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アーバネット Research Memo(9):「サステナビリティ基本方針」を改めて制定

2023/9/6 15:49 FISCO
*15:49JST アーバネット Research Memo(9):「サステナビリティ基本方針」を改めて制定 ■アーバネットコーポレーション<3242>のESG・SDGsへの取り組み 1. サステナビリティ基本方針の制定 同社グループは、「人々の安全で快適な『くらし』の提案を行い、豊かで健全な社会の実現を目指す」ことを企業理念に掲げ、これまでも事業活動を通じて社会の課題解決に取り組んできた。2021年11月18日には「サステナビリティ基本方針」を改めて制定し、持続可能な社会への貢献とともに、企業価値の向上を目指す方向性を明確に示した。 2. SDGsへの取り組み SDGsに関するマテリアリティ(重点活動)についても以下のように特定し、事業計画のなかに具体的に取り込むことで、実効性の高い活動を推進する方針である。 【重点活動1】理想の住まいの開発 都心のワンルームマンション事業で長年蓄えてきたスキルとノウハウにより、安全で快適な住居を開発・提供することで、持続的な経済の発展に貢献していく。具体的には、1) 居住者アンケートの分析を踏まえた改善、2) 美的で洗練されたモノトーンの外観マンション等に取り組む。 【重点活動2】芸術、美術活動への取り組み 勉学に励む若手芸術家の発掘・支援・育成を実施することで、豊かで健全な社会の実現に貢献していく。具体的には、1) 自社開発マンションのエントランスホールに展示する立体アート作品を若手芸術家から購入するほか、2) 若手芸術家の発掘のため、学生限定の立体アートコンペティション(AAC)の主催を実施していく。 【重点活動3】環境等への取り組み 環境や貧困等の社会的問題に取り組む。具体的には、1) 「アーバネット防災プログラム」への取り組みを通じた気候変動への対応、2) ZEH仕様マンション開発による脱炭素社会への貢献、3) 国連UNHCR協会への寄付※などを実施していく。 ※2022年11月には国連UNHCR協会を通じて、ウクライナ及びヨーロッパ地域での救援活動に対して100万円の寄付を行った。ウクライナ難民支援を目的とした寄付は2022年3月に続き、2回目となる。 【重点活動4】魅力ある職場実現 魅力ある職場づくりを通じて、有為な人財を育成し、持続可能な社会の実現に貢献する。具体的には、1) 「健康経営優良法人」への認定や、2) 女性管理職の登用、3) 各種研修体制の充実などにも取り組んでいる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫) 《YI》
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都市型賃貸マンションなどの不動産開発販売を手掛けるマンションデベロッパー。東京23区が主要開発エリア。ホテルアジール東京蒲田の運営を行うホテル事業も。販売先、不動産開発販売事業の多様化等に取り組む。 記:2024/10/11