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テクマトリックス---2Qは2ケタ増収増益、各セグメントが好調に推移

2019/11/1 11:57 FISCO
*11:57JST テクマトリックス---2Qは2ケタ増収増益、各セグメントが好調に推移 テクマトリックス<3762>は10月31日、2020年3月期第2四半期(19年4-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比13.9%増の138.00億円、営業利益が同42.3%増の13.43億円、経常利益が同50.8%増の13.39億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同48.8%増の8.71億円となった。 情報基盤事業の売上高は前年同期比11.5%増の93.10億円、営業利益は同23.0%増の9.56億円となった。負荷分散装置は、サイバー攻撃対策としての「暗号化通信の可視化」や「WAF(Web Application Firewall)」といったセキュリティ関連機能による差別化が奏功し、受注は堅調だった。また、主力の次世代ファイアウォールや、フォレンジック製品、Webサイト脆弱性監査ツール、不正侵入防御アプライアンス、Webセキュリティ製品等の販売は官需・民需を含め好調となっている。加えて、新しい分野のセキュリティ対策製品等は受注実績を積み上げ、セキュリティに関連する運用・監視サービスの売上も堅調に推移した。ストレージ製品は、放送業界において地方局への横展開や、セカンダリストレージ製品の投入により需要喚起を図り、地方拠点においても官需・民需共に受注を伸ばしている。 アプリケーション・サービス事業の売上高は同19.2%増の44.89億円、営業利益は同131.8%増の3.87億円となった。医療分野では、連結子会社NOBORIが提供する医療情報クラウドサービス「NOBORI」の堅調な受注が継続している。また、放射線分野での病院向け読影サービス提供が伸びた。CRM分野では、FAQシステムの市場への投入、大手システム・インテグレーターやテレマーケティング・ベンダーとの業務提携、クラウド需要の拡大、知名度の向上と実績の拡大に伴い受注が堅調だった。ソフトウェア品質保証分野では、ソフトウェアテストツールの受注が堅調だった。ビジネスソリューション分野では、学術系公共機関向けのシステム開発案件が堅調だった。事業構造転換の進捗により、損益面は改善した。金融分野では、大型案件の受注に成功。連結子会社カサレアルでの教育事業においては、新しい教育プログラムの開発、パートナーの発掘などが奏功し、企業向けの新入社員研修や定期開催の技術研修等の受注が伸びた。受託開発事業の採算性も改善し、売上高と損益面で計画値を上回っている。 2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.4%増の268.00億円、営業利益が同1.7%増の24.60億円、経常利益が同4.6%増の24.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.8%増の16.00億円とする期初計画を据え置いている。 《SF》
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クラウド型セキュリティ対策製品の提供等を行う情報基盤事業が主力。アプリケーション・サービス事業、医療情報クラウドサービス等の医療システム事業も。情報基盤事業は好調。中計では27.3期売上高750億円目標。 記:2024/06/11