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ニーズウェル Research Memo(1):IT基盤及びソリューション事業の拡大により、引き続き2桁成長の増収増益

2024/6/5 15:41 FISCO
*15:41JST ニーズウェル Research Memo(1):IT基盤及びソリューション事業の拡大により、引き続き2桁成長の増収増益 ■要約 ニーズウェル<3992>は、金融向けを中心に、基幹業務に関わるシステム開発を行う「業務系システム開発」、ソフトウェアテストやITサポート、ネットワーク等の環境構築を行う「IT基盤」、AIやRPA技術でDXをアシストする「ソリューション」の3つのサービスラインを展開する独立系のシステムインテグレータ企業である(2024年9月期第1四半期より変更)。同第2四半期も業績は好調で、2桁成長の増収増益である。事業拡大に伴い、新宿オフィスと大門サテライトオフィスの統合を準備しており、2024年4月より永田町オフィス開設に向けて順次移転している。 1. 2024年9月期第2四半期の連結業績概要 2024年9月期第2四半期の連結業績は、売上高が前年同期比645百万円増の4,826百万円(前年同期比15.4%増)、営業利益は同124百万円増の697百万円(同21.7%増)、経常利益が同124百万円増の711百万円(同21.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は同116百万円増の509百万円(同29.7%増)となり、2桁成長の増収増益である。これは社員及びパートナーの技術者を増強し、グループ連携による売上拡大が寄与した結果である。 2. 2024年9月期連結業績の見通し 2024年9月期の連結業績について、同社は2024年3月に修正予想を発表した。売上高は前期比1,958百万円増の10,720百万円(前期比22.4%増)、営業利益は同339百万円増の1,440百万円(同30.8%増)、経常利益は同304百万円増の1,440百万円(同26.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は同142百万円増の980百万円(同17.0%増)と、大幅な増収増益を見込んでいる。2024年9月期第2四半期における業績が予想以上に好調であることを受け、2024年3月には期初の連結業績予想を上方修正した。この上方修正は、業務系システム開発を中心に、収益性と市場ニーズの高いIT基盤及びソリューション事業の拡大によるものである。 3. 中期経営計画 2023年8月、同社は、2023年9月期から2025年9月期における中期経営計画を発表した。旧中期経営計画の基本方針はそのままに、新たな施策を加えることで、さらなる成長を目指す。さらに、企業価値の向上のために事業価値と社会価値の向上を目標として掲げており、具体的には、事業価値の向上に関しては、業績目標と事業目標を達成すること、社会価値の向上に関しては、サステナブルな経営を実現することで、環境への配慮と社会的責任を果たすことを目指している。 2025年9月期までに売上の70%をストック売上から得る「ストック売上の拡大」、売上高の30%以上をオンラインチャネルからのものとする「オンライン営業の促進」、売上高の65%以上をエンドユーザーからの直接取引によって実現する「エンドユーザー取引の拡大」の3つを掲げ、2025年9月期の売上高、経常利益の経営目標はそれぞれ130億円、18億円としている。 ■Key Points ・2024年9月期第1四半期より、サービスラインを「業務系システム開発」「IT基盤」「ソリューション」に変更 ・2024年9月期第2四半期の連結業績は2桁成長の増収増益 ・2024年9月期の業績予想は上方修正により、さらなる増収増益を見込む ・2023年8月に新たな中期経営計画を発表。2025年9月期の目標は売上高130億円、経常利益18億円 (執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞) 《HN》
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業務系システム開発が主力の独立系システムインテグレーター。金融系システム開発力などが強み。情報セキュリティソリューションの導入支援等も。生保、公共、通信向け案件等は順調。25.9期売上高130億円目標。 記:2024/06/24