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【注目銘柄ダイジェスト】JR3社の軒並み安が市場の話題に、富士フイルムはしっかり

2015/3/31 17:12 FISCO
*17:12JST 【注目銘柄ダイジェスト】JR3社の軒並み安が市場の話題に、富士フイルムはしっかり <9020> JR東日本 9640 -395 軟調。本日はJR3社が軒並み安で市場の話題となっている。特に目立った材料は観測されておらず、需給面が主導との見方は多いようだ。JR各社のほかにも、民鉄株やOLC<4661>など権利取り妙味の強い主力株で下げが目立つ。四半期末を迎えての海外投資家によるポジション整理の動きといった見方。なお、JR各社は一部バスケット売りの対象銘柄になっているとの声も。 <4901> 富士フイルム 4276.5 +63 しっかり。米再生医療ベンチャーのセルラー・ダイナミクス・インターナショナルを約370億円で買収すると発表している。再生医療が広がるうえでカギを握るiPS細胞関連の技術取得などが目的。中計でのM&A投資4000-5000億円の案件の一つとなる。目先の業績寄与は限定的であるが、成長戦略に沿った展開であるとして、期待感を先行させる動きが優勢に。 <6507> シンフォニア 213 +12 賑わう。iPS細胞やES細胞を選別、培養加工する自動装置の開発に着手と報じられている。2017年度までに研究用途として選別機を発売する計画、10年後の2025年には関連装置を一通り揃えたメーカーを目指すようだ。計画の具体化などを好感する動きが優勢に。富士フイルム<4901>のVB買収も伝わっているため、本日はiPS関連に関心が高まりやすいことなども追い風に。 <8227> しまむら 11120 -850 さえない。前日に前2月期の決算を発表、前期実績の下振れをネガティブに捉える動きが先行している。営業利益は368億円で前期比12%減益、従来予想の457億円を下回ったほか、事前の観測報道値である400億円弱の水準も下回っている。一方、今期は460億円で同25%増益の見通し、市場予想の410億円レベルを大きく上回っているが、楽観的な予想との見方が多いようだ。株主還元策拡充策などに関してもインパクトは限定的と捉えられている。 <9843> ニトリHD 8140 -220 地合い悪化にも押されて軟化。前日に前2月期の決算を発表している。営業利益は663億円で前期比5%増益、従来予想の650億円は上回った。今期は710億円で同7%増益の見通し。一方、アナリスト予想は前期が680億円レベル、今期が730億円レベルであり、ともに下回る格好となっている。配当性向やIR体制など今後の改善課題とも指摘があるようだ。ただ、野村では、都市出店の本格化でシェア上昇が加速化として、目標株価を7800円から10000円に引き上げ。 <7965> 象印マホービン 1419 +300 ストップ高。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は前年同期比47%増益の41億円となり、上半期予想は従来の23億円から54億円にまで増額修正。修正幅の大きさにインパクトが強まる状況へ。魔法瓶や炊飯器は中国人観光客のインバウンド需要がとりわけ強い商品とされており、こうしたインバウンド需要の取り込みが業績上振れの背景と見られる。本日は同社の上方修正も刺激となり、インバウンド関連銘柄の一角で強い動き。 <7244> 市光工業 259 +34 買い気配から急伸。クレディ・スイス(CS)が投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を500円としている。現値と比較しての目標株価の水準が高いこと、これまでアナリストのカバレッジが少なかったことから、ポジティブなインパクトが強まる状況のようだ。仏バレオの介入によって収益ボトムである15.3期を乗り切り、16.3期以降は収益急回復を成し遂るとみているもよう。15.3期営業利益4億円に対して、16.3期は27億円を予想へ。 <1929> 日特建設 540 +51 買い先行。筆頭株主であるエーエヌホールディングスが同社に対してTOBを実施すると発表している。現在約26%を保有しているが、今回のTOBで約36%にまで引き上げるようだ。取得株数は限定的であるものの、TOB価格590円にやや鞘寄せする展開となっている。また、保有比率の引き上げに伴う麻生グループとの協力関係強化なども期待される状況に。 <8304> あおぞら銀 426 -16 売り先行。三菱UFJでは投資判断を「ニュートラル」から「アンダーウェイト」に格下げ、目標株価は390円を据え置いている。直近の上昇によって、株価は目標株価を上回る水準になっていると指摘している。27日発表の新「経営健全化計画」は、現時点でBPSに大きく影響しないと考えているが、「6月完済」を期待していた向きにはやや失望感があるとも。
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1929 東証プライム
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時価総額 41,336百万円
麻生グループ傘下の建設会社。基礎工事や地盤改良工事などの特殊土木に強み。清水寺本堂の環境保全などでも実績。中期経営計画では26.3期PBR1.3倍以上目標。地盤改良工事、民間受注の拡大等に取り組む。 記:2024/06/24
4661 東証プライム
3,538
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時価総額 6,433,680百万円
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの運営等を行うテーマパーク事業が主力。ホテル事業や商業施設「イクスピアリ」の運営等も。テーマパーク事業は海外ゲストの回復などで順調。25.3期は2桁増収計画。 記:2024/07/02
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富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
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-20(-0.35%)
時価総額 168,010百万円
半導体製造装置向けアクチュエータ等のモーション機器事業が主力。1917年創業。旧社名は神鋼電機。クリーン搬送システム事業、パワーエレクトロニクス機器事業も。半導体製造装置向け搬送機器の生産能力増強進める。 記:2024/08/10
7244 東証プライム
412
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1903年創業の自動車用ランプメーカー。仏ヴァレオ傘下。トヨタ自動車、日産自動車などが主要納入先。自動車用バルブ、ワイパー等の製造・販売も。ミラー事業は23年に譲渡。価格転嫁で原材料費増への対応図る。 記:2024/09/03
7965 東証プライム
1,520
11/27 15:30
-76(-4.76%)
時価総額 110,352百万円
1918年創業の家庭用品メーカー。炊飯ジャーなどで国内シェアトップクラス。調理家電の売上構成比率が高い。ステンレスボトル、ふとん乾燥機等も。配当性向は50%以上目安。価格競争力の強化などに取り組む。 記:2024/07/28
8227 東証プライム
8,240
11/27 15:30
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時価総額 608,334百万円
総合衣料品店「ファッションセンターしまむら」を運営。低価格の衣料に強み。若者向け業態「アベイル」、ベビー業態「バースデイ」等も展開。アベイルはアウター衣料の品揃えを拡充。27.2期営業利益660億円目標。 記:2024/10/24
8304 東証プライム
2,393
11/27 15:30
-23(-0.95%)
時価総額 334,515百万円
旧日本債券信用銀行。レバレッジドファイナンスや不動産ファイナンス、エクイティ投資、環境ファイナンス等を手掛ける。大和証券グループ本社と資本業務提携。国内外向け貸出は増加。総資産は7兆6000億円超。 記:2024/07/01
9020 東証プライム
2,840
11/27 15:30
+9.5(0.34%)
時価総額 3,221,730百万円
国内最大、世界でも最大級の鉄道会社。関東、甲信越、東北までの1都16県が営業エリア。流通・サービス事業、不動産・ホテル事業等も。ホテル、ショッピングセンターは売上順調。28.3期営業利益4100億円目標。 記:2024/06/04
9843 東証プライム
19,110
11/27 15:30
+560(3.02%)
時価総額 2,187,006百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13