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加藤製作所 Research Memo(4):世界初のハイブリッドラフターを2024年春に上市する予定

2023/12/15 12:04 FISCO
*12:04JST 加藤製作所 Research Memo(4):世界初のハイブリッドラフターを2024年春に上市する予定 ■事業概要 2. 研究開発・新製品の動向 研究開発については、建設業界における人材不足への対策として、自動運転による省人化・効率化及び生産性の向上に貢献するとともに、地球環境負荷の軽減にも資する新技術・新製品の開発を推進している。2022年11月には加藤製作所<6390>、(株)ソリトンシステムズ、協立電子工業(株)の3社が協同し、ラフテレーンクレーンでのクレーン遠隔操作システムの実証試験を行った。機体搭乗による同社現行機のクレーン操作フィーリングのレベルには達していないものの、遠隔操作の実用化が可能であることが分かったため、今後も遠隔操作技術の要素研究を推進する考えだ。 2023年3月には、世界初の「ハイブリッドラフター(ラフテレーンクレーン)」製品化計画を発表した。ディーゼルエンジンでの走行及び作業を電動モーターがアシストすることで、走行燃費及びクレーン作業燃費の向上を可能にしCO2排出量を削減するとともに、走行騒音及び作業騒音を低減する。中期経営計画で掲げているSDGs、カーボンニュートラル対応機種の第1弾として2024年春の発売開始を予定している。本製品の製造・販売を強化して環境保全の一翼を担うことを目指す。 また2023年3月にはクローラキャリア「IC37-5」を発売開始した。これまで5t積載以上の大型機種のみに搭載していた「電子制御方式走行操作システム」を3tクラスのクローラキャリアに初めて採用し、走行操作の安全性向上と環境への配慮を両立した新製品である。2019年から規制開始となった欧州における排出ガス規制(欧州Stage V)にも適合している。 2023年5月には、全旋回式クローラキャリア「IC70R」を発売開始し、旋回式クローラキャリア市場へ新規参入した。徹底した安心・安全の低重心設計、堅牢設計&過積載監視テレマシステム、滑らかな操作フィーリングなど先進テクノロジーを駆使した製品である。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) 《SI》
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時価総額 16,218百万円
大手建機・荷役機械メーカー。建設用クレーンや油圧ショベル、環境機械を製造、販売。日本は収益伸長。海外向け建設用クレーンは売上好調。海外向け油圧ショベル等も売上伸びる。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/03/05