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オークファン Research Memo(7):「注力事業」への積極投資により、流通額の拡大を目指す

2021/12/17 15:07 FISCO
*15:07JST オークファン Research Memo(7):「注力事業」への積極投資により、流通額の拡大を目指す ■業績見通し 1. 2022年9月期の業績予想 2022年9月期の業績予想についてオークファン<3674>は、売上高を前期比37.7%減の5,200百万円、営業利益を同82.9%減の100百万円、経常利益を同86.6%減の80百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同67.0%減の50百万円と、「注力事業」への積極投資等により大幅な減益を見込んでいる。 減収予想となっているのは、「撤退事業」による影響(約30億円の減収要因)のほか、「インキュベーション事業」における株式売却の減少(約13億円の減収要因)によるものである。一方、「注力事業」については、前期末比35.0%増の4,800百万円と大きく伸長する見通しとなっている。特に、積極投資の継続により流通額を前期比約1.5倍に拡大することで、「NETSEA」及び「NETSEAオークション」の成長を加速していく想定である。 利益面についても、「注力事業」における収益の底上げや「撤退事業」からの損益改善が見込まれるものの、「インキュベーション事業」における株式売却益の減少のほか、「注力事業」への大規模な先行投資(約6億円)により大幅な営業減益となる見通しである。なお、先行投資による影響を除くと、「注力事業」の実力ベースの営業利益は6億円を見込んでいることから、その全額を先行投資に振り向ける計画と言える。したがって、営業利益予想(全社)の1億円は「インキュベーション事業」における株式売却益によるものである。 2. 「注力事業」の投資計画 「注力事業」への先行投資(約6億円)の内訳については、NETSEAバイヤー拡大施策(216百万円)、新規事業部門の採用費用(56百万円)、新規事業部門の人件費(80百万円)、リバースロジスティクス分野のインフラ構築(150百万円)、人員増に伴う管理コスト(62百万円)、その他(36百万円)を予定しているが、成長加速が見込める場合には、さらなる追加投資も検討中のようだ。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫) 《SI》
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オークション等価格比較メディア「オークファン」の運営等を行うソリューション事業、BtoB卸モール「NETSEA」の運営等を行うプラットフォーム事業が柱。海外事業に積極投資。国内事業は継続成長を目指す。 記:2024/10/05