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リソル Research Memo(2):経営方針を体現「Sport & Do Resortリソルの森」

2021/7/19 15:02 FISCO
*15:02JST リソル Research Memo(2):経営方針を体現「Sport & Do Resortリソルの森」 ■会社概要 1. 会社概要と経営方針 リソルホールディングス<5261>は、運営と再生ビジネスという2つの事業領域を持ち、その中でホテル運営事業、ゴルフ運営事業、リソルの森事業(CCRC事業)、福利厚生事業、再生エネルギー事業、投資再生事業の6つの事業を重層的に展開している。同社はコーポレートスローガン「あなたのオフを、もっとスマイルに。」をすべての価値基準に、各事業を通じて顧客に「いきがい・絆・健康・くつろぎ」を提供し、たくさんのスマイルづくりを進めている。また、すべての事業を通じて、ESG経営にも即した「人にやさしい」「社会にやさしい」「地球にやさしい」の3つの「やさしい」を実現していくことを、リソルグループの長期方針としている。そして各事業がこうした長期方針に基づき、既成概念にとらわれない独自性のあるサービスに取り組んでいくことで、それぞれの業界で差別化を図っている。一方で、同社のビジネスは単に事業が集まっているだけでなく、グループシナジーによって創出した、高い利便性やより大きな満足といった付加価値を重層的に顧客に提供している。そして、それを体現しているのが体験型リゾート施設「Sport & Do Resortリソルの森」である。 「リソル」ブランドの浸透を図る 2. 沿革 同社の歴史は1931年創業と古く、1949年には東証1部に上場している。1988年にミサワリゾート株式会社へと商号を変更し、バブル崩壊後にホテルやゴルフ場の運営を本格化させたが、この頃が同社の実質的な創業期と言える。2005年に三井不動産<8801>と業務・資本提携を締結し、商号を「resort」と「solution」を組み合わせたリゾートソリューション株式会社に変更した。さらに2006年にはコナミ(株)(現コナミホールディングス<9766>)と業務・資本提携し、ホテルとゴルフ場の運営事業を強化・拡大するとともに、カード会員制やポイント制、福利厚生事業など新たな商品やサービス、事業を次々と開発、業容を拡大していった。2016年10月にはリゾートソリューションからリソルホールディングス株式会社へと商号を変更し、グループ全体を「リソル」ブランドで統一した。2020年4月に象徴的存在の「リソル生命の森」を体験型リゾート施設「Sport & Do Resortリソルの森」へと大規模リニューアルするなど、現在、「リソル」ブランドの浸透を進めているところである。ところが、リニューアルと同時にコロナ禍が拡大、その影響で同社はホテル運営事業を中心に非常に厳しい環境となった。しかし同社の長期方針に変わりはなく、施設運営を中心に巻き返そうと各種施策を講じているところで、ワクチン普及に向けた動きもあって回復の芽も見えてきたようだ。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) 《AS》
関連銘柄 3件
5261 東証プライム
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時価総額 28,043百万円
ホテルとゴルフ場の経営が柱。福利厚生代行や再エネビジネスも。三井不動産およびコナミグループの持分法適用関連会社。リソルの森事業は業績順調。団体利用が増加。単価も上がる。ゴルフ会員権等の販売も堅調。 記:2024/06/12
8801 東証プライム
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時価総額 3,534,336百万円
大手総合デベロッパー。オフィスビル、商業施設等の賃貸が主力。連結子会社に三井不動産レジデンシャル、三井不動産リアルティ、東京ドームなど。データセンター事業の強化図る。27.3期純利益2700億円以上目標。 記:2024/08/30
9766 東証プライム
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時価総額 2,105,862百万円
モバイルゲーム、家庭用ゲーム等を手掛けるデジタルエンタテインメント事業が主力。スロットマシンやアミューズメントマシンの製造・販売等も行う。配当性向30%以上目処。パワフルプロ野球2024-2025を発売。 記:2024/08/12