マーケット
5/17 15:15
38,787.38
-132.88
40,003.59
+134.21
暗号資産
FISCO BTC Index
5/19 10:20:30
10,433,414
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

三機工業 Research Memo(8):2023年3月期の配当性向は56.7%、総還元性向は93.6%を予定

2022/12/26 14:38 FISCO
*14:38JST 三機工業 Research Memo(8):2023年3月期の配当性向は56.7%、総還元性向は93.6%を予定 ■株主還元策 三機工業<1961>は株主還元にも積極的である。配当について、同社では2014年3月期まで年間15円を基本としてきたが、2015年3月期から利益構造が変わり、増配を実施してきた。2020年3月期は、当初年間60円以上としていたが、好調な業績を受け特別配当25円を上乗せして、年間95円への増配を行った。2021年3月期は普通配当70円に特別配当10円を加え年間80円配当を行い、2022年3月期は年間85円(うち特別配当15円)を実施した。2023年3月期は、年間70円(普通配当)を予定している。 また同社は株主還元策の一環として、株式市場での積極的な自己株式の取得及び消却も行っている。2020年3月期中には1,958千株を取得し、さらに期中に保有する自己株式2,000千株を消却した。また2021年3月期も1,000千株を消却し、新たに自己株式1,000千株を取得した。2022年3月期も1,000千株の自己株式取得を取得した。2023年3月期中には1,500千株の自己株式取得を発表しており、既に2022年9月末までに80千株を取得済みである。さらに2022年8月には1,500千株の自己株式を消却した。 以上のような配当及び自己株式取得が行われた場合、2023年3月期の配当性向は56.7%、総還元性向は93.6%となる見込みだ。また同社は、株主以外のステークホルダーに対しても前向きに対応しており、協力会社への支払い条件について、資本金4,000万円未満の協力会社に対しては全額現金払へと変更した。 このような、同社の株主還元や様々なステークホルダーに対する前向きな姿勢は大いに評価できるだろう。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《SI》
関連銘柄 1件
1961 東証プライム
2,135
5/17 15:00
-15(-0.7%)
時価総額 124,174百万円
三井系列の設備工事会社。ビルや工場の空調・給排水設備工事に強み。プラント設備工事も。24.3期3Q累計は豊富な受注残をこなして好調。受注も堅調で23年末受注残は22年度比9%増の2260億円となおも豊富。 記:2024/04/12