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【注目銘柄ダイジェスト】協和キリン、乃村工藝社が大幅反発、ファストリは失望売りが優勢に

2015/7/10 17:47 FISCO
*17:47JST 【注目銘柄ダイジェスト】協和キリン、乃村工藝社が大幅反発、ファストリは失望売りが優勢に <9983> ファストリ 54010 -3450 大幅反落。前日に決算を発表、昨日はやや期待感も先行する格好になったが、市場予想を下回る着地になったことで、本日は失望売りが優勢となっている。3-5月期営業利益は392億円で前年同期比20%増益、社内計画は上回ったようだが、コンセンサスは50億円程度下振れたと見られる。また、通期予想は上方修正されるとの期待も高かったなか、会社側では第4四半期の国内ユニクロ売上は計画を下回る見込みともと示唆しているようだ。 <8050> セイコーHD 630 +30 大幅続伸。第1四半期営業利益は前年同期比40%増の40億円前後になったもようとの観測報道が伝わっている。訪日客向けに腕時計の販売が伸びたようだ。会社側の通期予想160億円、前期比7%増は下振れる可能性との見方もあったほか、会社側では上半期減益予想であっただけに、想定以上の好スタートといった評価が優勢になっている。 <3673> ブロードリーフ 1241 -317 急落で全市場の下落率2位。前日に業績予想の下方修正を発表、上半期営業利益は19億円の従来予想から9億円に、通期では46億円から25億円にそれぞれ大幅な減額修正を行っている。システム開発における品質面での課題が顕在化、出荷遅延が発生しているようだ。ゴールドマン・サックス(GS)では投資判断を「買い」から「中立」に格下げ、品質トラブルによる短期的な影響に加え、整備工場向けソフトウェア市場の価格競争激化リスクを織り込むとしている。 <9861> 吉野家 1390 -93 大幅続落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は3.6億円で前年同期比59%減益、上半期計画は同44%減益見通しであったことから大きなサプライズはないものの、低調スタートを嫌気する動きが先行へ。売上高の減少や食材価格の高騰を背景に、主力の吉野家事業の収益が落ち込んでいるもようだ。 <4151> 協和キリン 1659 +110 大幅反発。開発・販売で協業、ライセンス提携している米ウルトラジェニクスが、抗FGF23完全ヒト抗体KRN23について、良好な試験データを報告しているもよう。同社にとっては期待のパイプラインの一つであり、順調な開発進展の確認で安心感などが強まる形とみられる。 <6981> 村田製作所 19180 -1360 大幅反落。本日は同社のほか、航空電子やアルプスなど、電子部品の勝ち組と位置づけられる銘柄がさえない動きになっている。中国市場の偏重による影響などが警戒されているもようだ。シティでは、中国市場はスマートフォンの32%を構成としている。また、JPモルガン(JPM)では、期待値に対する中国リスクの影響は免れないとし、なかでも、汎用部品であるMLCCは要注意とも。 <9716> 乃村工藝社 1511 +93 大幅反発。好決算発表も、前日は地合いの悪化に押されたが、本日は見直しの動きが強まる展開になっている。岩井コスモでは投資判断を新規に「A」格付け、目標株価を1800円としている。今2月期は会社計画の営業利益56億円を上回る61億円を予想、2020年の東京オリンピック開催に向けて、ディスプレイ需要の拡大は続く見通しと評価している。 <6101> ツガミ 597 -17 売り優勢。6月の工作機械受注動向が明らかになっている。前年同月比では31.4%減、国内が23.3%増と伸びた一方で、輸出が41.9%減と大幅に落ち込んだ。中国スマートフォン向けの反動減が強まる形となり、工作機械専業大手のなかでは減少率が目立つ状況となっている。中国関連としての位置づけの高さが警戒材料にもつながる格好に。 <6506> 安川電機 1510 +1 堅調。モルガン・スタンレー(MS)では投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も1900円から2000円に引き上げている。中国など新興国における自動化投資の拡大傾向が続くなかで、産業用ロボットの導入は着実に進む見通しと評価している。産業用ロボットを手掛ける同業他社との比較においては、ロボット事業が全体に占める割合は同社が最も高く、一番恩恵を享受できると考えているもよう。
関連銘柄 9件
3673 東証プライム
683
9/27 15:00
-7(-1.01%)
時価総額 66,864百万円
モビリティ産業向けソフトウェアの開発・販売等を行う。クラウド版業務支援ソフトウェア「.cシリーズ」、電子帳簿保存法対応ソフトウェア等を手掛ける。ストック売上比率は8割超。クラウドサービスは対象業種が拡大。 記:2024/08/23
4151 東証プライム
2,572.5
9/27 15:00
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時価総額 1,389,150百万円
医療用医薬品メーカー。キリンHDの子会社。がんや腎、免疫、中枢神経の分野で抗体医薬品や低分子医薬品等の医療用医薬品を開発する。富士フイルムと提携。23年12月期は国内が足踏みも、海外が堅調に推移した。 記:2024/04/14
6101 東証プライム
1,571
9/27 15:00
+28(1.81%)
時価総額 78,550百万円
工作機械メーカー。自動旋盤や研削盤、マシニングセンタ、転造盤等の製造、販売を行う。自動旋盤は中国でトップシェア。生産システムのトータル提案に強み。設備投資継続。インドの加工組立工場は24年9月に完成予定。 記:2024/05/16
6506 東証プライム
5,164
9/27 15:00
+232(4.7%)
時価総額 1,377,187百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6981 東証プライム
2,978
9/27 15:00
+64.5(2.21%)
時価総額 6,037,725百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
8050 東証プライム
4,080
9/27 15:00
-30(-0.73%)
時価総額 168,928百万円
世界的時計メーカー。電子デバイスやシステムソリューションなども手掛ける。国内はグランドセイコーなどのグローバルブランドが好調。システムソリューション事業は堅調。増収効果などで24.3期3Qは2桁増益。 記:2024/04/13
9716 東証プライム
845
9/27 15:00
-2(-0.24%)
時価総額 101,313百万円
ディスプレイ業界最大手。1892年創業。取引顧客数は2900社超。年間プロジェクト受託数は1万5000件超。東京ミッドタウン日比谷などで実績。26.2期売上高1430億円、営業利益85.8億円目指す。 記:2024/05/16
9861 東証プライム
3,180
9/27 15:00
-8(-0.25%)
時価総額 207,113百万円
外食大手。牛丼チェーン「吉野家」が中核の持株会社。はなまるうどんの「はなまる」等も傘下に持つ。アジア、アメリカでも事業展開。25.2期は100店舗以上の改装計画。成長投資の加速、顧客獲得等に取り組む。 記:2024/05/16
9983 東証プライム
49,110
9/27 15:00
+1,210(2.53%)
時価総額 15,627,833百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10