マーケット
5/17 15:15
38,787.38
-132.88
40,003.59
+134.21
暗号資産
FISCO BTC Index
5/20 8:03:49
10,345,419
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

今週のマーケット展望「閑散も底堅く新興市場は賑わう」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)

2020/8/11 10:19 FISCO
*10:19JST 今週のマーケット展望「閑散も底堅く新興市場は賑わう」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ) 皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。 梅雨明けからの暑さが厳しいですね!夏休み中の方、ゆっくりできていますか?今年はお家で過ごしている方も多いのではないでしょうか。そんななか、今週は新興市場の4~6月間の決算発表がピークを迎えます。 さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、8月11日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。 まず広木さんは、『三連休明けの今週は夏休みをとる投資家も多く、商いも閑散となり動意に欠ける展開がメインシナリオとして想定される。狭いレンジ内のもみ合いに終始するだろう』と言及。 ただ、『例年なら「夏枯れ」となるが、しかし今年は少し状況が異なるかもしれない』と指摘しています。『新型コロナで帰省や旅行にいきたくてもいけない人がかなりいるのではないか』として、『在宅勤務が定着して個人投資家の売買が増えたのと同じように、今年の夏休みは「巣ごもり」で個人の商いが増える可能性がある』と予想。『案外、活況になるかもしれない』と見解を述べています。 さらに『その意味では新興市場に注目だ。主要企業の決算発表は佳境を過ぎたが、新興市場は今週がヤマ場だ』と伝えています。 『11日にワークマン<7564>、12 日に日本マクドナルドHD<2702>、フリー<4478>、13日にラクス<3923>、JMDC<4483>、そーせいグループ<4565>、メドピア<6095>、14日にChatwork<4448>、メドレー<4480>などの決算発表がある』と伝え、『好決算で急伸したメルカリ<4385>が18年6月のIPO初値5,000円を奪回したことも個人投資家のセンチメント改善につながり新興市場銘柄物色が盛り上がりやすい』と分析しています。 また、『主要企業の決算発表は佳境を過ぎたと述べたが、今週は11日にソフトバンクグループ<9984)、楽天<4755>、GMOインターネット<9449>、NTT<9432>、13日に富士フイルムHD<4901>、電通グループ<4324>、三菱商事<8058>などの決算発表が控えており、まだまだ目が離せない』としています。 さらに、『今回の4-6月期決算は「想定以上に悪かった」と受け止められている感があるのは、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、 SUMCO<3436>など期待の高かった半導体関連銘柄がネガティブ・サプライズとなった印象が強いからだろう』とした上で、『しかし、この4-6月期決算はもともと大幅減益は避けらないと事前に思われていたから、想定通りだろう』と広木さんはみています。 続けて、『日経新聞に掲載される決算集計(決算ダッシュボード)を見ると、3日時点で純利益が前年同期比78%減だったのが7日時点では68%減まで10%も改善している』ことを挙げ、『決算発表が進むにつれ、意外に健闘する企業が出てきているということだ。今週発表の主要企業の顔ぶれを見ると、さらに減益率が改善する期待も持てる』と解説しています。 一方で、『トランプ米大統領は8日、失業給付の上乗せなどを盛り込んだ追加の新型コロナウイルス対策を、大統領令で急きょ発動した。週明けの市場はこれを好感しているようだ』と伝えています。 『アジア市場の主要市場は香港を除き上昇しているし、ダウ・ミニ先物も100ドル程度高い(10日午後4時現在)』として、『野党・民主党は憲法違反だと反発しているが法廷闘争に進展する可能性は低いだろう。 秋には大統領選だけでなく議会選もある。ここで民衆の反感を買うような行動に出るのは得策でないことは誰でもわかる。大統領にもとづく給付が行われるか定かではないが、これが与野党が歩み寄るきっかけにはなるだろう。市場はそれを好感しているのだろう』と考察しています。 そして、『冒頭に戻ると、夏休みで市場は閑散というのがメインシナリオだ。しかし、同時に「閑散に売りなし」でもある』と広木さん。『日経平均は一目均衡表の雲の上限に沿って底堅く推移するだろう』と予想しています。 最後に、『今週の予想レンジは2万2200円~2万2600円』としています。 参考にしてみてくださいね。 山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。 フィスコマーケットレポーター 山崎みほ 《HH》
関連銘柄 18件
6,650
5/17 15:00
-60(-0.89%)
時価総額 884,184百万円
国内最大のハンバーガーチェーン。外食でも上位。米マクドナルドのライセンス下で国内マクドナルドを展開。夜メニューや新商品開発を推進。デジタルやデリバリーの活用で利便性向上。業容好調で23.12期は増収増益。 記:2024/02/29
3436 東証プライム
2,475
5/17 15:00
-36(-1.43%)
時価総額 866,683百万円
半導体用シリコンウエハで世界2位。最先端ロジック半導体向けに強み。23.12期は顧客の在庫調整が痛手に。24.12期はAI需要を追い風に半導体需要が上向く見通し。だがウエハの需要回復は年後半になる見込み。 記:2024/04/04
3923 東証プライム
1,810
5/17 15:00
-51(-2.74%)
時価総額 328,001百万円
経費精算クラウド「楽楽清算」や明細発行のソフトウェアを手掛けるBtoB・SaaS企業。中堅中小企業向けのバックオフィス業務効率化クラウドを展開。IT人材派遣も事業領域。業容好調で3Q累計は増収・利益急伸。 記:2024/03/28
4324 東証プライム
4,143
5/17 15:00
-187(-4.32%)
時価総額 1,194,883百万円
国内最大の広告代理店。メディア確保力や広告企画力、コンサルティングなどに強み。配当性向は35%目標。日本はCT&T領域が引き続き好調。米州はM&Aや円安効果などで収益堅調。23.12期通期は増収。 記:2024/02/25
4385 東証プライム
1,880
5/17 15:00
+8(0.43%)
時価総額 302,437百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
4448 東証グロース
395
5/17 15:00
-15(-3.66%)
時価総額 15,698百万円
ビジネスチャットツールを開発・提供。中小企業向けに強み。セキュリティソフトも。24.12期は高成長と利益創出を目指す。中計では26.12期に売上高150億円が目標。今年7月に「kubell」に社名変更へ。 記:2024/03/11
4478 東証グロース
2,866
5/17 15:00
-2(-0.07%)
時価総額 163,009百万円
中小企業向けにクラウド会計・人事労務ソフトを提供。販売管理ソフトや電子契約サービスも。オンラインマーケティング中心に広告投資実施。有料課金ユーザー企業数は45万8196件と増加。24.6期1Qは2桁増収。 記:2024/01/27
4480 東証プライム
3,590
5/17 15:00
-100(-2.71%)
時価総額 117,235百万円
医療・介護領域に特化の人材紹介サービスを展開。遠隔診療システムや電子カルテも。人材プラットフォーム事業は好調。顧客事業所数は32.6万件と2桁増。営業外収益は増加。23.12期3Q累計は大幅増収増益。 記:2024/01/27
4483 東証プライム
2,851
5/17 15:00
-93.5(-3.18%)
時価総額 173,632百万円
匿名加工化された疫学データを製薬会社や保険会社などに提供。遠隔画像診断サービスも。オムロンの連結子会社。ヘルスビッグデータは堅調。取引先健康保険組合数などが増加。24.3期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/02/04
4565 東証プライム
1,468
5/17 15:00
-52(-3.42%)
時価総額 120,263百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。契約一時金及びマイルストン収入は伸び悩む。23.12期通期は医薬品販売が増収。M&A効果等が寄与。 記:2024/02/13
3,414
5/17 15:00
±0(0%)
時価総額 4,246,596百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
6095 東証プライム
616
5/17 15:00
-5(-0.81%)
時価総額 13,319百万円
医師や製薬会社、薬局向けのプラットフォームの運営を通じて、リサーチや人材サービス等のサービスを提供。薬局予約サービス「やくばと」中心に戦略的投資継続。24.9期1Qは増収増益。売上、利益ともに進捗順調。 記:2024/03/31
6857 東証プライム
5,540
5/17 15:00
+23(0.42%)
時価総額 4,244,576百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
43,170
5/17 15:00
+400(0.94%)
時価総額 4,070,327百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
7564 東証スタンダード
3,910
5/17 15:00
+15(0.39%)
時価総額 320,022百万円
建設現場・工場向けワークウェアや作業用品の大手専門店。女性向けや子供服、シューズ、雨具等も。1006店舗展開。27店舗の新規出店実施。PB商品の売上比率は上昇。新規出店効果等で24.3期3Qは増収。 記:2024/04/08
8058 東証プライム
3,372
5/17 15:00
-4(-0.12%)
時価総額 14,541,689百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24
9432 東証プライム
151.8
5/17 15:00
-2.2(-1.43%)
時価総額 13,745,538百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
2,683
5/17 15:00
-37.5(-1.38%)
時価総額 297,019百万円
GMOグループの中核会社。インターネットインフラやネット広告、WEBメディア、暗号資産、金融等のサービスを提供する。23年12月期はインフラと金融が伸長した一方、暗号資産やインキュベーションが足踏み。 記:2024/04/05