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新晃工業 Research Memo(3):データセンターなど大空間施設の空調機を扱う

2024/8/13 14:43 FISCO
*14:43JST 新晃工業 Research Memo(3):データセンターなど大空間施設の空調機を扱う ■事業概要 1. 事業内容 新晃工業<6458>の事業は、地域別(セグメント別)に日本とアジアに分けられ、2024年3月期の売上高構成比は日本が85.5%、アジア14.5%となっている。製品及びサービス別では、空調機器製造・販売事業(国内)のほか、工事・サービス事業、ビル管理事業、空調機器製造・販売事業(海外)に分けられ、主軸の空調機器製造・販売事業(国内)は新規と更新需要で構成される。また、同社のターゲットは複雑な大空間の施設だが、用途別にはオフィス、工場、データセンター、その他(病院など)に分けられる。一方、空調機の生産拠点は神奈川と岡山に2拠点(ほかにテクニカルセンター)ある。このほか、子会社の新晃アトモス(株)が設備更新工事やメンテナンス、グローバル企業Baltimore Aircoil Companyとの合弁会社である日本ビー・エー・シー(株)が氷蓄熱装置や冷却塔などの製造・販売、千代田ビル管財(株)がビル管理及びメンテナンスと、子会社が同社の周辺事業をカバーしている。海外では、上海新晃空調設備股フン有限公司、SINKO Air Conditioning(H.K.)Limited、Taiwan SINKO Kogyo Co., Ltd.のグループ3社が上海、香港、台湾に生産拠点を有し、最大の市場である中国では直接、台湾やASEANでは代理店を中心に営業を展開している。また、大阪府寝屋川市には、空気をデザインする体感型ショールーム「SINKO AIR DESIGN STUDIO」があり、取引先・学会関係・投資家・学生など様々な関係者が訪れセントラル空調について知る機会を提供している。なお、2026年4月に、新たなシステム開発拠点として「(仮称)SINKOシステム開発センター長崎ベース」を開設する予定である。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) 《SO》
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時価総額 125,311百万円
大型施設向けセントラル空調機器のトップメーカー。関連工事やビル管理なども手掛ける。生産能力の増強等に取り組む。期ずれ案件の寄与等により、アジアは黒字転換。日本は収益伸長。24.3期3Q累計は収益好調。 記:2024/04/15