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ニーズウェル Research Memo(2):サービスライン再編で進化、IT基盤とDX支援を強化

2024/12/18 13:02 FISCO
*13:02JST ニーズウェル Research Memo(2):サービスライン再編で進化、IT基盤とDX支援を強化 ■ニーズウェル<3992>の会社概要 1. 会社概要 同社は、金融向けを中心に、基幹業務に関わるシステム開発を行う「業務系システム開発」、ソフトウェアテストやITサポート、ネットワーク等の環境構築を行う「IT基盤」、AIやRPA技術でDXをサポートする「ソリューション」の3つのサービスラインを展開する独立系のシステムインテグレータ企業である。 2024年9月期第1四半期から4つのサービスラインを3つに絞り、いくつかの変更を行った。具体的には、「業務系システム開発」と「コネクテッド開発」を統合し、新たに「業務系システム開発」として一本化した。また、「基盤構築」という名称を「IT基盤」に変更し、これまで業務系システム開発に含んでいた「ソフトウェアテスト」と「ITサポート」を「IT基盤」に集約した。これは、産業分野における大手企業グループが、子会社を通じた開発活動の進展に伴い、コネクテッド開発分野での需要が減少してきたことなどが理由で、戦略的な調整により、市場の変動や技術進化に対応するためのものである。 2. 沿革 同社は、経営計画の策定・改善業務・システム概要設計等の事業開発を行うことを目的に元 代表取締役会長の故・佐藤一男(さとうかずお)氏が1986年10月に設立した。時代とともに企業等のIT化が進みシステムの需要が増加したため、1992年8月にシステム部を創設し、現在の主力である「業務系システム開発」サービスを開始した。その後、2012年10月に現「IT基盤」サービスを、2013年4月に「コネクテッド開発」の前身となる「組込系開発」サービスを、2017年10月に現在の「ソリューション」の前身となる「ソリューション・商品等売上」サービスをそれぞれ開始した。 2017年9月に東京証券取引所(以下、東証)JASDAQ(スタンダード)に上場した。2018年6月には東証第2部に市場変更し、2019年6月に東証第1部へ移行した。2022年4月の東証再編に伴い、東証プライム市場へ移行した。 2021年10月には零壱製作(株)の発行済株式の70%を取得し、2022年10月には(株)ビー・オー・スタジオ及び(株)コムソフトの全株式を取得し、それぞれ子会社とした。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞) 《HN》
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時価総額 15,832百万円
業務系システム開発が主力の独立系システムインテグレーター。金融系システム開発力などが強み。情報セキュリティソリューションの導入支援等も。生保、公共、通信向け案件等は順調。25.9期売上高130億円目標。 記:2024/06/24