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バイク王 Research Memo(5):第2四半期は売上高及び各利益のいずれも過去最高を更新

2021/8/6 15:05 FISCO
*15:05JST バイク王 Research Memo(5):第2四半期は売上高及び各利益のいずれも過去最高を更新 ■業績動向 1. 2021年11月期第2四半期業績 バイク王&カンパニー<3377>の2021年11月期第2四半期業績は、売上高12,869百万円(前年同期比21.6%増)、営業利益853百万円(同468.5%増)、経常利益939百万円(同354.8%増)、四半期純利益621百万円(同436.1%増)だった。売上高及び各利益のいずれも過去最高を更新している。 仕入れについては、効果的な広告展開、人員や体制の強化、仕入れキャンペーン等の実施により、前期同様に高市場価値車輌を継続して確保した。バイク販売のリテールにおいては、マーチャンダイジング施策として商品ラインアップの適正化、店舗の新規出店(2店舗)、移転・増床(3店舗)、接客力向上、売り場改善による既存店の販売力強化及び通信販売の強化を推進。堅調なリテール市場の需要に支えられリテール台数は前年同期比28.5%増だった。ホールセールにおいても同様に、高市場価値車輌の確保を行ったことにより、リテールとホールセールの車輌売上単価は上昇した。また、全体の車輌売上単価は前年同期比26.0%増と好調に推移した。 2. 売上高構成 2021年11月第2四半期のホールセール売上高は7,269百万円(前年同期比7.8%増)、リテール売上高は5,286百万円(同49.0%増)だった。ホールセールはオンシーズン(3月~8月)に向けて在庫を厚めに確保した影響により販売台数は減少したが、車輌売上単価の上昇により増収となった。リテールについては拡大戦略が順調に進捗しており、販売台数の増加及び車輌売上単価の上昇により、大幅な増収となった。これによりリテールの売上高構成比については、41.1%となり、前年同期の33.5%から7.6ポイント上昇した。 3. 売上総利益の増益要因 リテールにおいては、新規出店のほか、移転・増床、接客力の向上、売り場改善に伴う既存店の販売力強化に加え、通信販売の強化を推進している。また、優良な在庫確保により販売台数が増加し、台数要因では前年同期比449百万円の増益。単価要因としては、商品ラインアップの適正化、オンシーズン(3月~8月)に向けて優良な在庫を確保する第1四半期(2020年12月〜2021年2月)の取り組みが奏功し、248百万円の増益となった。一方、ホールセールの台数要因は、リテールへ商品を回したことで販売台数が減少したことから、300百万円の減益。ただし、単価要因では高市場価値車輌を優先する仕入れオペレーションへの見直しなどを継続したことが奏功し、車輌売上単価(1台当たりの売上高)及び平均粗利額(1台当たりの粗利額)が上昇したことから922百万円の増益となった。 (執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一) 《AS》
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バイク専門店チェーン。中古バイクの買取や販売の「バイク王」を全国展開。オークションや出張買取、海外販売も行う。広告宣伝費の積極投下などにより、23.11期通期は業績苦戦。24.11期は営業黒字転換計画。 記:2024/01/27