 15:00
±0(0%)
時価総額 903,414百万円
大手化学メーカー。半導体材料やディスプレイ材料に加え、バイオプロセス材料や診断薬材料、ABS樹脂等を提供。合成樹脂事業は足踏み。24.3期3Qはライフサイエンス事業が増収。CDMO事業の新工場稼働が寄与。 記:2024/03/04
4528 東証プライム
2,009.5
10/4 15:00
+35.5(1.8%)
時価総額 1,039,766百万円
1717年創業の医薬品メーカー。抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」、慢性腎臓病治療剤「フォシーガ錠」などが主要製品。新薬開発に特化。配当性向40%目途。がん・免疫疾患、中枢神経疾患などが重点研究領域。 記:2024/08/26
4578 東証プライム
8,523
10/4 15:00
+118(1.4%)
時価総額 4,754,436百万円
大塚製薬、大鵬薬品工業などを傘下に収める持株会社。抗精神病薬「レキサルティ」、抗悪性腫瘍剤「ロンサーフ」などが主要製品。ポカリスエットで知名度高い。医療関連事業では新製品等による事業領域の拡大図る。 記:2024/08/19
5938 東証プライム
1,749
10/4 15:00
+17(0.98%)
時価総額 502,155百万円
住宅設備機器メーカー大手。トステム、INAX、新日軽等が統合して誕生。水廻り設備や金属製建材に強み。住宅窓サッシで国内トップシェア。リフォーム関連製品は売上順調。循環型素材「レビア」の拡販等に取り組む。 記:2024/06/11
8303 東証スタンダード
2,766
9/27 15:00
-32(-1.14%)
時価総額 567,127百万円
旧日本長期信用銀行。消費者金融のレイクが主力。SBI傘下。法人業務はストラクチャードファイナンスに強み。法人業務では利息収入が増加。個人業務ではアプラスの割賦収益等が増加。24.3期1Qは黒字転換。 記:2023/08/16