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ニーズウェル Research Memo(8):事業に直結する取り組みと制度や支援活動から支える取り組みで推進する

2023/5/1 14:48 FISCO
*14:48JST ニーズウェル Research Memo(8):事業に直結する取り組みと制度や支援活動から支える取り組みで推進する ■SDGs・ESG・CSRへの取り組み ニーズウェル<3992>は、SDGs・ESG・CSRにおいて事業と直結する取り組みを前提に2つの側面から活動を行っている。1つはSDGs・ESG・CSRの視点を取り入れ、事業そのものに直結する取り組み、もう1つはサステナブル社会を制度や支援活動から支える取り組みの2つである。 (1) 事業に直結する取り組み 同社は、SDGs・ESG・CSRにおいて事業と直結する取り組みとして、「ニアショア開発」「DXをアシストする新たなソリューションの開発」「パートナー企業との協働」などを掲げている。 同社は、中期経営計画の成長戦略の1つとして、「ニアショア開発」を示し2019年10月に長崎県長崎市に「長崎開発センター」を開設し、SDGsのサステナブル経営の1つとして位置付けている。2024年9月期までに100人体制を目指し、地方の優秀な人材の活用により、産業基盤と技術革新、雇用の創出による豊かな街づくりに貢献する。 また、「DXをアシストする新たなソリューションの開発」を掲げ、個別構築されたシステムの存在や過剰なカスタマイズによるシステムの複雑化・ブラックボックス化などのDXの実現に支障をきたす課題を解決するため、AI技術を利用したプラットフォームの構築、システムの提供、データ分析、RPA連携実現による省力化等により、DXをアシストし、デジタル社会の産業基盤の構築に貢献する。 同社は、「パートナー企業との協働」を掲げ、多種多様な企業と業務提携・協業を行い、長期に発展できる体制を目指しており、三井住友カード、さくら情報システム、明治安田生命保険などとパートナーシップ関係を築いている。 (2) 制度や支援活動から支える取り組み 同社は、計画的な休暇取得を奨励する「有給休暇取得奨励日」、趣味や家族の時間に充て豊かな時間を過ごしてもらうために、毎月末の金曜日の午後に早期に退社することを促す「プレミアムフライデー」の他、「残業時間の削減」「研修制度・モチベーションアップの仕組み」「コミュニケーションを深める仕組み」などにより、働き方改革・人材育成に取り組んでいる。 通勤負荷の軽減により従業員のストレス・疲労を軽減することや、在宅勤務により家庭の負担が多くなりがちだった女性の活躍を促すこと、Web会議の利用により一層ペーパーレス化を促進することなどを目指し、全社員対象にテレワーク制度を導入している。 同社は、「女性社員・管理職の比率向上」を掲げており、長崎県に開発拠点を置く同社は、「ながさき女性活躍推進会議」の趣旨に賛同し、女性の活躍に向けて、1)女性管理職比率30%以上、2)会社全体の女性社員の比率30%以上、3)従業員全体の残業時間月平均20時間以内、4)育児休暇中の社員が復帰しやすく、柔軟な働き方を実現するためのテレワークの推進、などの自主宣言を行った。 その他にも、「学生向けAIプログラミング教室」「サッカーJリーグ『V・ファーレン長崎』のスポンサー活動」など、あらゆる取り組みを積極的に行う。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞) 《YI》
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