マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 21:24:12
15,085,969
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

グローセル Research Memo(7):2025年3月期に売上高800億円、営業利益19.0億円が目標(2)

2023/1/27 15:37 FISCO
*15:37JST グローセル Research Memo(7):2025年3月期に売上高800億円、営業利益19.0億円が目標(2) ■中期経営計画「プロジェクト“S”」 3. 売上・事業の拡大(H&CSB) グローセル<9995>の2023年3月期の売上目標は当初の202億円から243億円へ上方修正された。D-in活動の目標金額も440億円から468億円へ上方修正された。 (1) 下期活動のポイント ・物量確保による売上最大化 SMI(ストレージ)、FARADAY(ASIC)、MFC(カスタムボード)、Payton、ユニマイクロン他 ・重点案件のD-in推進 SMI(ストレージ):国内Tier1向け案件開拓の加速。 売上高:2023年3月期23億円→2025年3月期30億円 FARADAY(ASIC):OA向けシェア拡大、新規顧客開拓(産業向け) 売上高:2023年3月期23億円→2025年3月期40億円 ・新規仕入先・商材の拡大:SiC(Wolfspeed)、5Gモジュール(Gosuncn)、基板(APEX)、 モータDR(ANPEC) ・マーケティングの推進 ・新規商材開拓/新規顧客開拓 (2) ANPEC社モータドライバIC 特に注力するのがANPEC社モータドライバICだ。 D-inのポイントとしては、 ・高速回転による騒音が問題 → 新機能追加による静音化対応ICの開発が必要 ・モータに回路の搭載が必要 → センサレスで基板の小型化が可能 ・高度な技術サポート・営業人脈が必要 D-inの事例としては、 ・GPU冷却ファンモータ、三相センサレスIC APX9323AQFIなど ・LTVは408百万円(6年間) (3) D-inへの取り組み:低消費電力への貢献 日立パワー半導体を中心としてCross Sellによって各種低消費電力案件へ貢献する。具体例としては、各種製品を組み合わせたパワーデバイスソリューションを「民生産業用ファンモータ」「車載周辺機器」「医療(検査機器)」「EV電源・電鉄」のアプリケーション向けにCross Sellしている。 4. 売上・事業の拡大(STREAL) 2023年3月期の売上目標は当初の30億円から28億円へ下方修正されたが、これは応用分野での一部の開発が計画より遅れたため。これに伴い、D-in活動の目標額も当初の120億円から95億円へ下方修正された。これらは、開発の遅れにより後ずれしたもので、案件や受注そのものが消失したわけではない。 (1) 下期活動のポイント ・メーカー機能としての基盤確立 ・トルクセンサの開発完了と量産化準備 ・協働ロボット向けモジュール本格量産開始 ・E-bike向け センサモジュールの安定生産・供給 ・性能・ブランド力のPR強化 ・D-in活動の推進 (2) 中計達成のための下期活動ポイント:事業拡大に向けた課題抽出と戦略策定 1) ロボット分野への活動強化 ・ロボット向けトルクセンサ開発完遂と量産ライン立上げ ・トルクセンサの拡販横展開(他ロボットメーカ)による売上拡大 2) 既存分野への横展開による案件発掘 ・新規顧客候補:国内大手メーカー等 3) インフラ分野への挑戦による社会貢献ビジネスの拡大 ・PoC段階顧客のビジネス早期具体化へのサポート継続(鉄道、風力発電等) ・新規顧客開拓(エレベーター、航空メンテナンス、液量センシング等) (3) D-inへの取り組み:サステナブルな社会の実現に貢献 「STREAL」の応用分野を広げることで、「生産人口減少への対策」「強靭な交通インフラの構築」「気候変動への対策」「人手不足解消、安心の拡充」など様々な社会課題に貢献することが可能となる。今後は、これらの分野でのD-in活動を強化する。 (4) 「STREAL」プロモーション 「STREAL」活用の裾野を広げるため様々なプロモーション活動を積極的に行っている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《YI》
関連銘柄 1件
9995 東証プライム
749
5/29 15:00
±0(0%)
時価総額 19,794百万円
半導体・電子部品の技術商社。ルネサスエレクトロニクス製品を中心に、海外製電子部品も取り扱う。半導体素子は自動車分野中心に堅調。24.3期3Qは増収。マクニカによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/03/30