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TKP Research Memo(8):日本及び台湾リージャス連結化に伴い2020年2月期業績予想を増額修正(2回目)

2019/11/11 15:18 FISCO
*15:18JST TKP Research Memo(8):日本及び台湾リージャス連結化に伴い2020年2月期業績予想を増額修正(2回目) ■ティーケーピー<3479>の業績見通し 日本及び台湾リージャス連結化による影響を踏まえ、2019年8月16日に2020年2月期の業績予想を増額修正した(2019年6月26日に続き2回目の増額修正)。修正後の売上高を前期比58.2%増の56,206百万円、営業利益を同77.4%増の7,607万円、経常利益を同45.9%増の5,913百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同51.2%増の2,863百万円と大幅な増収増益を見込んでいる。 売上高は、引き続き高グレード会議室を軸とした出店やホテル事業の拡大による業績の底上げ(オーガニック成長)に加えて、日本リージャスの連結化(9ヶ月分の上乗せ)のほか、台湾リージャスの連結開始(2019年12月1日からの予定)などが増収に大きく寄与する見通しである。 一方、利益面でも、M&Aに伴う一時費用(第1四半期に計上済み)に加え、のれん償却費が新たな負担になるものの、増収効果や高付加価値化による収益性の改善のほか、日本及び台湾リージャス連結化及びシナジー創出により大幅な増益を実現し、営業利益率も13.5%(前期は12.1%)に上昇する想定となっている。 弊社では、同社の業績動向には下期偏重の傾向※があることに加え、日本及び台湾リージャスのそれぞれの業績の伸びを勘案すれば、同社の業績予想は十分に達成可能な水準であると評価している。注目すべきは、PMI(買収後の統合プロセス)やシナジー創出(共同仕入れや相互送客の効果など)が今後の業績にどのような貢献をしてくるのか、その具体的な進捗状況と言える。 ※従来、閑散期とされてきた第4四半期については、受験会場としての需要が大きく伸びてきたことから、ここ数年は、繁忙期の第1四半期と肩を並べるほどの高い業績水準となっており、この傾向はますます強くなっているようだ。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫) 《YM》
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