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翻訳センター Research Memo(8):機械翻訳の活用が進捗し生産性が向上

2021/7/13 16:08 FISCO
*16:08JST 翻訳センター Research Memo(8):機械翻訳の活用が進捗し生産性が向上 ■中長期の成長戦略 翻訳センター<2483>は、中期経営計画の基本戦略として「ニューラル機械翻訳(NMT)に本格的に取り組む事業モデルへの転換」を実行してきた。NMT化を図る戦略のターニングポイントとなったのは、2017年10月に行われた機械翻訳エンジン開発会社であるみらい翻訳への資本参加(持分比率11.3%)である。2016年11月にGoogleが発表した翻訳ツールがNMTを採用したことで翻訳精度が格段に向上し、企業が保有する翻訳データを効果的に学習できるNMTが必要不可欠であると判断したことが資本参加の目的だった。現在同社は機械翻訳エンジン「Mirai Translator ®」の代理店として外販活動も行っている。 NMT及びポストエディット(略して「PE」。機械翻訳で翻訳した文章を校正し、人手翻訳に近づける作業)を翻訳工程に取り入れ、主要4分野で作業時間の短縮を図る取り組みを開始してから4年間が経過し、成果は売上総利益率の向上という形で明らかになっている。先行導入した特許分野を筆頭にいずれの分野でも利益率が向上した。価格競争において一部の改善効果は顧客への値引きに割かれるものの、これは大きな成果と言えるだろう。同社ではまだ全ての案件でNMTを活用できているわけではないため、今後も継続して売上総利益率の向上が期待できる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) 《EY》
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翻訳サービス大手。特許・医薬分野に強み。機械翻訳の活用を推進。通訳、派遣も。配当性向は35%目標。特許分野は売上増。特許事務所などからの受注が伸びる。金融・法務分野も売上堅調。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/04/07