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ファンペップ Research Memo(3):塩野義製薬とライセンス契約、住友ファーマとオプション契約を締結

2024/4/4 13:33 FISCO
*13:33JST ファンペップ Research Memo(3):塩野義製薬とライセンス契約、住友ファーマとオプション契約を締結 ■会社概要 2. 会社沿革 ファンペップ<4881>は2013年に設立され、本格的に事業活動を開始したのは大阪大学との間で抗体誘導ペプチドの共同研究を開始した2015年に入ってからで、同年10月には塩野義製薬との間で機能性ペプチド「SR-0379」に関する全世界を対象としたライセンス契約を締結した。また、2016年9月から大日本住友製薬(株)(現 住友ファーマ)と標的タンパク質IL-17Aに対する抗体誘導ペプチドの共同研究を開始したほか(2018年3月に開発コード「FPP003」としてオプション契約を締結)、2018年7月には塩野義製薬が「SR-0379」の皮膚潰瘍を適応症とする第2相臨床試験を国内で開始し、良好な結果を受けて同社が2021年6月より第3相臨床試験を開始した(2022年11月速報結果発表)。「FPP003」についても乾癬を適応症とする第1/2a相臨床試験を、2019年4月からオーストラリアで開始した(2023年12月結果発表)。2021年8月にはメドレックス<4586>とマイクロニードル技術を用いた抗体誘導ペプチドの次世代製剤技術開発に関する共同研究契約を締結した。 創薬以外の分野では、化粧品や除菌スプレーなどの成分の一部として機能性ペプチドを販売している。具体例としては、2018年3月にファンケル<4921>が発売開始した「マイルドクレンジングシャンプー」で、特徴の1つとなっている「根活トリプル成分」の1つとして採用されたほか、2020年4月に(株)SMV JAPANが発売した「携帯アルコール除菌スプレー」などに採用されている。また、2022年2月には次世代創傷用洗浄器の開発を目指し、ファインバブル技術のリーディングカンパニーである(株)サイエンスと共同開発契約を締結したほか、同年12月にファンペップヘルスケアが(株)ASメディカルサポート及び(株)N3と幹細胞化粧品の共同開発で、2023年2月に(株)サンルイ・インターナショナルとフェムテック化粧品の共同開発でそれぞれ契約を締結した。 なお、2020年12月に東京証券取引所マザーズ市場に株式上場を果たしており、2022年4月の市場区分見直しによりグロース市場に移行した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《SI》
関連銘柄 3件
4586 東証グロース
114
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-1(-0.87%)
時価総額 4,235百万円
独自の経皮吸収型製剤技術を用いて新薬を開発。マイクロニードルの研究開発も。今年1月に承認再申請の帯状疱疹後疼痛薬は7月までに審査完了予定。1b相治験に成功の痒性麻痺薬候補は2相準備へ。継続前提に重要事象。 記:2024/03/12
4881 東証グロース
149
4/30 14:59
+3(2.05%)
時価総額 3,851百万円
創薬ベンチャー。機能性ペプチドを用いて医薬品の研究開発を行い、大阪大学や塩野義製薬などと共同研究を推進。アルツハイマー病ワクチンの研究を開始。研究開発費の減少等により、23.12期通期は損益改善。 記:2024/02/25
4921 東証プライム
1,845.5
4/30 14:59
+9.5(0.52%)
時価総額 240,566百万円
化粧品メーカー。無添加に拘り。サプリにも強み。通販主体に直営店も。海外は中華圏を軸に開拓。24.3期上期は処理水問題が中国回復に水差す。だが国内は訪日客増が追い風。新製品効果も出て計画を上回る増収増益に。 記:2024/01/17