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【注目銘柄ダイジェスト】リニカル、船井総研が高値更新、ライオン、HISは反落

2015/12/1 18:26 FISCO
*18:26JST 【注目銘柄ダイジェスト】リニカル、船井総研が高値更新、ライオン、HISは反落 <6771> 池上通信機 177 +12 賑わう。特に目立った材料は観測されないが、一部の証券紙が注目銘柄として取り上げている。年末年始に上がりやすい銘柄として紹介されているもようであり、短期資金の関心が高まる格好となっている。とりわけ、昨年、今年と、1月の上昇率は極めて高まる状況となっていた。監視カメラなど豊富な材料性などが妙味に。 <2183> リニカル 2933 +451 1部上昇率トップ。年初来高値も更新。12月末を基準日として1:2の株式分割を実施すると発表している。流動性の向上に伴う一段の評価の高まりなども想定される状況に。また、岩井コスモ証券ではレーティング「A」継続で、目標株価を1600円から3000円に引き上げている。会社側の業績見通しはかなり保守的として、今期営業利益は会社計画の12.3億円に対して17億円を予想している。 <1925> 大和ハウス 3421 -8 続落。バークレイズ証券では、目標株価を3300円から3700円に引き上げているものの、投資判断は「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」に格下げしている。利食い売りのきっかけにもつながっているようだ。今期の好調なファンダメンタルズは株価に織り込まれたと判断しているもよう。住宅株は消費税増税の最低1年前にピークアウトするリスクには注意とも。 <4912> ライオン 1228 -58 大幅反落。前日に通期業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の142億円から150億円、前期比21%増益に増額修正。収益性の高い商品が好調に推移しているほか、原材料価格の低下なども収益の上振れ要因に。ただ、第3四半期の段階では前年同期比51%の大幅増益であったため、上振れ期待は織り込み済みであったと考えられる。市場コンセンサスにもやや未達で出尽し感が強まる方向に。 <7201> 日産 12895 -25.5 反落。為替の円安もあって自動車株は総じて買いが先行する中、鈍い動きが目立っている。ルノー・日産連合に経営介入姿勢を強めている仏政府に対しての、対抗策が報じられている。ルノーへの出資増とともに、新株発行によるルノーの議決権比率低下なども検討項目になっているようだ。株式価値の希薄化を警戒する動きなど先行へ。なお、シティグループ証券では前日付けでレーティングを「2」から「1」に格上げ、ルノー所有株の自社株買いの可能性などを指摘している。 <4631> DIC 377 +22 大幅続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を420円から450円に引き上げている。液晶材料の新製品が11月から本格出荷開始、17.3期の収益拡大に貢献していくと考えているもよう。中期的に株主還元強化も見込めるとしているほか、来期ベースのPER水準は9倍台と割安感が強いとも指摘。 <9757> 船井総研 2080 +117 強い動きで年初来高値更新。東海東京証券では投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を2555円としている。主力の住宅・不動産業向けのコンサルが順調な上、次の成長分野である医療・介護業向けコンサルの拡大が見込まれることから、業績成長は継続していくとの見方。今期に続き、来期、再来期も約2割の利益成長を予想しているようだ。 <4508> 田辺三菱薬 2103 -48 続落。前日に中期経営計画を発表している。2021.3期の数値目標としては、売上高5000億円、コア営業利益1000億円、当期純利益700億円を掲げている。多発性硬化症治療薬の特許満了によるロイヤルティー収入の消失などが見込まれる中、強気の計画といった見方が多いもよう。ただ、期待感が先行していたこともあり、また、株主還元策の具体的な目標なども示されなかったことから、短期的な出尽し感にもつながる状況のようだ。 <9603> HIS 3915 -80 反落。前日にはハウステンボスが前9月期の業績を発表している。営業利益は89.2億円で前期比21%増益となったが、従来計画の95億円は下振れる形になっている。入場者数は上振れ着地となっているが、広告宣伝費や施設修繕費など想定以上の費用増が収益下振れの背景に。なお、同社の決算発表は12月4日が予定されているようだ。
関連銘柄 9件
1925 東証プライム
4,624
10/7 15:00
+41(0.89%)
時価総額 3,081,105百万円
賃貸住宅事業、商業施設事業、事業施設事業が柱。戸建住宅事業やマンション事業、環境エネルギー事業等も手掛ける。商業施設事業では大型物件への取り組みを強化。中計では27.3期売上高5兆5000億円目指す。 記:2024/06/13
2183 東証スタンダード
393
10/7 15:00
+2(0.51%)
時価総額 9,723百万円
医薬品開発業務受託会社。創薬支援事業、臨床開発事業、臨床試験やマーケティング支援等を行う育薬事業を展開。がん、中枢神経系、免疫領域中心に豊富な経験有す。米国では大型案件を含む新規案件の引き合いが増加。 記:2024/07/05
4508 東証1部
2,006
2/26 15:00
-3(-0.15%)
時価総額 1,126,205百万円
三菱ケミカル系の製薬会社。主力は抗リウマチ薬「レミケード」。自己免疫疾患、糖尿病・腎疾患等が重点疾患領域。三菱ケミカルHDがTOB実施。成立なら上場廃止へ。医薬品事業は伸び悩む。20.3期2Qは業績低調。 記:2019/11/26
4631 東証プライム
3,389
10/7 15:00
+76(2.29%)
時価総額 322,487百万円
1908年創業の化学メーカー。印刷インキや有機顔料、PPSコンパウンドで世界トップシェア。包装用接着剤、エポキシ樹脂、界面活性剤等の製造・販売も。スマートリビング領域に注力。欧米顔料事業の構造改革推進。 記:2024/09/02
4912 東証プライム
1,575.5
10/7 15:00
-10(-0.63%)
時価総額 460,890百万円
トイレタリー用品や医薬品等を展開。オーラルケア国内首位。衣料品洗剤や石鹸も有力。ホームケア分野の競争力強化図る。薬品分野はニキビ薬等の売上が伸びる。23.12期通期は増収。24.12期は2桁営業増益計画。 記:2024/04/16
6771 東証スタンダード
687
10/7 15:00
+3(0.44%)
時価総額 5,005百万円
ビデオカメラやモニター・伝送機器などが主力の業務用放送機器メーカー。放送用機器はエミー賞を複数回受賞するなど世界的。北米地域では医療用カメラの販売が伸長。24.3期3Qは黒字転換。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/16
7201 東証プライム
420.9
10/7 15:00
+6.6(1.59%)
時価総額 1,776,499百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
9603 東証プライム
1,722
10/7 15:00
-24(-1.37%)
時価総額 137,521百万円
旅行会社大手。海外旅行に強み。「変なホテル」等の運営を行うホテル事業も。九州産業交通HDなどを傘下に収める。ハウステンボスは22年に譲渡。26.10期売上4300億円目標。グローバルマーケットの強化図る。 記:2024/06/09
2,485
10/7 15:00
+9(0.36%)
時価総額 130,462百万円
独立系の経営コンサル。物流コンサルも。不動産、医薬業界向けに強み。24.12期はコンサル契約社数が順調増。コンサルタント積極採用に伴う人件費増こなして増収増益・連続増配を見込む。総還元性向は6割以上目安。 記:2024/04/11