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プロディライト Research Memo(2):独自開発のクラウドPBXとともにIP回線・端末をワンストップで提供

2023/12/4 13:52 FISCO
*13:52JST プロディライト Research Memo(2):独自開発のクラウドPBXとともにIP回線・端末をワンストップで提供 ■会社概要 1. 会社概要 プロディライト<5580>は、クラウドPBXを利用したIP電話※1サービスを提供する音声ソリューション企業である。クラウドPBXを提供するシステムサービス、IP回線によって音声通信を提供する回線サービス、IP電話などの端末機器の販売を手掛け、オールインワンのIP電話サービスをワンストップで提供することができる。システムサービスでは、クラウド技術をPBXに応用したクラウドPBX「INNOVERA」を独自に開発、社内に設置していたPBXをクラウド上に構築することで、固定電話の機能をスマートフォンやパソコン、IP電話機などにより場所を問わずに利用することができる。回線サービスでは「INNOVERA」に直接収容(接続)可能なIP電話回線サービスの「IP-Line」を提供、端末機器の販売ではクラウドPBXと組み合わせて利用するSIP電話機※2を販売している。2023年8月期のサービス別売上高構成比は、システムサービス32%、回線サービス54%、端末販売13%、その他2%となっている。 ※1 IP電話:インターネット接続によって通話ができる電話。 ※2 SIP(Session Initiation Protocol)電話機:プロトコルを利用した、インターネット上で利用できる電話機。 2015年に「INNOVERA PBX」と「IP-Line」の提供を開始 2. 沿革 同社は2008年に、現 代表取締役社長の小南秀光(こみなみひでみつ)氏と専務取締役の川田友也(かわたゆうや)氏によって設立された。2011年にクラウドコールシステムやビジネス電話システムの販売を開始、2015年には現在主力となっているクラウド電話システム「INNOVERA PBX」とクラウド直接収容型電話回線「IP-Line」の提供を始め、2018年にはYealinkとSIP端末のディストリビューター契約を締結した。2020年に「INNOVERA」のメジャーアップデート「INNOVERA PBX 2.0」の提供を開始するとともに、AI技術の取り込みを加速して業容を拡大、2023年には東京証券取引所グロース市場上場を果たした。現在、中期経営計画を策定し、さらなる成長と業容拡大を目指しているところである。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) 《SO》
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固定電話機能をスマホやPCで使えるクラウド電話システムを提供。電話回線サービスや端末販売も。24.8期1Qはクラウド電話システムの売上伸長。だが賃上げに伴う人件費増が利益の重石に。通期では最高業績を計画。 記:2024/03/13