マーケット
4/30 15:15
38,405.66
+470.90
38,386.09
+146.43
暗号資産
FISCO BTC Index
4/30 19:27:13
9,706,011
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

テラスカイ---25年2月期は売上高、営業利益、経常利益ともに過去最高をめざす

2024/4/15 9:56 FISCO
*09:56JST テラスカイ---25年2月期は売上高、営業利益、経常利益ともに過去最高をめざす テラスカイ<3915>は12日、2024年2月期連結決算を発表した。売上高が前期比23.9%増の191.37億円、営業利益が同2.1%増の5.22億円、経常利益が同7.4%増の6.55億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.6%減の3.00億円となった。引き続き積極的な採用活動を進めたことに加え、製品事業でDataSpiderCloudを自社単独サービス(mitoco X)とする費用、mitoco ERPのプロモーション費用などが発生したことによる売上原価、販管費の増加があったものの、期中修正予想を上回り、増収増益を達成した。 セグメント別にみると、ソリューション事業の売上高は、前期比25.2%増の176.43億円、セグメント利益(営業利益)は同6.6%増の20.75億円となった。エンジニアの採用人数が対計画比で未達となった影響が大きいものの、Salesforceを中心としたクラウドサービスの導入開発、BeeX<4270>が行うSAPのクラウド・マイグレーション事業およびセールスフォースエンジニア派遣のテラスカイ・テクノロジーズの業績が拡大した。利益面では、量子コンピュータ関連の研究開発を行うQuemix(本社:東京都中央区)と、TerraSky(Thailand)Co.,Ltd.(タイ法人)の事業の立ち上がりが遅れていることや地方拠点の設立などに先行投資を行ったたものの増益を達成した。 製品事業は、「mitoco(ミトコ)」を始めとする全製品のサブスクリプション売上が前期比で増加した。売上高は前期比10.5%増の16.85億円、セグメント損失(営業損失)は、1.90億円(前期の営業損失は1.39億円)となった。これは「mitoco ERP」などへ積極投資していること、製品事業のマーケティング人材の採用増や大型イベントへの参加、mitocoのタクシー内動画広告制作、出稿を行ったこと、およびセゾンテクノロジー<9640>との「DataSpider Cloud」の共同事業を解消し、自社サービス「mitoco X」としてリリースするための費用が期中に発生したことによるものである。 2025年2月期通期の連結業績予想について、売上高が前期比25.5%増の240.24億円、営業利益が同73.3%増の9.05億円、経常利益が同52.7%増の10.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同88.6%増の5.65億円と売上高、営業利益、経常利益ともに過去最高を見込んでいる。製品への投資、赤字子会社の黒字化に向けた追加投資の成果実現による利益率改善が予想される。 《SI》
関連銘柄 3件
3915 東証プライム
2,131
4/30 15:00
+96(4.72%)
時価総額 27,245百万円
セールスフォースやAWSなどのクラウドサービス導入支援を展開。Salesforceの導入支援では国内トップクラスの実績。製品事業はサブスク売上が増加。BeeXの大型案件増もあり、24.2期3Qは2桁増収。 記:2024/01/17
4270 東証グロース
2,995
4/30 15:00
+79(2.71%)
時価総額 6,664百万円
独SAP社製ERPなどのクラウド移行支援に強み。クラウド導入支援も。テラスカイ傘下。24.2期3Q累計はクラウド移行支援が想定超。請求代行も順調に伸びて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。 記:2024/02/06
9640 東証スタンダード
1,875
4/30 15:00
+11(0.59%)
時価総額 30,375百万円
セゾン系システムインテグレーター。システム開発や情報処理を手掛ける。収益源の「HULFT」導入社数は1万社超。HULFT事業ではライセンス販売が増加。流通ITサービス事業は売上増。24.3期2Qは増収。 記:2024/01/15