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日プロ Research Memo(8):財務の健全性は極めて高い

2024/3/1 15:08 FISCO
*15:08JST 日プロ Research Memo(8):財務の健全性は極めて高い ■日本プロセス<9651>の業績動向 3. 財務の状況 財務面で見ると、2024年5月期第2四半期末時点の資産合計は11,813百万円で2023年5月期末比498百万円減少した。主に固定資産で投資その他の資産合計が72百万円増加した一方で、流動資産で受取手形、売掛金及び契約資産が124百万円減少、電子記録債権が278百万円減少、有価証券が249百万円減少した。負債合計は1,568百万円で664百万円減少した。主に流動負債で賞与引当金が517百万円減少した。純資産合計は10,244百万円で166百万円増加した。主に当期純利益の積み上げによって利益剰余金が166百万円増加した。この結果、自己資本比率は86.7%となり4.8ポイント上昇した。特に懸念される変動は見られず、自己資本比率は極めて高い水準を維持している。 キャッシュ・フローの状況としては、営業活動によるキャッシュ・フローは主に賞与支払や法人税等支払により9百万円の支出、投資活動によるキャッシュ・フローは主に有価証券償還により153百万円の獲得、財務活動によるキャッシュ・フローは主に配当金支払により173百万円の支出となった。この結果、2024年5月期第2四半期末における現金及び現金同等物は2023年5月期末比17百万円減少して4,139百万円となった。特に懸念される変動は見られない。 同社は無借金経営で内部留保も潤沢である。今後は潤沢な内部留保の有効活用が課題となるが、財務の健全性は極めて高いと弊社では評価している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) 《SI》
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独立系のシステム開発会社。制御・組込システム開発を主力とし、通信、交通、流通、情報、金融向けのシステムに強み。航空宇宙分野は一部案件がテストフェーズに入り体制縮小。単価上昇が寄与し、中間期は増収増益。 記:2024/01/26