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フォーバル Research Memo(6):2025年3月期は売上高67,000百万円、営業利益3,600百万円を予想

2024/9/25 12:50 FISCO
*12:50JST フォーバル Research Memo(6):2025年3月期は売上高67,000百万円、営業利益3,600百万円を予想   ■フォーバル<8275>の今後の見通し 2025年3月期通期の連結業績は、売上高が前期比5.5%増の67,000百万円、営業利益が同11.3%増の3,600百万円、経常利益が同7.0%増の3,700百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.4%増の2,100百万円と、売上高・各利益ともに増収増益予想で、期初予想どおりとしている。 フォーバルビジネスグループでは、「F-Japan構想」を推進し、全国各地において産官学の協力によるGDXアドバイザーの創造、GDXアドバイザー向けの新たな貸出ビジネスの創造、中小企業経営のための情報分析プラットフォーム「きづなPARK」の質的・量的拡充、中小企業に対するスコアリングの実現など、事業基盤の強化に取り組むのが基本戦略である。フォーバルテレコムビジネスグループでは、電力サービスでの契約数及び顧客に対し容量拠出金(安定した電力供給の確保を目的とした「容量市場」に基づく拠出金)の請求により増収を見込む。総合環境コンサルティングビジネスグループでは、企業向けの自家用太陽光発電システムの需要復調やLED工場の生産性向上・仕入れ工夫などに引き続き取り組み、成長軌道を継続する。人的資本経営コンサルティングでは、子会社アイテックの人材事業を中心に、2025年3月期も成長と収益への貢献が期待できる。外部環境においては、中小企業のDX投資が堅調であることに加え、全国的なIT人材不足などが継続しており、地方における産官学連携によるGDX・ESG支援を推進する同社には追い風である。フォーバルビジネスグループがけん引する出だしとなったが、全セグメントを通じて事業環境及び社内体制は良好である。さらに進行期の2024年5月には2件(売上規模で約17億円)のM&Aを行っていることから業績の上積みも確実視される。弊社では2025年3月期の全社業績目標は十分達成可能であると考えている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) 《EY》
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IP統合システムや情報セキュリティなどの情報通信コンサルティング、経営コンサルティングを手掛ける。中小・小規模企業などが顧客。可視化伴走型経営支援は自治体案件などが拡大。M&A活用で事業拡大図る。 記:2024/06/17