トップ
お知らせ
ソーシャルレポーター
マーケット速報
おすすめ銘柄
テーマ
人気ニュース
スクリーニング
IR時系列一覧
ランキング
イベントスケジュール
株~企業情報・おすすめ銘柄
会員登録
ログイン
アカウント
ログアウト
マーケット
日経平均
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
NYダウ
11/25
44,736.57
+440.06
お気に入り銘柄
暗号資産
FISCO BTC Index
11/26 15:10:08
14,597,331
フィスコポイント
詳しくはこちら
保有フィスコポイント数
今月フィスコポイント数
[New]
個別ポイント管理情報
三菱総研 Research Memo(3):シンクタンク・コンサルティングサービスを主に同社が、ITサービスをDCS担う
2022/8/26 16:03
FISCO
Twitter_Logo_Blue
ツイート
flogo_RGB_HEX-144
シェア
*16:03JST 三菱総研 Research Memo(3):シンクタンク・コンサルティングサービスを主に同社が、ITサービスをDCS担う ■三菱総合研究所<
3636
>の事業概要 同社グループでは、シンクタンク・コンサルティングサービスを主に同社が、ITサービスをDCSが手掛けている。 シンクタンク・コンサルティングサービスは、総合シンクタンクとして設立以来培ってきた政策・制度に関する知見、社会課題の発見・分析力、次世代先端技術に関する幅広い知識と科学技術分野を専門とする研究員の定量分析評価技術や予測技術等の解析力をもとに、調査研究及びコンサルティングサービスを行っている。官公庁向けには、国土整備、交通運輸、情報通信、地域経営、医療介護福祉、教育等の社会公共分野と環境、資源・エネルギー、科学技術・安全政策等の科学技術政策分野において、調査・分析、政策・計画策定、コンサルティング並びに事業支援を行っている。民間企業向けには、経営・事業戦略、マーケティング戦略、人事制度・組織改革、サステナビリティ・ESG経営、業務革新などのコンサルティングや事業競争力強化を実現するICTコンサルティングを提供している。 ITサービスにおいては、DCSが中核となり、シンクタンク・コンサルティングサービスで培った知見や先端的なICTを活用し、金融、製造、流通、サービス、文教等の顧客に対して、ソフトウェア開発・運用・保守、情報処理・アウトソーシングサービスを提供している。また、ICTを活用したマネジメントシステム革新やインターネットを活用したビジネスモデル革新等の分野において、経営のICT化を上流から下流までトータルにサポートしている。これら各種サービスをJBS、INESをはじめとするグループ各社と連携しながら顧客に提供している。 1. シンクタンク・コンサルティングサービスにおける各部門 以下は、同社を構成する各事業部門であり、VCP経営ではそれぞれ「A:研究・提言」「B:分析・構想」「C:設計・実証」「D:社会実装」機能を担っている。 (1) シンクタンク部門 VCP経営の「A:研究・提言」を担う部門である。近年は、ポストコロナの国際情勢、経済潮流、先進技術の動向などの分析を行うとともに中長期的視野で未来社会のあるべき姿を描き、その実現に向けた解決策を提言している。また、社会の潮流を創出するために政府の審議会や産業界の委員会への参画、メディアを通じた発信なども積極的に行っている(これらの活動は自主事業として実施)。特に「中期経営計画2023」において同部門では、VCP重点分野(「ヘルスケア」「人財」「都市・モビリティ」「エネルギー」「情報通信」「食農」「循環」「レジリエンス」)との連動を意識した研究・提言活動を積極的に推進している。 (2) ポリシー・コンサルティング部門 VCP経営の中核である「B:分析・構想」「C:設計・実証」機能を担い、基盤事業であるリサーチ・コンサルティング事業を手掛けている。官公庁等を顧客とし、有識者・ビジネスパートナーとの連携により、政策立案・制度設計・事業推進を支援している。ヘルスケアやエネルギーなど公共性が高く、政策動向と密接に係る成長領域を中心に、調査・研究、技術評価、独自モデルによる解析・将来予測、事業管理、社会実証などのプロジェクトに携わっている。 (3) ビジネス・コンサルティング部門 民間企業を主要な顧客とし、社会や顧客の本質的課題を捉えたうえで解決策の提案から実装まで一貫して提供し、VCP経営の「B:分析・構想」「C:設計・実証」から「D:社会実装」までをカバーしている。特に「中期経営計画2023」においては、成長事業の1つである「ストック型事業(サブスクリプション型事業)」の拡大に向けてグループ企業、外部パートナー企業との連携を積極的に推進している。また、社会実装で得たデータやノウハウを「A:研究・提言」機能へとフィードバックすることにより、リアリティのある解決策の創出とリサーチ・コンサルティング事業全体の価値向上に貢献している。今後のさらなる活躍が期待される部門の1つである。 (4) デジタル・トランスフォーメーション部門 急成長するDX市場への対応を強化し、VCP経営における「D:社会実装」領域の事業を加速するために2020年10月に新設された部門である。官公庁、製造業をはじめとする民間企業、金融機関等を対象にDCS、JBS、INESのグループ3社を中核とする多様なパートナーとの共創により、DXに係るソリューション開発、サービス開発を担っている。特に「DXジャーニー※1」「ニューノーマル※2」「データ駆動経営※3」「自治体DX」をDX重点テーマとして設定し推進している。パートナーとの積極的な連携を意識しながら、「D:社会実装」機能の強化に努めている。 ※1 DX実現のための伴走支援。 ※2 デジタルによる働き方改革。 ※3 データ・AIを活用した経営高度化。 2. ITサービスにおける各部門 以下の各部門はDCSに属し、主にVCP経営の「D:社会実装」を担っている。 (1) 産業IT部門 「ソリューション事業」と「サービス事業」の二本柱で事業を展開している。ソリューション事業においては、顧客のニーズと状況に合わせたDX移行支援を行っている。サービス事業においては「HR(人財)事業」と「文教事業」を展開し、人事給与アウトソーシングサービス「PROSRV(プロサーブ)」、小中高向けインターネット出願サービス「miraicompass」の導入普及に注力している。なお、「PROSRV」の導入事業所数は約2,000事業所、「miraicompass」の導入校数は約1,200校であり、高いニーズが窺える。 (2) 金融IT部門 三菱UFJフィナンシャル・グループ<
8306
>(以下、MUFG)をはじめとする金融機関にICTソリューションを提供している。銀行の基幹システムなど多くの大型案件・重要案件を担当している。近年は、「中期経営計画2023」のもとでDXによる既存顧客の深耕、新規エリアの開拓などを段階的に進めている状況だ。 (3) DX部門 システム基盤を軸として顧客のDX推進に貢献する新たなソリューションやサービスの研究・開発を担っている。システム基盤面では、DCSのデータセンターを活用したクラウドサービスやストレージサービスを展開している。また、ICT運用・業務運用受託の歴史も長く、従来の運用受託に加えてプラットフォーム導入支援を通じたICT運用のデジタル変革、ペーパーレス総合支援サービスによる働き方改革などにも貢献している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎) 《EY》
関連銘柄 2件
3636 東証プライム
三菱総合研究所
4,305
11/25 15:30
-75(-1.71%)
時価総額 70,705百万円
三菱グループの総合シンクタンク。シンクタンク・コンサルティングサービス、ITサービスを手掛ける。金融・カード、官公庁向け売上比率が高い。中東向け事業の強化図る。中計では26.9期売上高1350億円目標。 記:2024/10/13
8306 東証プライム
三菱UFJフィナンシャル・グループ
1,826
11/25 15:30
+1(0.05%)
時価総額 24,252,923百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
関連記事
8/26 16:02 FISCO
三菱総研 Research Memo(2):民間シンクタンクの先駆け。社会課題の解決を通じて豊かな未来社会の実現に貢献
8/26 16:01 FISCO
三菱総研 Research Memo(1):2022年9月期第3四半期は過去最高業績。社会課題解決型シンクタンクグループ
8/26 15:17 FISCO
システムズD Research Memo(7):2023年3月期は前期と同水準の配当額を予定
8/26 15:16 FISCO
システムズD Research Memo(6):事業の選択と集中で既存の2事業に加えて、新規事業を拡大していく
8/26 15:15 FISCO
システムズD Research Memo(5):2023年3月期の会社計画は前期比10.7%増収、24.4%営業増益