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テクマト Research Memo(11):配当性向は20%以上を基本に内部留保充実とのバランスを考えながら配当を実施

2022/12/29 16:41 FISCO
*16:41JST テクマト Research Memo(11):配当性向は20%以上を基本に内部留保充実とのバランスを考えながら配当を実施 ■株主還元策とサステナビリティの取り組み 1. 株主還元策 テクマトリックス<3762>は株主還元策として配当金と株主優待制度を導入している。配当方針としては配当性向20%以上を基本方針として、内部留保充実とのバランスを考慮しながら決定していく。2023年3月期の1株当たり配当金は前期比1.0円増配の21.0円(配当性向33.0%)を予定している。ここ数期間は配当性向で30%以上の水準を維持しながら増配を続けていることから、2023年3月期も業績が計画を上回り、配当性向で30%を下回る水準になればさらなる増配の可能性も出てくる。 また、株主優待に関しては毎年9月30日時点で500株以上保有の株主を対象に実施している。500株以上1,000株未満で1,500円相当の商品または寄付を、1,000株以上保有で4,000円相当の商品または寄付を選択できる内容となっている。 2. サステナビリティへの取り組み サステナビリティ経営への関心が高まるなかで、同社もマテリアリティを「情報セキュリティ」「ダイバーシティと機会均等」「研修と教育」「気候変動に関する現状認識と将来目標」の4つのテーマに整理し、中期経営計画の戦略を実行することでマテリアリティに対する確実な進捗を進める方針を明らかにしている。このうち環境問題に対する温室効果ガス排出量(GHG)削減に向けた取り組みとしては、CO2排出量削減について単体ベースで2030年度までに2020年比で46%削減する目標を設定した(今後連結対象会社を追加する予定)。また、今後は事業活動において使用する電力を再生可能エネルギー由来に変更し、残るGHGの排出分に関してはJクレジット・グリーン電力証書・非化石証書などの購入により相殺し、2050年までに事業活動に伴うすべてのGHG排出量について、カーボンニュートラルを達成する目標を設定した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《NS》
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クラウド型セキュリティ対策製品の提供等を行う情報基盤事業が主力。アプリケーション・サービス事業、医療情報クラウドサービス等の医療システム事業も。情報基盤事業は好調。中計では27.3期売上高750億円目標。 記:2024/06/11