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ロジネットジャパン:上期の期初計画を上振れ、事業エリア拡大効果も

2020/12/22 16:14 FISCO
*16:14JST ロジネットジャパン:上期の期初計画を上振れ、事業エリア拡大効果も (1)事業内容 ロジネットジャパン<9027>は、北海道を基盤とする札幌通運と関東を基盤とする中央通運の経営統合により2005年10月に設立された総合物流企業。2012年には関西を基盤とするロジネットジャパン西日本を傘下に収め、さらに2018年10月に同社100%出資のロジネットジャパン東日本を設立、2019年4月にはグループ全体の大規模な組織改編を実施、2020年2月には同社100%出資のロジネットジャパン九州を設立し、全国を網羅する総合物流企業へ成長。北海道発の企業として、日本全国を結ぶ強固な自社物流ネットワークを構築している。 (2)業績及び見通し 上期の期初計画では、それぞれ営業収益が275億円、営業利益は13.0億円、経常利益は13.5億円、純利益は8.40億円としていた。これに対して、2021年3月期上半期の連結業績は、営業収益が309.75億円、営業利益は15.19億円、経常利益は15.04億円、四半期純利益が9.99億円で着地。前年同期比では減収減益となるも、コロナ禍の影響により会社予想を開示しない、または業績予想の修正となる企業も多い中、期初計画からは上振れとなっている。 (セグメント別の状況) 北海道地区においては、コロナ禍で観光事業は大幅減収、トラック輸送も低調に推移したことにより、営業収益は前年同期比5.7%減の101.58億円、 セグメント損益は同19.8%減の4.59億円となった。東日本地区においては、コロナ禍の中で「巣籠り消費」関連のBtoCの輸送需要は堅調に伸びたものの、BtoB輸送は取扱い数量が落ち込み、営業収益は同6.1%減の144.92億円、セグメント損益は同14.5%減の7.29億円となった。また、西日本地区においては、数量が後半に回復、中四国・北陸での取扱増加もあり、営業収益は同0.9%増の59.84億円と増収を確保したが、セグメント損益は前半の急激な取扱数量減少により、同19.1%減の2.63億円となった。 (通期見通し) なお、2021年3月期の通期見通しについては、新型コロナウイルス感染の再拡大により、下半期においても、取扱い数量の増減が不透明であることから、営業収益は前期比7.0%減の610億円、営業利益は同17.6%減の27.50億円、当期純利益は同18.2%減の17.40億円との期初の計画を据え置いている。 《HH》
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物流グループ会社。BtoBの大量・長距離輸送からBtoCの小口の宅配業務まで対応する。特殊輸送サービスも行う。幹線輸送に強みを持つ。今期3Q累計は大手取引先の取扱数量増加や価格改定が寄与も、人件費が重し。 記:2024/02/08